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欅の遺伝子

先日行われた「小林由依 卒業コンサート」ですが、「関係者席に欅坂1期生(OB)が多数いた」との目撃情報がSNS上に上がりました。
代々木第一体育館は関係者席がまる見えなので、近くにいたファンにはよく見えたようです。

最初は目撃情報だけだったのですが、関係者であるゆっかーのインスタ、つっちーのラジオ、佐藤しーちゃんのXでそれを肯定するような発信があり、どうやら事実だったということがわかりました。
(2/9追記:ハライチ澤部さんからもラジオで言及あり。てち(平手)の呼びかけによるものだったとのこと!)

私が驚いたのは、そのOBたちの中に、最近はグループと疎遠になっていたメンバーが多数いたことです。
これまでも欅坂(櫻坂)1期生の卒業コンサートは何回かありましたが、今回のように話題になることはありませんでした。
(来ていたがファンには知られなかっただけ、という可能性もありますが。)
それだけに、このニュースを聞いた時の衝撃が大きかったです。

欅坂時代に卒業したOBには、ネガティブな形でグループを去らなければならなかったメンバーもいました。
詳細についてはここでは触れませんが、私自身も当時は複雑な感情を抱いていましたし、「もうグループには関わらないでほしい」と思ったメンバーもいたほどです。
しかし、そんな感情も時間が経つと薄らいでいきました。
アイドルでいること、特に当時の欅坂のメンバーとして活動することは本当に大変だったんだろうと今になってわかることもあります。
当時の彼女たちは十代後半とか二十代前半とかで、まだ未熟な部分もあったはずです。
そんな彼女たちがグループを離れた後もそれぞれの道を歩んでいる姿を見ると、元気にやってるかな、健やかに過ごしてくれればそれでいい、と親心のような気持ちになりました。

今回も、あくまで関係者席で見ていただけですし、欅坂OBとして表立ったアクションが何かしらあったわけでもありません。
ただ、皆がこうして集まって、旧交を温める機会があったということを知れただけでも、私は非常に嬉しいのです。

彼女たちが今の櫻坂を見てどんな感情を持ったかはわかりませんが、間違いなく言えるのは
「そこにはあなたたちが残してくれた欅の遺伝子が今も生き続けているし、これからも受け継がれていく」
ということです。

ありがとう、欅坂1期生たち。

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