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失敗なんかじゃない

今日は「失敗」という概念について。

noteで、結構「傷ついた、奪われた」的な記事を書いてきて…

さも「いい人」で
ずっとお天道様に顔向けできる生き方をしてきたような顔してる私。

ごめんなさい。



自分の力を過信して、自分にも至らない点があるのを見ないふりして
勘違いして調子に乗っていた時期の方が長い。

友人を傷つけたり不義理したりして、人が離れていったこともある。
ごめんなさいが言えなくて終わった関係もある。


自分が相手を嫌な気持ちにさせる発言をしたせいで
初めて友人を怒らせて、失った時

めちゃくちゃショックだった。

今思えば「ちゃんとごめんなさいしろよ」でしかないんだけど
当時未熟だった私は、完全に悲劇のヒロイン状態で
泣きながらブログを書いていた。

その時に、私の師匠のひとり
ヨーコさんが書いてくれたブログ。


"どんな体験をしたとしても、
それは決して失敗なんかじゃない。
どんなに自分を責めたくなるような
事が起きていても
それこそが
あなたにとって、大切な体験。

それは、動いたから、
初めてできる体験だ。

行動した先にあるものだ。"



また、新社会人として家具屋さんに就職して
2ヶ月ほどが経ったころの話。

4月にはしなかったようなミスを
ちょこちょこするようになって凹んでいた。
気持ちがゆるんでる、と。

実家の父と電話していて

「最近、なんかミスが増えちゃって…」

とこぼした時

「ミスするようになったってことはな
入った頃よりたくさんの種類の仕事を
できるようになったっていうことだぞ。
そして、仕事に慣れてきたってことだ」

と言ってくれたのを、今でも覚えてる。

失敗しちゃったなあ、と
情けなくて、恥ずかしくて、不安な時。
そんな時って

「問題が起きないように」

と身を固くしている時より
ずっと素敵な経験をしているんだ。


あんな未熟な自分を許して励ましてくれた
人たちがいたように、今日は私も書いてみたい。

失敗が失敗じゃなくなる時


初めてのことって、緊張するし、怖い。
もちろん、うまくもできない。

たとえば、私はラジオを聴くのが大好きで
喋ることが得意ではないのに
ずっと、音声配信という手法に憧れていた。

2年ほど前、初めてチャレンジしてみたら
自分でもびっくりするくらい下手で恥ずかしかった

友人と配信を続けてみて
同じことを、しかも人と一緒にやり続ける難しさを知った。

初めてインスタライブをする時
たった10分喋るために、1時間前からソワソワして
部屋の中をぐるぐる歩き回ってた。笑


実はそのたびに

「喋るの向いてないなぁ、下手だなぁ」

と思ってきた。
別に、私イラストレーターだから
喋ることに挑戦する必要ないしさ。


でもね、今は毎週のようにインスタライブして
ひとり喋りしたり
人を呼んで一緒におしゃべりしたりしてる。

正直、そんなにうまくなったとは思っていない。
音声配信に憧れていた頃
イメージしていた
ラジオパーソナリティみたいな
素敵な声と流暢な喋りじゃない。(憧れてたんかいw)

でも、全然緊張しなくなったし
好きな人とおしゃべりする場を作れるように
なってきた自分が嬉しい。

下手とか失敗とか、何にも気にならなくなったというか


「失敗」とかいう概念が自分の中になくなっていたことに
気づいたんだよね。

++++++++++++++

今日は、そんな話を、フリーランス仲間の
野良スナフキンさんとTwitterスペースでしたよ。

↑「チーム、人と仕事をする」っていうのも
トライ&エラーし甲斐のあること。
難しいけど、やっぱりやめられない、人と関わること。
録音長いけど、いろんな経験をすることで
挑戦は怖くなくなるよっていうエエ話をしてるのでラジオ的にでも聴いてほしい。
++++++++++++++


話を戻して。


失敗って、何をもって失敗??

予定していたことが話せなかったら?
言葉に詰まったり、相手と喋りが被って
きれいに進まなかったり?
誰かを不快にさせてないかなぁとか?

それって全部
人からどう見られるかを気にして
自分でジャッジしてるだけだよね。


私が失敗を気にならなくなったのは
回数をこなすたびに

しみじみと(笑)自分って本当にできないなあ
下手だなぁというのを認めた、っていうのが大きい。


下手が当たり前だし
うまく見せるのが目的じゃないし
気にしてるのなんて自分だけだから
見せても恥ずかしくない。


未熟で間違えることもあるけど
ちゃんとごめんなさいしたらいい。
できなくても一緒にやってもらえて
できる人たちに助けてもらって感謝しかない。

逆に何をもって成功?


完璧なんてない。
「今日はこうだったな、次はこうしてみよう!」
の繰り返し。


「失敗は、諦めた時だけ」なんていうけど
それだって別に、そこまでやったっていう経験があるだけ。
またはじめたっていい。

失敗って、なんだろうね?

あえていうなら「行動した」という事実だ。

もし、これを読んでいるあなたが
失敗したと凹んでいるのなら
ドキドキするチャレンジをしたということ
それをもっと良くしたいと思っているなら
きっと、もっともっといい人生が待ってる


なんだ、いいことしかないじゃん。

人生は長い、そして短い。
転んだっていい、泣いたっていい。
なんだって、何回だって、やってみようよ。


野良スナフキンさん(神戸さん)
お話ししてくださりありがとうございました!

仕事仲間をいつも募集してて、飛び込んでくれるのを待ってるスナフキンさん。人を育てるおおらかな心と覚悟をお持ちの方。
フリーでお仕事挑戦してみたい方、成長したい方
ぜひアプローチしてみてください!

しゃおりの活動



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