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東京生まれ、東京育ち、東京勤務。 独身時代にたくさん旅行して、35歳で47都道府県完全…

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東京生まれ、東京育ち、東京勤務。 独身時代にたくさん旅行して、35歳で47都道府県完全制覇。40歳で結婚してからも夫婦で行ったり、一人で行ったり、やっぱり旅行が好き。郷土料理が好き。

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  • 47都道府県紹介記

    35歳で全ての都道府県に行った筆者が、47都道府県を実際に訪れて感じた魅力を都道府県ごとに紹介していく。

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はじめに

私は30歳を過ぎても独身で、お金と時間に余裕があり、35歳で47都道府県全てに行くことができました。 20代の前半は何となく一人で旅行するのが恥ずかしいことのように思っ…

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2か月前
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47.新潟県

47都道府県シリーズ、最後は新潟県。 47都道府県の記事を書いていく中で何となく新潟県は最後にしようと決めていた。おそらく、自分が過去に最もたくさん旅行に行っている…

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3週間前
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46.大分県

大分県といえば別府。別府といえばとり天だ。中でもとり天発祥の店と言われている東洋軒で食べたとり天は絶品だった。かなりアクセスの悪い場所にあるのだが、なぜかそこだ…

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3週間前
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45.埼玉県

武蔵野うどん 埼玉県の魅力と聞かれてまず思い浮かぶのは武蔵野うどん。香川県編では讃岐うどん、三重県編では伊勢うどんを紹介してきたが、私は武蔵野うどんもかなり好き…

jigen
3週間前
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44.長野県

今日は久々の休暇。長野県の軽井沢でこれを書いている。山梨県編に続き、現地からお届けシリーズ第2弾。 早朝の新幹線で軽井沢まで来て、雲場池を散歩して、今これを書い…

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3週間前
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43.三重県

伊勢神宮 三重県といえば何といっても伊勢神宮。何度行ってもまた行きたいと思える神聖な場所。伊勢神宮は外宮と内宮という二つのエリアに分かれていて、駅から近いのが外…

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1か月前
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42.熊本県

黒川温泉 熊本に初めて行ったのは古く20代の時に黒川温泉に行ったのが最初。おそらく初めて九州に行ったのもその時だったと思う。古過ぎて写真もデータも残っていないが…

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1か月前
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41.岩手県

岩手県と聞いてまず思い浮かぶのは平泉。中尊寺金色堂が有名だが自分が最も印象に残っているのが毛越寺の紅葉。庭園の湖を囲むように広がる真っ赤な紅葉は過去に見た紅葉の…

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1か月前
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40.千葉県

千葉県は縦長で近場から小旅行に適した場所まで色々な場所がある。まず、旅行先としてはちょうど去年の年末は館山に旅行に行った。海沿いの宿に泊まってもそんなに高くなか…

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1か月前
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39.滋賀県

聖地巡り 滋賀県は京都から近いということで京都アニメーションの制作である中二病でも恋がしたいとけいおんの聖地巡りで訪れた。中二病でも恋がしたいは京阪石山坂本線…

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1か月前
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38.群馬県

峠の釜めし 群馬県と聞いてまず思い浮かぶのが横川の峠の釜めし。なぜ印象的なのかというと、私は子供の頃に父親に連れられて1997年に廃止された信越本線横川軽井沢間に乗…

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1か月前
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37.栃木県

栃木県はよく都道府県魅力度ランキングが最下位だとか自虐をしているが、私は何度も行っているから栃木県が本当は素晴らしい県だということを知っている。日光と那須高原と…

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1か月前
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36.岡山県

岡山県には日本有数の庭園と美術館がある。庭園と美術館好きの自分にとっては特別に魅力的な県だ。 まず庭園は岡山市の岡山後楽園。庭園に興味がある人ならもうとにかく一…

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1か月前
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35.鹿児島県

私はかつ丼が好きで東京で暮らしている生活の中でも定期的に食べるぐらい好きな食べ物だ。その私が今まで食べた中で明確に一番おいしかったかつ丼だとして記憶しているかつ…

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1か月前
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34.高知県

高知県といえばカツオの藁焼き。これが本当にうまい。シンプルな名産と呼ばれる中でも高知県で食べた本場のカツオの藁焼きというのは、おいしかった記憶が強烈に残っている…

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1か月前
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33.福井県

福井県といえばカニが有名だが基本的に高い。しかし、11月と12月にだけ食べることができるセイコガニは5,000円前後で食べることができる。確かに小さいのだが、卵とミソと…

jigen
1か月前
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はじめに

はじめに

私は30歳を過ぎても独身で、お金と時間に余裕があり、35歳で47都道府県全てに行くことができました。

20代の前半は何となく一人で旅行するのが恥ずかしいことのように思っていましたが、ある時から一度きりの人生だから楽しまなきゃもったいないと思うようになり、一人でも旅行に行くようになりました。

年に1回は札幌、博多、金沢に行き、それらの都市を拠点に色々な場所に行きました。毎年行っていた九州をまず制

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47.新潟県

47.新潟県

47都道府県シリーズ、最後は新潟県。

47都道府県の記事を書いていく中で何となく新潟県は最後にしようと決めていた。おそらく、自分が過去に最もたくさん旅行に行っているのは新潟県である。冬は越後湯沢、冬以外の季節も長岡、燕三条、新潟に数えきれないほど行っている。理由はやっぱり酒と魚がおいしいから。

新潟市内に泊まる時はこの店でカニとのどぐろを食べる。のどぐろといえば金沢が有名だが、新潟でも食べられ

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46.大分県

46.大分県

大分県といえば別府。別府といえばとり天だ。中でもとり天発祥の店と言われている東洋軒で食べたとり天は絶品だった。かなりアクセスの悪い場所にあるのだが、なぜかそこだけ行列ができていて並んで食べた。鶏のから揚げとも違う絶妙なとり天。一度しか食べたことがないがまた大分に行ったら並んででも東洋軒のとり天が食べたい。

大分県で一般的に最も有名な名産といえば関サバと関アジ。もうこれは食べてもらうしかない。大分

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45.埼玉県

45.埼玉県

武蔵野うどん

埼玉県の魅力と聞かれてまず思い浮かぶのは武蔵野うどん。香川県編では讃岐うどん、三重県編では伊勢うどんを紹介してきたが、私は武蔵野うどんもかなり好きで色々食べ歩いている。中でも印象に残っているのは、大宮の藤店うどん。かなりアクセスが悪い場所にあるのに開店前から大行列で、10時という早い開店時間にもかかわらずオープンしたら一気に席が埋まる。食べれば納得のおいしさ。つけ汁の豚肉が信じられ

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44.長野県

44.長野県

今日は久々の休暇。長野県の軽井沢でこれを書いている。山梨県編に続き、現地からお届けシリーズ第2弾。

早朝の新幹線で軽井沢まで来て、雲場池を散歩して、今これを書いているベーカリー&レストラン沢村でコーヒーを飲むのが定番のコース。雲場池は駐車場がないのでいつもタクシーで行く。アクセスが悪いから逆に人も少なく、朝は特に最高の散歩を楽しむことができる。

旧軽井沢は店があり過ぎて色々迷うけど、ミカドコー

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43.三重県

43.三重県

伊勢神宮

三重県といえば何といっても伊勢神宮。何度行ってもまた行きたいと思える神聖な場所。伊勢神宮は外宮と内宮という二つのエリアに分かれていて、駅から近いのが外宮。そこからバスで10分ぐらい行ったところに内宮がある。行ったことない人がテレビや雑誌などで見て、いわゆる伊勢神宮だと思っているのは内宮の方になる。入口に大きな橋があってそこからもう神聖な空気に溢れている。ある程度参道を歩くのだが、その道

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42.熊本県

42.熊本県



黒川温泉

熊本に初めて行ったのは古く20代の時に黒川温泉に行ったのが最初。おそらく初めて九州に行ったのもその時だったと思う。古過ぎて写真もデータも残っていないが、本当に宿も温泉も温泉街の雰囲気も最高だったということははっきりと覚えている。中々気軽に行ける場所ではないが、一度は奥さんを連れていきたいと思っている場所の一つ。

馬刺し

熊本市内は新幹線が通っているので鹿児島からも博多からもアク

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41.岩手県

41.岩手県

岩手県と聞いてまず思い浮かぶのは平泉。中尊寺金色堂が有名だが自分が最も印象に残っているのが毛越寺の紅葉。庭園の湖を囲むように広がる真っ赤な紅葉は過去に見た紅葉の中で一番だった。

食べ物で言うと盛岡冷麺。盛岡に行くとわんこ蕎麦を食べてしまいがちで自分も実は盛岡冷麺を食べたのは去年が初めて。調べて行った店はどこも行列で「本当に冷麺がそんなにおいしいの?」と疑問に思いながらも並んで食べてみてビックリ。

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40.千葉県

40.千葉県

千葉県は縦長で近場から小旅行に適した場所まで色々な場所がある。まず、旅行先としてはちょうど去年の年末は館山に旅行に行った。海沿いの宿に泊まってもそんなに高くなかったし、お寿司もおいしかった。

行きは久里浜まで電車で行って東京湾フェリーで浜金谷に入った。そこで食べた念願の黄金アジもとてもおいしかった。

東側だと若い頃はよく九十九里浜にサーフィンに行ったり、焼きハマグリを食べに行ったりもした。

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39.滋賀県

39.滋賀県


聖地巡り

滋賀県は京都から近いということで京都アニメーションの制作である中二病でも恋がしたいとけいおんの聖地巡りで訪れた。中二病でも恋がしたいは京阪石山坂本線の石山駅をはじめとして鉄道含めた沿線全体が聖地という感じでアニメの世界そのままの聖地を感じることができる。逆にけいおんはメインが京都だったりする中で学校だけが近江鉄道本線の豊郷駅近くに実在する。けいおんを見ていた人にとっては外観だけじゃな

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38.群馬県

38.群馬県

峠の釜めし

群馬県と聞いてまず思い浮かぶのが横川の峠の釜めし。なぜ印象的なのかというと、私は子供の頃に父親に連れられて1997年に廃止された信越本線横川軽井沢間に乗ったことがあり、正に碓氷峠をスイッチバックで登っていく電車の中で峠の釜めしを食べた記憶があるからだ。父は定年退職後も青春18切符でローカル線を乗りまわっているような乗り鉄であり、私を連れて行きたかったというより単純に自分が信越本線に乗

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37.栃木県

37.栃木県

栃木県はよく都道府県魅力度ランキングが最下位だとか自虐をしているが、私は何度も行っているから栃木県が本当は素晴らしい県だということを知っている。日光と那須高原という御用邸が作られるほど自然豊かな景勝地なのに何を言っているのかと思う。現実の栃木県は京都や鎌倉に匹敵する日本最高クラスの観光地であり、北関東で争うような都道府県ではないのだ。

特に日光は東照宮以外にも日光二荒山神社、輪王寺の逍遥園、中禅

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36.岡山県

36.岡山県

岡山県には日本有数の庭園と美術館がある。庭園と美術館好きの自分にとっては特別に魅力的な県だ。

まず庭園は岡山市の岡山後楽園。庭園に興味がある人ならもうとにかく一度は行って欲しい。

美術館は倉敷市美観地区にある大原美術館。睡蓮と並ぶモネの有名な連作である積みわらシリーズの作品を日本の常設展で見たのはここだけ。他の西洋美術の展示も非常に充実している。近くにあればもっと定期的に行きたいと思える美術館

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35.鹿児島県

35.鹿児島県

私はかつ丼が好きで東京で暮らしている生活の中でも定期的に食べるぐらい好きな食べ物だ。その私が今まで食べた中で明確に一番おいしかったかつ丼だとして記憶しているかつ丼が鹿児島にある。

そもそも鹿児島にはかごしま黒豚というブランド豚があってその黒豚を使ったとんかつが有名だ。そういう意味ではちょっとかつ丼にしてしまうのはもったいない気もしていたのだが、せっかくグルメでこの店のかつ丼が紹介されていたので実

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34.高知県

34.高知県

高知県といえばカツオの藁焼き。これが本当にうまい。シンプルな名産と呼ばれる中でも高知県で食べた本場のカツオの藁焼きというのは、おいしかった記憶が強烈に残っている。

私は現地で塩で食べるカツオのおいしさを体験してからカツオは塩で食べるようになった。もちろん素材は現地の方が圧倒的においしいのだが、普通にスーパーで買ったカツオも塩で食べることで高知を感じることができる。

カツオ以外で印象的だったのが

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33.福井県

33.福井県

福井県といえばカニが有名だが基本的に高い。しかし、11月と12月にだけ食べることができるセイコガニは5,000円前後で食べることができる。確かに小さいのだが、卵とミソと身がぎっしり詰まっていて、福井のおいしい地酒を飲みながら食べると本当に最高なのだ。

あと、福井で有名なのが越前そば。つけ汁に大根おろしが入ってるのが特徴。単純にそばもおいしいので割とどこで食べても安く福井の名物として楽しむことがで

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