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道路と思惑

道路を歩いていると、
多種多様な思惑に出会います。


まっすぐ行きたい
右に曲がりたい
左に曲がりたい

真ん中を行きたい
右寄りを行きたい
左寄りを行きたい

進みたい
止まりたい
戻りたい


道路という幅のある線の中に
さまざまな思惑が
細い線で描かれます。


交差点で右に曲がりたい車
交差点を直進したい車
横断歩道を渡りたい人


交差点では、
それこそ多くの思惑が交差します。


道というのは、
多くの思惑の軌跡です

「ここからあそこへ行きたい」
そうした思惑の線が束になり
道として現れてきます。


思惑どうしがぶつかると
事故になる。

事故を防ぐために
思惑を整理するためのルールができる。

信号や車線、踏切は
ルールが形になったもの。

だから、
信号機や車線が整理しているのは、
実は車じゃなくて人の思惑です。


みんなが思惑で動いているから、
逆に、思惑のない動きも事故になる。

飲酒運転や居眠り運転は、
意識がないか、うつろだから事故になる。


道路だけではなく、会社や交友関係など
およそ「社会的」なものは
個々人の思惑を前提にしている。

人間のつくる社会システムは、
思惑があることを前提につくられている。

社会は道路である。

さまざまな思惑が
社会を構成しているから、
思惑どうしがぶつかる。

時には止まってもいいし、
少し避けてもいい

ただあなたの思惑を
絶やすことはないように。

無数の思惑の中で、
自分の思惑を大事に
行きたいところを目指す。

道路は社会である。



おわりに

最後までお読みいただきありがとうございます!

私は、「人生迷子を1人でも減らす」ために
日々活動をしております。


「人生迷子」を減らすために
運営している具体的なプログラムが
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