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8月15日に思うこと

台風の話題ばかりですが、みなさんのnoteを読んでると、あ、終戦記念日なんだよな、と改めて気づきました。

78年前となると、ずいぶん昔に思えるけど、わたしがいまアラフィフなので、わたしが生まれた時は、実は終戦後まだ25、6年ということになります。

そうか。

子供の頃、戦争のはなしを聞いても、遠い昔と思ってたけど、全然昔なんかじゃなかったんだ。いまから25年ほど前って言ったら…就職してしばらく経った頃になるから、全然昔じゃない(自分的には)やん…と思いました。

わたしはおじいちゃんおばあちゃんと一緒に住んでたので、時々おじいちゃんやおばあちゃんが戦時の話はしてたような気がしますが、あまりおじいちゃんもおばあちゃんも、好きではなかったので、あーそうなん、みたいにちゃんと聞いてませんでした。

おじいちゃんは、鍛冶屋さんといって、鉄で包丁とか作る?よくわからないんですが、そういう仕事をしていたから、戦争に行かなくてよかった、といったことを、子供の頃に聞いた記憶があります。

そうなんかな?今考えると、兵器の一端でも作らされていたんだろうか?なんて思いますが、おじいちゃんもおばあちゃんもいないのでわかりません。もしかしたら、お父さんとかが知ってるかも。でも、実家でもそこは聞いたことないし、最近なんだかんだで帰れないことが多く、帰ってもわたしあまり喋らないので(なんかどうも喋る気になれず。なんでだろう)、そろそろ聞いといたほうがいいかもな、って思います。

おばあちゃんは、空襲警報がなったら、6歳くらいの娘(私の父の姉)の手を引いて、赤ちゃんの息子(私の父)をおぶって逃げたんよ、怖かった、という話をしてくれたのを覚えてるくらい。ふーん、という感じでした。

そのときはおじいちゃんはどこにいたのかな?といまになって思います。

25年や30年前のことだと、その頃のことを語れる大人はいっぱいいただろうから、話したくない人は話さなかったのかも、ですね。別に自分が語らなくてもいいと思われていたのかも。

それでも小学校のときとか、戦争に関する授業はもっとあった様な気がします。町のどこかのおじいさんが話に来てくれたりとか。国語や社会?の授業で、話を聞いたりとか、もっと話題になってた気がします。だから、終戦記念日や、原爆が投下された日などはごく自然に知ってます。


が、娘たちが小学生のときに、終戦記念日?いつだっけ?みたいなことを言って、びっくりしました。知らないんです。うちの子が常識ないのかもしれません。でも、戦争の話を聞くことは、確かに私の頃と比べて少なそうです。

学校もしなきゃいけないこといっぱいあって大変ですが、戦争の勉強は減らさないでほしいなぁと思います。学校でやらないなら家でしなきゃと思うんですが、はっきりいってできてません。

ひたすら、便利でたのしいスマホを見る子たちに「戦争のテレビ見よう」とか言っても見ないだろうなぁ。なので、わたしが「見なさい」とは言いませんが、チャンネルを合わせて見たりする程度。少しでもその内容が頭の片隅にでも入ればいいんだけどなぁと思いながらわざとつけてます。

高校野球見てても、猛暑でもちろん大変だけど、全力で打って投げて走って、泣いて笑って、応援して、っていうのを見てると、なんと幸せなことかと思っちゃう。

特攻に行った人たちって、これくらいの、高校生くらいの年代だったよね…


いまは世界的に不穏な空気もわりとあって怖いね。いざとなったら、国は本当のことなんて、いくらでも操作して伝えられそうだもんね。

そして、同調圧力なんていうのも、今の社会でもあるんだから、戦時中と一緒だよね。違うと思うことを違うといったら怒られたり、非国民と言われたり、普通にありそうだもんね。よく国会で強制的に法案が成立するとかありますよね。なんか信じられんけど、大騒ぎして叫んだりして、結局無理やり通すやつ。

あんなんされたら、なんでもありやんね。怖い。

そうなったら、自分も言いたいことは言えなくなるんだろうな。だってそれで収容されたりする世の中だったりすると、やっぱり怖くて言えない。家族に危害が及ぶ、とかなると,言えない。



言いたいことが自由に言えて、好きなことが自由にできる世の中がどうか続きますように。

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