上野かんじ

広島県議会議員(広島市安芸区)/41歳一児の父/なぎさ中高/明治大学/英エディンバラ大…

上野かんじ

広島県議会議員(広島市安芸区)/41歳一児の父/なぎさ中高/明治大学/英エディンバラ大院/(介護)生活相談員/復興庁宮城復興局/JICA青年海外協力隊(ドミニカ)/パイオニア㈱/実家はお寺(副住職)/趣味はドラムと温泉

最近の記事

第13弾は、クリスチャン・マスビアウ著の「センスメイキング」を紹介します。

およそ1年半ぶりの投稿です💦 ちょっと、時間が経ちすぎたかもm(__)m その間、選挙があったり、議員になって”てんやわんや”の日々を過ごしていたので、余裕がなかったのかもしれない。。。 ようやく議員として1年が経過し、少し落ち着ける環境になってきたので、note再開です!! 基本、連休中に本を読むので、連休終わりごとに発信するって決めた方がいいかも♪ noteは気長にやっていますので、マイペースでこれからも発信します。 さて、本題です。僕は、この本が読みたいと明確な探し物

    • 『第12弾』は、小室直樹著の「日本人のための宗教原論」を紹介します。

      国論を二分した国葬が執り行われ、政治と特定の宗教の問題が取り上げられる昨今、今一度宗教とは何かと考えるために本著を読みました。 ユヴァル・ノア・ハラリが「ホモサピエンス」という著書で紹介していたように、なぜ私たち(ホモサピエンス)は、自然界の中で絶滅することなく生存を続けているのか? それは以下の3つが要因であると指摘しています。 どれも形を持たない抽象的なもの。 その中で、宗教は、お互いに共通の価値観を持つために生まれたと言われています。ネアンデルタール人に比べ、力もな

      • 『第11弾』は、山本七平著の「空気の研究」を紹介します。

        好きな本ベスト5に入る本です。お盆休み中に再度読み返してみました。 コロナ禍の現在、日本は同調圧力が強いという言葉をテレビのコメンテーターなどが言っているのをよく聞きます。この同調圧力というものが、山本七平が言う「空気」なんです。 先月起きた安倍元総理銃撃事件後の選挙運動の中止など、是・非、関わらず、いわゆる山本七平が言う「空気」なるものを私は感じていました。 日本独特のこの「空気」について研究した本、読んだのは、10年くらい前になります。本当に驚かされた本です。 “「空

        • 『第10弾』は、永野健二著の「バブル 日本迷走の原点」を紹介します。

          昨今、急速な円安が私たちの生活に影響を及ぼしています。 原油や食料の大半を輸入する我が国にとっては、国民生活に多大な影響を与えることは必至。 今の円の価値はプラザ合意直後の価値に戻りつつあると言えます。日本の円の価値は30年前に戻ってしまったという声も聴きます。(国力も?) そんな時代はどういった時代だったのかを考察してみたいと思います。 日本はプラザ合意後ほどなくしてバブルが崩壊して、失われた20年、いや30年と言われるデフレ時代に陥りました。 私は、いわゆるロスジェネ(

        第13弾は、クリスチャン・マスビアウ著の「センスメイキング」を紹介します。

          『第9弾』は、水野敬也著の「バッドラック」を紹介します。

          前回の更新が昨年の9月・・・。 昨年の衆議院議員総選挙前から慌ただしくなり、選挙後も後片付けや挨拶回りなどで忙殺され、落ち着いたのがこの3月。ようやく少し本を手に取る時間ができました。そんな中、私が選んだ本は昔読んだことがある水野敬也著の「バッドラック」。 落選後はメンタル的にかなりしんどいので、こういう時は「バッドラック」を読みたいなと思って、読み直しました。 著者の水野敬也氏は、ウケる技術や動物の写真を使った『人生はワンチャンス!』や『人生はニャンとかなる!』(これら

          『第9弾』は、水野敬也著の「バッドラック」を紹介します。

          『第8弾』は、斉藤淳著の「自民党長期政権の政治経済学」を紹介。

          現在、自民党総裁選の真っ只中ということもあり、改めて自民党という組織を知るという意味で紹介。著者の斉藤淳氏は、元民主党の衆議院議員を1期務めた人だ。しかし、この本が書かれたのは政治を引退したあとで、純粋に学術書として、第54回日経・経済図書文化賞も受賞している。興味を持ったので読んでみた。(時折、コラムで政治家体験も書いてあり面白かった。) 著者は、主に55年体制の自民党政治は利益誘導政治だったとし、利益政治に基づく集票組織を築いていったと主張する。しかし、高速道路や新幹線

          『第8弾』は、斉藤淳著の「自民党長期政権の政治経済学」を紹介。

          『第7弾』、ブルデュー著の「ディスタンクシオン」を読んだ。

          しばらく投稿が空いてしまいました。。。しかし、継続します。お盆休みに読んだブルデュー著の「ディスタンクシオン」を紹介します。 私の好きなテレビ番組で、“100分de名著”という番組があります。 この番組は、名著を全4回の25分で解説しながら読み解いてくれるので、読書スピードが致命的に遅い!私にとっては、気軽に名著の内容をかいつまめる大変有難い番組です。 しかも録画して1.5倍速で観るので、実質66分ほどで名著を読んだ気になります(笑) 毎回観ているのですが、「お、これは?

          『第7弾』、ブルデュー著の「ディスタンクシオン」を読んだ。

          『第6弾』読売新聞政治部著の「喧嘩の流儀 菅義偉、知られざる履歴書」を読んだ

          第6弾は、党首討論もあったことですし、敵を知り己を知れば百戦危うからず?、ということで読売新聞政治部著の「喧嘩の流儀 菅義偉、知られざる履歴書」を読んだので紹介します。 話のメインは、ほぼ官房長官時代のコロナ対策でした。 鉄壁かと思われた安倍政権もコロナ対策では、後手に回ったのは皆さんも記憶に新しいかと思います。これはどうやら、政権の運営を担ってきた菅官房長官が、主導権を今井秘書官ら官僚グループに奪われていたようです。 その官僚グループが行ったコロナ対策は、学校一斉休校

          『第6弾』読売新聞政治部著の「喧嘩の流儀 菅義偉、知られざる履歴書」を読んだ

          『第5弾』「グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界」クラウス・シュワブ、ティエリ・マルレ共著を読んだ。

          第5弾は、今まさにワクチン接種が普及し、その幕開けが近いとされるアフターコロナに関する著作。 クラウス・シュワブ、ティエリ・マルレ共著の「グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界」を読んだ。 今回のパンデミックで、私たちは、専門家は、「専門分野」の専門家であることが改めて分かった。 “大半の専門家が究極的にどんどん狭い領域に押し込められていく。物事を一歩引いて眺める視点を持てない。” と著作で指摘されているように、全体像を見る目が政策決定者には絶対的

          『第5弾』「グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界」クラウス・シュワブ、ティエリ・マルレ共著を読んだ。

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          <<対談>>「立憲民主党 zeroコロナ戦略についてPart4」大阪18区の川戸やすし候補予定者とYoutbe対談しました!

          緊急事態宣言の最中だからこそ聞いていただきたい!!コロナウイルスに罹患した経験談です。第15回大阪18区かわとタイムにYouTube出演させていただきました。お互い知合いですので、かなりざっくばらんに話ができました!

          <<対談>>「立憲民主党 zeroコロナ戦略についてPart4」大阪18区の川戸やすし候補予定者とYoutbe対談しました!

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          原口一博 立憲民主党副代表とのオンライン対談です!

          原口一博 立憲民主党副代表とオンライン対談しました。 LIVE配信10分前に収録が決まり、打合せ原稿一切なしのぶっつけ本番です(汗) なので、かなり素の私が出ていますが、人となりが分かってもらえると思います!話のメインは、青年海外協力隊と音楽の話が多かったです!

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          『第4弾』尾崎行雄著「民主政治読本」

          第4弾は、尾崎行雄著の「民主政治読本」を紹介します。 憲政の神様と言われた尾崎行雄と犬養毅はご存知でしょうか? 犬養毅は、総理大臣にもなり、五・一五事件で教科書にも出てくるので有名ですが、尾崎行雄は実はあまり知られていません。 ただ、憲政の神様と言われるように、1890年の国会開設とともに衆議院議員連続当選25回という議会史に残る政治家であり、2つのフセンと言われる「普通選挙実施」と「不戦」に尽力した人です。ゆえに犬養毅と並んで称されるのです。 実は、永田町一丁目一番地

          『第4弾』尾崎行雄著「民主政治読本」

          『第3弾』ステファニー・ケルトン著「財政赤字の神話~MMTと国民のための経済の誕生」とL・ランダル・レイ著「MMT 現代貨幣理論入門」

          ここからnoteを始めての初めての記事です。参議院再選挙もあり、SNSでの投稿がしばらく空いてしまいました汗 少し頻度を上げていきたいと思います。 さて、第3弾の今日はGW中に読んだステファニー・ケルトン著「財政赤字の神話~MMTと国民のための経済の誕生」と以前読んだL・ランダル・レイ著「MMT 現代貨幣理論入門」の2冊をまとめてご紹介したいと思います。 なぜ2冊紹介かと言うと、以前、ランダル・レイ著のMMT本をツイッターで紹介したところ、すごく反響が良かったので、改めて

          『第3弾』ステファニー・ケルトン著「財政赤字の神話~MMTと国民のための経済の誕生」とL・ランダル・レイ著「MMT 現代貨幣理論入門」

          『第2弾』サピエンスで有名なイスラエルの歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリの最新作、”21Lessons”

          過去記事を投稿します。 今月の第2弾。サピエンスで有名なイスラエルの歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリの最新作、”21Lessons”を読んだ。ちなみに前々作サピエンス全史は、まだ半分しか読んでいない。(前作ホモ・デウスは、ページを開いてもいない汗) では、なぜこの本を一気に読み終えたかというと、この21Lessonsは、サピエンス全史が「過去」を、ホモ・デウスが「未来」を描いているのに対して、「今」現在に焦点が当てられた著作だからだ。内容は幅広すぎで正直ここでは書ききれな

          『第2弾』サピエンスで有名なイスラエルの歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリの最新作、”21Lessons”

          『第1弾』“21世紀の不平等” アンソニー・B・アトキンソン著を読んで

          過去の記事を投稿します。 第一弾として、自分がコロナに感染して1週間ばかり療養ホテルに滞在していた間読んだトマ・ピケティの師と言われるアンソニー・B・アトキンソンの著作 “21世紀の不平等”について論じてみたい。(ちなみにピケティ氏の有名作は読んでいない。いきなり師匠から読んでしまった笑) できれば、今後月2回のペースで投稿できればと思っているけど、いかんせん政治活動しながら本を読む時間を確保しないといけないし、僕は致命的に本を読むスピードが遅い!なので、目標として自分に

          『第1弾』“21世紀の不平等” アンソニー・B・アトキンソン著を読んで

          note始めました!

          月2回ペースで、読んだ著書の感想をフェイスブックページに投稿していましたが、今後こちらで管理するので始めました! ちょくちょく更新していきますので、よろしくお願いいたします!

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