永田洋一@屋久島在住

訳あって家族と屋久島に移住してみました。息子の成長と共に日々変化していく自然の美しさを…

永田洋一@屋久島在住

訳あって家族と屋久島に移住してみました。息子の成長と共に日々変化していく自然の美しさを表現してきます。高校中退後、大検を経て大学卒業。松守国語教育研究会事務局長。

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父としての喜び 息子との屋久島ハイキング体験

こんにちは,皆さん。永田洋一です。このブログでは,今回はハイキングの体験を御紹介します。私,父親として息子と2人で「屋久島のヤクスギランド」に行ってきました。 屋久島・安房(あんぼう)集落から15kmの広大な森にハイキングコースが設定されています。30分,50分,80分,150分,210分の5つのコースがあり,興味や体力に合わせて好きなコースを選ぶことができます。屋久島に住んではや5カ月目ですが,息子と一緒に行くのは初めてのことでした。 今回のガイドは私の不肖の息子(次男

    • 屋久島の海をきれいにする屋久島海まつり

      こんにちは!永田洋一です。屋久島海まつりって聞くと,何やらお祭り騒ぎを想像しちゃいますよね?でも実は,その名とはうらはらに,屋久島の海をきれいにする大イベントなんです。屋久島海まつりは,町の観光協会主催で,海岸の清掃にみんなで取り組みます。 屋久島の砂浜や港をぴかぴかにするのが目標。 そこで僕らは楠川の海岸で大作戦を決行!町内全体で海岸清掃に取り組むわけです。場所は屋久島町の各港。永田,吉田,一湊,宮之浦……たくさんありますよ! それぞれが軍手や掃除道具を持参して,参加し

      • 屋久島の夢と感動!居酒屋甲子園とコラボした講演会の舞台裏を大公開

        皆さん、こんにちは!永田洋一 です。今回は、屋久島町PTA連絡協議会主催の講演会「僕たちのシゴトの舞台裏」に参加した感動をシェアしたいと思います。この講演会は、全国で活躍する居酒屋甲子園×20000 粒の瞳メンバーによるもので、屋久島町の子供たちや保護者たちに夢や目標に向かって働く楽しさや、カッコいいキラキラした大人の姿を伝える素晴らしいイベントでした。 めちゃめちゃ豪華な講師陣株式会社イタリアンイノベーションクッチーナ取締役社長の青木秀一(あおきひでかず)さん。栃木県のご

        • 子どもたちの歌声が響く、屋久島の1月7日の祝祭

          1. 楠川の鬼火焚き こんにちは,永田洋一です。 屋久島では,1月7日に特別な行事が繰り広げられます。ここ楠川地域でも伝統行事「鬼火焚き」が行われ,地域の方々一堂に集まります。この記事では,屋久島の風物詩である「楠川の鬼火焚き」に焦点を当て,その魅力をご紹介します。 楠川の鬼火焚きは特徴があります。竹の先に鬼の顔を描いた凧のようなものを付けます。その鬼の絵を目掛けて子どもたちが一心不乱に石を投げつけるんです。 2. 鬼火焚きの舞台裏 - 子どもたちが彩る鬼の絵と竹切りの作

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          妥協せぬ美学~ゴッタン奏者「南部式」のライブから~

          御無沙汰してます。みなさん!永田洋一です。 信頼できる上司,t坊と一緒に「南部式」のライブに行ってきました。その感動をシェアしたくて,今回はその素晴らしい体験についてお話しします。 「南部式」とは,ゴッタン奏者の寺原仁太(てらばるじんた)さんと和太鼓奏者タカロッティさんによるプロジェクトチームで,鹿児島県姶良市の旧山田村で活動しているグループです。2020年8月23日には1stアルバム『日本のうた』をリリースしており,その独自の音楽性が私たちを圧倒しました。 仁太さんの演

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          多かれ少なかれ,後悔という感情は

          こんにちは、永田洋一です。今日は少し哲学的な話題に触れてみたいと思います。 「後悔先に立たず」とか,「覆水盆に返らず」という言葉があります。 それぞれに語源があり,深い意味もあるのでしょうが,何となく「後で悔やんでも仕方ないので,今熟慮してしっかりがんばろう」という解釈をしているところです。 それにしても人生,後悔することばかり起きます。先日,映画を見に行こうと30分で着く道のりを1時間も前に家を出ました。しばらく進むと何と事故です。車が長い列をなし,もう1mmも前に

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          桜島フェリー「チェリークイーン」との惜別と感謝。そして希望の航路へ!

          こんにちは、皆さん。永田洋一です。 今回は特別な思い出と感謝の気持ちについてお話ししたいと思います。 1995年1月、桜島フェリーとして「第十五櫻島丸」が就航しました。この船は定員731人で、1・2階が車両甲板、3階は客席、4階が展望デッキとなっており、よりみちクルーズや納涼船、船上結婚式などでも大活躍しました。金色の王冠や黒い煙突が目を引くデザインは、多くの人々に愛されました。 この船のもう一つの素敵な愛称は「チェリークイーン」。しかし、桜島フェリーの減船に伴い、約28

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          神秘の祭りとロックンロールが奇跡の邂逅!屋久島の夏祭りでがたやん&T坊が大奮闘?!

          こんにちは,みなさん!永田洋一です。今日は,鹿児島県の屋久島で行われる特別なお祭り,「御神山(ごしんざん)祭り」についてお話ししようと思います。 「御神山祭り」とは,山の神に感謝し,里の人々の平和を祈る,神聖な儀式が行われるお祭りです。屋久島の山岳信仰に基づく伝統と文化の継承を大切にし,毎年夏に開催されている素晴らしいイベントなんです。 まずはじめに,白い装束に身を包んだ若者たちが,美しい白谷雲水峡の益救(やく)雲水で「お水取り」の神事を行います。このお水は大切に里に持ち

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          人と会いたい気持ちが広がる,盆踊りの効果と魅力。心地よい交流と楽しみ方をご紹介!

          みなさんこんにちは。永田洋一です。これまで赴任してきた土地を振り返ると,この時期「盆踊り」的な行事が必ず行われていたなあと思います。さて,盆踊りのルーツとは一体何か、そしてぼくが異動で訪れた地域ごとの独自の盆踊りの魅力について考えてみたいと思います。 盆踊りの起源と魅力 盆踊りのルーツは、平安時代に始まった念仏踊りにあると言われています。当時、庶民にも仏教を広めるため、念仏を踊りながら唱える儀式が行われていました。この儀式がお盆に帰ってきたご先祖様と精霊を慰めるための霊鎮

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          「五厘刈り」の背後にある自己決定 神村学園野球部の挑戦

          神村学園の20人全員が一斉に「五厘刈り」に挑戦。 こんにちは,皆さん。永田洋一です。今日は,神村学園野球部のメンバーが自己決定した「五厘刈り」の髪型について考えてみたいと思います。 その背後にあるのは,みんなで相談し合って決めた髪型で,「気合を見せるために,みんなで決めてやりました」という意気込みです。こうした集団での決断は,何か特別な力を感じさせますよね。 髪型には,歴史的背景が重なっています。1871年の「散髪脱刀令」によって,政府が髷を結う必要がないと認めたことが

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          小学校の被害状況とともに、ひまわりと稲の姿がもたらすもの。被害の中で見つけた事,お話しします。

          こんにちは。永田洋一です。台風6号,小学校を通り過ぎていきました。皆様方におかれましては被害はありませんでしょうか。 猛烈な風と雨。爆発音のような音が窓に叩き付けられていました。 一夜明けて・・・・・・。校舎と校舎の間に植えていた40本以上のひまわり。全て南側に倒れてなんとも無残な姿。 裏の農園も・・・・・・。収穫は無理かなあ。と思うほどの被害。 桜やせんだんの枝,これは折れやすいんでしょう。とにかく,一箇所に集めてみる。まだ,折れた枝が落下してくるかもしれないので8月

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          イーロン・マスクやジェフ・ベゾスから校長補佐としての役割を見出せるか?

          こんにちは、永田洋一です。今回の記事では、世界の著名な経営者の経営理念から,校長補佐として何を見出せるか考察してみたいと思います。 イーロン・マスク「地球規模で人々を幸せにすること」 イーロン・マスクは、スペースXやテスラなどのプロジェクトを通じて、人々の幸福と未来にポジティブなインパクトをもたらすことを目指しています。彼は持続可能なエネルギーとテクノロジーの革新を通じて、地球の環境問題やエネルギー問題に取り組んでいます。 ジェフ・ベゾス「地球上で最もお客様を大切にする企

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          「敵は2分でできるけど、味方をつくるのは3カ月かかる」

          こんにちは、皆さん。永田洋一です。 作家として高名な林真理子さんが、令和4年7月1日に日本大学の理事長に就任され一年が経とうとしています。彼女は「学生ファースト」というシンプルな原則に基づきながら、大学の信頼回復に向けて熱心に尽力して来られました。 林真理子さんはあるインタビューで、「敵は2分でできるけど、味方をつくるのは3カ月かかる」と述べ、信頼関係を築くには時間が掛かることを示唆しています。 一方で、対立からは新たなアイデアや成長の機会が生まれるという側面も存在します

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          工藤校長の教育改革を間違っていたと判断できるだけの時間を過ごしていない。

          こんにちは、永田洋一です。今回の記事では、工藤校長の提案してきた教育改革について、私の視点から考察してみたいと思います。批判的な声もあるかと思いますが、私はその背後にある意図や重要性に光を当ててみたいと思います。 教育の持続可能性と自律した学びの重要性に関しては、多くの人々が共感的に捉えていると思います。都市部の公立中学における現状を考えると、中学受験に成功しなかった生徒たちが公立中学に進学し、特に都心の学校でその傾向が顕著であることが指摘されています。これに対して、工藤校

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