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遠野物語~夢の途上 あんべ光俊

遠野物語は、遠野に住むには必須の曲だ。
笛吹峠に自転車で登るのはきついけれど、福泉寺が有料なのも知らなかったけれど、名所案内には最高だ。
夢の途上は、「気が付けば道は半ば でも夢のまだ途上」と、途中と途上を使い分けている、そんな細やかさが印象的。
どちらの歌も、山を歩いているときに、つい小さく口ずさむ歌。

遠野の桜はGW直前が満開だった
このごろはGWには葉桜だ


このごろは、自転車を乗っているときも口ずさんでいる。
声が良い、歌詞が良い、メロディが良い、岩手らしさが良い。
岩手出身の歌手はたくさんいるが、やっぱりあんべさんが良いねえ。

こんな青空と白い花が咲くのはもう少しだ
福寿草は咲いたしバッケの芽もふくらんだ

あんべさんの隠れた名曲だと、聴く度にうなるのは「やさしいタカラもの」が最高だなあと思っている。
だって、どんなに困っていてもウルトラマンが必ず助けてくれる。
涙が零れる悲しい時もウルトラマンが側にいてくれるんだ。
ウルトラマンがいてくれたら、こんなに心強く、こんなに安心することはないよ。そのウルトラマンは、ネクタイをしているんだから。

荒神様と早池峰
もう少し早池峰の雪が消えれば田植えだ


どんな急坂だって、この歌を唄えば、かんたんに登れるなんていうことはないけれど、青空めがけて「シュワッチ!」だ。


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