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猫の便秘は地獄だ

今日は、猫の「オヒメ」を、病院に連れて行った。
症状は、膀胱炎と超強力な便秘であった。
はじめての病院だったから、猫も人も不安だったけど、テキパキと診察し、処置をしていただき、無事に終わった。
もともと便秘気味だったので、毎回難産状態になり、七転八倒の末になんとか貫通というのが、いつものパターンだった。

いままでだったら、いつもの病院につれて行くところだが、昨年の春に通院していた猫が良くならず、ぎゃくに衰弱が激しくなり、思い余って別の病院に行ったときには、医師からすでに手遅れ状態だと言われ、半月後に亡くなってしまった。その医師曰く、まったく見当違いの処置をしていたようだ。

ということで、今日は新しい病院を探して、ドキドキしながら受付を済ませて待つこと数分。
症状を説明する。頻尿と頑固な便秘。
膀胱炎は、念のため結石検査したが問題なし、便秘の方はひどいとのこと。
可哀そうだけど肛門から便を取り出すしかない。
大人3人で小さい猫の体を押さえ、医師が懸命に取り出す。
猫はこれまで聞いたことのない声で泣き喚くが、みんな必死だ。
何とか石のような塊は取れた。
猫も疲れたが、こちらも疲れた。疲れたが、とりあえずひと安心だ。
猫は、帰ってきてから、こたつの中でずーっと寝ている。
一度だけ起きてきて、ご飯を食べて、水を飲んで、少しだけ撫でたら、普段は中の悪いオス猫と一緒にこたつに入り、並んで爆睡している。
どうか良くなりますように。

便秘と言えば、猫に限らず人間だって大変で、薬やらサプリメントやら、体操からお札の類まで、ほぼやり尽くしてもダメなものはダメ。
そんな頑固一徹に、梅流しという、古来よりの民間処方。
大根、梅漬け、だし昆布の三種を、鍋で煮て、寝起きに一杯を食べて飲む。
それだけで、何十年もの悩みが解消したという、嘘みたいな事実がある。
人参シリシリ、大根おろし、体操なども効いているかもしれないが、梅流しを飲んでからは、出なかったものが出る。
大根、梅干し、昆布それぞれの良いところが合わさって、胃と腸を活性化しているのかもしれない。注意点は、おならブ~がよく出ることだ。

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