マガジンのカバー画像

読書記録

4
運営しているクリエイター

記事一覧

【読書記録】横浜フリューゲルスはなぜ消滅しなければならなかったのか(田崎健太)

【読書記録】横浜フリューゲルスはなぜ消滅しなければならなかったのか(田崎健太)

横浜フリューゲルス最後の試合は1999年1月1日、今から25年以上前になります。
20代以下だとクラブの存在すら知らない方も多いのではないでしょうか。
私は1993年のJリーグ開幕時に10歳だったので、横浜フリューゲルスの存在は知っています。
ただ、まだ本格的にサッカーを見始める前だったので、どういうサッカーをするかとか、どういうクラブなのかというのはよくわかっていませんでした。
国内外の代表選手

もっとみる
【読書記録】世界一流エンジニアの思考法(牛尾剛)

【読書記録】世界一流エンジニアの思考法(牛尾剛)

Kindleのセールを定期的にチェックしているのですが、その中で目についた本がありましたのでポチッと購入して読んでみました。

著者がエンジニアなのでわかりづらい専門用語もたくさん出てくるのですが、そこは本筋ではないので理解せずとも読み進めることは可能です。
主に日本とアメリカにおける、働き方への考え方の違いにフォーカスを当てた内容となっています。

その中で気になったトピックをいくつかご紹介しま

もっとみる
【読書記録】GIFTED(小野伸二)

【読書記録】GIFTED(小野伸二)

2023年のシーズンをもって引退した小野伸二が、自分が感じてきたことを形に残したい、という思いから出版したのがこちらの本です。

「GIFTED」は直訳すると「天才」。
天才と評されることの多かった小野が「果たして自分は天才だったのか?」と問いかけるところからこの本は始まり、そのルーツを幼少期から紐解いていく構成となっています。

(以下、ネタバレを含みますので、これからこの本を読まれる方はご注意

もっとみる
【読書記録】踏み出す一歩 そして僕は夢を追いかけた (倉野信次)

【読書記録】踏み出す一歩 そして僕は夢を追いかけた (倉野信次)

福岡に住んでいると自然とホークスの情報が入ってくるのですが(試合結果や順位表など)、熱心なファンではないのでコーチの名前までは把握しておりませんでした。
そんな中、来季に向けた新体制の中に倉野さんという名前があり、アメリカで勉強して帰ってきたとのことでどんな人なのか興味を持ったところ、ちょうど書店に倉野さんの著書が並んでいたので読んでみました。

危機感と実践主義倉野さんは元々、ホークスで長年に渡

もっとみる