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人の強さって何?そこまで弱くはないですけど。。

「君は結構しぶといから、どこでも生きていけるよ」。私をよく知る元職場の同僚から言われた言葉だ。
どのように受け止めてよいかは微妙なところだが、そのコメントに対して異論はない。
 
一方で、私は、感受性が強く、涙もろいということや繊細さを話の端々でアピールしていることもあり、(私のことを)あまり知らない人達からは「メンタルが弱い」と思われている。
 

そもそも繊細さと強さは対極にあるわけではない。

 
自分を表現するならば、「一見、繊細にみえながらも、踏まれながら力を蓄えるタンポポではないか」と、勝手にそう思っている。
 

事実、私自身、温室とはおよそかけはなれた環境で育ったし、大学時代はアメリカ留学を見据え、サークルにも入らず、様々なバイトをかけもちし、学費を貯めた。

 
そもそも記者になりたいと思ったのも、子供の頃に米テレビ局CBSが放映している「60ミニッツ」(日本ではCBSドキュメンタリーとしてTBSが深夜に放映)をみて、世の中の理不尽さや社会問題を知り、自分も何か影響力を及ぼす職業につきたい、と思ったからだ。
 

アメリカにいなければ、記者をしていなければ、出会えなかった多種多様な人たちに出会ったことで、知的好奇心が触発され、ダメ元でもとにかくチャレンジしてみる、という精神が植え付けられた。そのような経験は自分を間違いなく強くしたと思う。
 

一方、過去の記事でも言及しているが、狭い世界に閉じこもれば閉じこもるほど、視野も狭くなり、気持ちが沈むことも増えた。
 

そんな時、人の強さって何なのかな、と考えてみる。職場においても、ヤンキー気質で、その振る舞いだけで、「強い人だ」と思われている人もいる。逆に弱そうにみえても、打たれ強い人もいる。

よく人は試練に直面した時に、その人の本当の強さがわかる、と言われる。

 
「神は、乗り越えられる試練しか与えない」というけれど、今何か試練がふりかかってきたら、「強さをもって」乗り越えられるだろうか。

自分の中の弱気の虫もまだ健在だ。

https://twitter.com/ATF_TOKYO

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