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人の価値、人生の価値はインスピレーションの供給量

人は本来、皆平等であるべきだが、実社会にでると、必ず何らかの基準でその人の価値は定められ、扱いも変わってくる。

一般的にその価値は、社会的ステータス、つまり職業や役職、資産、年収、外見、年齢に比例することが多い。

まるで婚活のマッチングアプリの検索条件のようだが、悲しいかな、それが現実だ。
 
私も普通の会社員なので、上の立場の人間にひれ伏すときもあるし、周りが賛辞を送っている人に対しその空気に合わせることもある。(もちろん、努力で勝ち取った実績は、心から敬意を払っているが。)

 
ただ、そうした条件は一過性のもので、私がその人の価値を判断する材料にはならない。

 
人の人生は、「どれだけ多くの人にインスピレーションを与えてナンボ」だと考えているため、私にとってその人の価値とは、「どれだけ人の心を動かし、感銘を与えてきたかということ」に尽きる。

 
素晴らしいライブを鑑賞したときや熱戦となったスポーツ観戦の直後は、当然感動する。

アーティストやスポーツ選手からインスピレーションをもらう人も多いだろう。
イベント的なものでなくても、作家や経営者などの本やスピーチに触れ、心が動かされるかもしれない。

 
いや、そんな難しいことではない。

日常生活でも、インスピレーションは至るところに転がっている。苦労してきた親の生き方だったり、海外でボランティア活動をする友人だったり、道端の掃除をしている見知らぬ人からもインスピレーションをもらうかもしれない。

 
心に響く瞬間は皆まちまちなので、自分の言動がどれだけ多くの人の琴線に触れているか、気が付いていない人も多いのではないか。
 
これを読んでくださっているnoterさんからも、日々インスピレーションをもらっている。

 
はっきり言えるのは自分の心がオープンでなかったり、アンテナを広げていないと、インスピレーションの受け皿も錆びついてしまうということだ。私自身も、常に好奇心を持ち続けたい。

 
その結果、自分も会うことのない誰かにインスピレーションを与えることができるのであれば、この上ない喜びだ。

 
https://twitter.com/ATF_TOKYO

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