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初心者が半年間Apple Watchを使ってみた

これまでは腕時計をしないタイプの人間だった私ですが、半年ほど前にふと思い立ってApple Watchを買いました。

買ったのはApple Watch SEという、シリーズの中では廉価で手を出しやすいタイプのものです。

廉価とはいえそれなりの値段がするもので、何も考えず勢いで買ったわけではないので、その目的と実際使ってみての感想をここに記します。
スマートウォッチを使ったことはないが購入を検討している、という方には何らかの参考になるかもしれないので、ご一読いただけると幸いです。
(でもあまり期待はしないでくださいね。)

購入の目的

Apple Watchを購入した目的は大きく3つあります。

1)ヘルスケア関連の情報取得
私も40歳を過ぎて健康が気になる年代に差しかかりましたので、Apple Watchでさまざまなヘルスケア関連の情報を取得できると聞いて興味を持ちました。
わざわざ病院に行って測るのは面倒ですが、腕時計なら日頃身に付けているだけでよいので、手間もかからないですよね。

2)マスクをしていてもiPhoneをロック解除できる
冬は乾燥対策、春は花粉対策で、年の半分くらいはマスクをする生活をしています。
マスクをしているとiPhoneの顔認識が反応しないので、都度ロックの解除(PIN入力)が必要になるのですが、これがなかなか面倒なんですよね。
ところが、Apple Watchをしていると顔認識がなくてもロックの解除が行えるとのことで、それなら便利になるのでは?と思った次第です。

3)モバイルSuicaを腕時計に内蔵できる
私は日常の買い物の決済をほとんどモバイルSuicaで済ませています。
PayPayなどと比べても、画面を開く手間なく、iPhoneをかざすだけでよいから楽、というのが理由です。
それだけでもじゅうぶん便利なのですが、Apple WatchにモバイルSuicaの機能を内蔵させるとポケットからiPhoneを取り出すことすらしなくてよくなるので、より快適な生活を求めてトライすることにしました。

使ってみての感想

そのような目的で購入したApple Watchですが、実際に半年ほど使ってみての感想は以下の通りです。

1)ヘルスケア関連の情報取得
⇒心拍数や睡眠スコアなど、専用の機器を使わないと取得できない情報を取得できるのは確かに便利です。
ただ、取得したのはいいものの、それをどう使えばいいのか?が結構難しいですね。
持病があって数値を気にしなければならないとか、そういうケースの方が使う意義が高いと思います。
健康的に過ごせている人からすると、データを蓄積することで何らかの異常値が発生した時にすぐわかる、という利点はありますが、それは突発的なものなので日頃の生活ではなかなか効果を実感しにくいですね。

2)マスクをしていてもiPhoneをロック解除できる
⇒現在も花粉の時期が続いているのでマスク生活ですが、これは便利さを実感します。
ストレスフリーな生活を目指すiPhoneユーザーの方には是非試してほしいです。

3)モバイルSuicaを腕時計に内蔵できる
⇒こちらは思ったよりも使い勝手が悪かったです。
というのも、Suicaを読み取る端末の場所によっては腕をかざしにくいことがわかったからです。
距離が遠かったり、あとは角度が難しかったりとか。
iPhoneをかざす方がそのあたりに対応しやすいということがわかり、今はもう腕時計への内蔵機能はオフにしています。


というわけで、3つの目的に対して○(2)、△(1)、✕(3)、という結果でした。
○についてもマスクの時期だけ(年の半分)、という注釈がつくので、△に近いかもしれません。
とはいえ、これはあくまで私にとって結果ですので、使用目的によっては○がたくさんつく方もいらっしゃるでしょう。
なぜスマートウォッチが必要なのか?をよく吟味したうえで、必要だと思えれば買う、がよいです。
買ってみないとわからないことも多いですからね。

ご参考になれば幸いです。


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