見出し画像

「贅沢な時間」


VOGUEのアンハサウェイとデニーロの対談動画を見た。

二人ともとても好きな俳優だ。
そしてこの動画を見ていたときに、なんて贅沢な時間あのだろうと思った。
今の時代だからこそ成り立つこう言った機会だと思う。

アンハサウェイ

一見完璧に見えるこの女性も、数々のバッシングにあったり、演技が酷評されるなどしたり、本当に苦悩にまみれた時間を通過してきた人だと思う。
素晴らしい容姿、素晴らしい才能を持ったとしても、全てがうまくいくわけではないことを教えてくれた一人だと思う。

そして彼女の素晴らしいところは、それに屈しなかった。諦めなかった。
チャレンジして、自分を改革した。
そして、新しい自分を獲得した。
今の彼女は自信を持っているように私には見える。
それも良い意味での自信だ。

そしてデニーロ

彼については、もうなんと言っていいかわからない
どれだけ出演作品を見てきたかわからない

アンタッチャブル
タクシードライバー
ゴッドファーザー
グッドフェローズ
そして
レナードの朝

彼のキャリアのベストを問われて、どの作品を出すかは非常に難しいけども私は迷いなくレナードの朝を出す。

当初これを見た時の湧き上がった複雑な気持ちは忘れられない。

俳優がデニーロでなかったら果たしてあそこまで気持ちが変わったかどうかわからない、とにかくすごい演技だった、気持ちがこもっていた。

デニーロは私は詳しくはないが、現場でこれだけのキャリアを残した方なのに謙虚であるという話を聞いている。

そしてこのインタビューでの佇まい、目、目ですよね。

目がその人の生き様絵を語っているように思える。
こんな深く優しい目になりたいとも思う。

インタビューの途中で話す「忘れられないセリフは?」に対する回答

”今ならわかることをあの時知れたら”

thats it.

私もこのインタビューで忘れられない1言になりました。
今ならわかることを、、、
そうですよね、それが人生
人生を示した言葉になりました。

二人は俳優だからこのような佇まいを発することができるのかとも思うけども、やはりそれを差し引いてもあまりにも素敵な対談でした。

贅沢な時間でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?