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ぱひなす日記(2月17日)物語摂取の話

こんばんは中島です。最近映画見たい欲がモリモリ湧いてきてレイトショーでパラサイト見たりハスラーズ見たり物語摂取を楽しんでます。映画は良いですよね…舞台も好きだけどいつもどこに焦点当てて見ていいのか分からずにきょろきょろしてしまい疲れてしまうので、「今見るべきところはここですよ!」ってのがはっきりしている映画は注意力散漫な人間にはありがたい。

今日は本当にとりとめのない日記になると思うのですが、今やってる朝ドラ「スカーレット」、最高じゃないですか??各キャラクターの配役も死角なしだし、人物の感情、人間関係描写が秀逸だし、嫌な人もいるけど結局皆どこかしら憎めないの最高だし…

朝ドラを好きになる条件を改めて考えると個人的に「隙がない」「ツッコミどころがない」かなと思っていて、それは堅苦しい、完璧すぎるとか、笑いがない、という意味ではなく、主に登場人物の行動で「いや、今までこんな優しかったこの人が、この場面で人をくさす様なこと言わんやろ」とか「ここでそんなおちゃらけ方する訳ないやろ」「今急にそんなことするぅ!?」って疑問に感じて話の筋と違うところで集中力が途切れる部分がないというか…あ、自分で何言ってるか分からなくなってきた!言語化難しい!

「隙がない」というのもストーリー展開に無駄も不足もなくてカッチリ決まっているというか、15分の中に山場も次への引きも持ってくる脚本家さんは本当にすごいなと時々思いつつ、大抵はただただ毎朝面白い物語を摂取する幸せを享受しているのである。面白いドラマをありがとう朝ドラを制作され演じられている皆さま…(本当に脚本家さんは一体どういう思考回路されて週6日分の話を書かれているのであろう…恐ろしや)

今までちゃんと通して見た中で好きな朝ドラは「ちりとてちん」「カーネーション」「スカーレット」である。(カーネーションは最後まで尾野真千子さんでやってほしかった気持ちがある)どうかスカーレットも最後までツッコミどころないまま素敵に締めくくられますように…!と願ってしまう。作る側の人間でもあるのに、摂取する側だと強欲になってしまうのよね…恐ろしい…(といいつつ今度はprime videoでアトミックブロンドを見るんだぜ…これだから映像による物語摂取はやめられねぇなぁ…)(ジャンキー)

津村記久子さんの「浮遊霊ブラジル」に出てきた「物語消費しすぎ地獄」に落とされそうだ…(そこまで本も映画も見てないけど)でも出てきた2人が楽しそうだったから「物語消費しすぎ地獄」、ちょっといいな。

とりとめないまま終わり!

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