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【願望実現】「ベルトコンベア理論」について(後編)

(前編はこちら↓)

さて、前回の記事で「ベルトコンベア理論」はすべてのスピリチュアルメソッドの基礎であるといったお話をしました。

今の段階ではこのような得体の知れない奇人の言うことは信用できないかもしれませんが、ですがお時間の許す方はどうか騙されたと思って少しだけでも読んでいただけましたら幸いです。

そして、この考え方さえ理解できれば、世に溢れるスピリチュアルメソッドの大半はすんなり腑に落ちるようになると、少なくとも私自身は本気で思っております。

では「ベルトコンベア理論」とは何か。本日はそれを詳しく解説していこうと思います。


1.未来は勝手にやってくる

※尚、以下の内容は拙著「願望実現への最短ルート」からの引用が大部分を占めております。既に書籍をお読みの方には恐縮ですが、若干改編を加えた部分もありますので、復習の意味も込めまして再度読んでいただけましたら幸いです。

ベルトコンベア理論を理解するにあたって大前提となる考え方があります。それは「未来は勝手にやってくる」ということです。

この言葉は斎藤一人さんの言葉ですが、私はその言葉を聞いた瞬間にすべての謎が一気に解け、スピリチュアルジプシーから解放されるに至りました。

何故ならこの考え方こそが「考え方の土台」そのものであり、いかなるスピリチュアルメソッドもこの土台の上に成り立っているということ、つまりすべて根底で繋がっているということが理解できたからです。

では「未来は勝手にやってくる」とはいったいどういうことなのでしょうか。普通何か願いを叶える場合には、自分が理想の未来に向かって努力しながら進むイメージがあるかと思います。未来に理想を描いて、そこまでの道のりを自分の足で一歩一歩進んでいくイメージですね。

ですが、この方法だといざ分かれ道に差し掛かった時、どちらの道を選択すればよいのか迷ってしまうのです。もしくは、今歩いているこの道は本当に正しいのだろうかという疑念が湧き上がることもあるかもしれません。つまり、自分の進むべき道、もしくは自分の進んできた道に確信が持てないのです。

人間は疑問を抱えた状態だと行動力や継続力が著しく低下します。この道を進めば必ず何らかの報酬が手に入ると確信していれば全力疾走で進めたとしても、その確信がなければ途中で疲れて諦めてしまうのです。

ではこれを「未来は勝手にやってくる」イメージに書き換えるとどうなるでしょうか。「未来は自分で進んでつかみ取る」のではなく、「向こうから勝手にやってくる」というイメージですね。

ちょっと何を言っているのかわからない方もいらっしゃるかと思いますので、ここで仮にあなたの目の前に「自分方向へ流れてくるベルトコンベア」が置かれていると想像してみてください。あなたはそのベルトコンベアに向かってりんごを投げ込みます。すると時間差で自分の足元へりんごが流れてきました。次に100円玉を投げ込むと、やはり100円玉は数秒後に自分の足元へ流れてきます。

こんなイメージですね。ChatGPTに作っていただきました。

さて、おわかりいただけましたでしょうか。これが「未来は勝手にやってくる」イメージです。つまり、今現在の自分が未来へ投げたものが時間差で返ってくるということです。重要なことなのでもう一度言います。未来は、「今」の自分が投げかけたものが時間差で返ってくるというルールの下に成り立っています。そして、未来に投げるものはりんごや100円玉のような物質ではなく、「言葉」と「行動」と「思考」です。

よく「過去や未来ではなく今にフォーカスしろ」という言葉を耳にしますが、これは正に「今」の自分の言葉や行動や思考が未来を創るという考え方そのものだと私は解釈しています。要するに、今この瞬間のあなたの「言葉」と「行動」と「思考」がそのまま未来に投げられ、やがて自分に返ってくるということです。

つまり今後やってくる未来は「今」の自分次第で自由自在にコントロールできるのです。そして、未来に何を投げ込むか(=「今」何をするか)を具体的に説明し、願望実現までの適切な道筋をお示しすることも、当メンバーシップの重要な役割であると考えています。

今はある種のスピリチュアルブームで、様々なスピリチュアリスト様が情報を発信していらっしゃいますが、少なくとも私が見た限り、そのすべての情報にこの理論は当てはまります。

例えば「アファメーション」も未来に願望を投げ込む行為ですし、俗に言う「引き寄せの法則」もこの理論を基に考えると納得がいきます。「メンタルブロック」も「思考は現実化する」という話も「潜在意識の書き換え」も、本当に挙げていけばきりがありません。

それに、何もこれはスピリチュアルに限った話ではなく、良いことをすれば良い現象が、悪いことをすれば悪い現象が返ってくるというのは、少なからず誰しもが感覚的にわかっていることだと思います。ただ、今までの人生で形成された自我が邪魔をして、当たり前のことを当たり前のこととして確信できないからこそ、様々な疑念が湧き上がり、結果的に不適切な行動をとってしまうのです。

2.「今」が未来に投げられ、返ってくる

先ほど「未来は勝手にやってくる」というお話をしましたが、これは特別未来に何かを投げる儀式をするとかではなく、今現在の自分が発した言葉や行動や思考がそのまま未来に投げられ、返ってくるということです。

こう聞くとスピリチュアル的な話に聞こえるかもしれませんが、例えば欲しかった時計を万引きしたら、その時は手に入って嬉しいかもしれませんが、いずれ自分のもとへ警察がやってきますよね。つまり「万引き」というネガティブな行為をしたことでネガティブが未来に投げかけられ、逮捕というネガティブな未来がやってきたのです。

この例え話は当たり前すぎて馬鹿にしているように思われたかもしれませんが、問題の核心はそこにあります。万引きのようなわかりやすい例ならすぐに理解できたとしても、ではそれが陰口やポイ捨てなど人目に付かない行為だったらどうかを考えたとき、少なからず「大丈夫なんじゃないか」という気持ちが芽生えてくるのではないでしょうか。

これが正に問題なのです。これは悪口や愚痴、不平不満にも同じことが言えます。逮捕のようなわかりやすい未来がある場合、人間はその原因となる行動を控えようとしますが、明確なデメリットを感じない場合には特に深く考えません。

ですが、ここではっきりと申し上げておきます。万引きであれ悪口であれポイ捨てであれ、ネガティブな行為をすれば必ず未来にネガティブが投げられ、ネガティブな現象がベルトコンベアに乗って返ってきます。反対に、ポジティブを投げかけた場合にはこれと真逆の現象が起こります。

要するにネガティブを投げればネガティブが、ポジティブを投げればポジティブが返ってくるのです。

そして同様に、正しい方法で願望を投げればそれが現実のものとなって返ってきます。それはつまり、理想の未来は自分で作り出すことができるということです。誰もネガティブにまみれた未来を望んではいないはずです。

当メンバーシップは端的に言えばこの法則をひたすら潜在意識に刷り込み、願望実現の土台作りを行う場と言えるのかもしれません。

ですから何度も同じ情報が出てきて少々くどいと感じる場面も多々あるかと思いますが、それは意図的なものとして是非ご理解いただけましたら幸いです。

ChatGPT作成のイメージ

3.与えたものは別の形で返ってくる

次に、自分が未来に投げたものが実際どのような形で返ってくるのかを説明致します。先ほどは「ネガティブを投げればネガティブな現象が、ポジティブを投げればポジティブな現象が返ってくる」と説明しましたが、それだけではいまいちピンとこない、もしくは「何をわかりきったことを」といった憤りを感じる方も少なくないかと思います。なのでここでは未来に投げたものがどのような形で返ってくるのかを掘り下げて考えていきたいと思います。

まず初めに前提として申し上げておきたいのは、「人にお金をあげたからお金が返ってくるだろう」とか、「こんなことをしたからこういう形で返ってくるだろう」という予想は無意味だということです。

何故なら自分が投げたものはそのまま返ってくることももちろんありますが、ほとんどの場合予想だにしない形で返ってくるからです。もしも投げたものが必ずそのまま大きくなって返ってくるとすれば、お金が欲しい人はみんなこぞって募金をするはずです。つまり確信が持てれば行動できるのです。

では何故そうしないかと言えば、与えたものが予想だにしない形で返ってくるからです。与えたものと別の形で返ってくるからこそ、この因果関係に気付けず、自分が未来に投げたものが返ってくるという事実に確信が持てないのです。

ですが一つだけ確かなことは、ポジティブを投げれば形は違えど別のポジティブな現象が返ってくるということです。反対にネガティブを投げれば別のネガティブな現象が返ってきます。つまり、お金を与えたらお金で返ってくるとは限らずとも、ポジティブは必ずポジティブで、ネガティブは必ずネガティブで返ってくるという事実はゆるぎないのです。

もちろん、ホラー映画が大嫌いな人と、むしろ大好きな人がいるように、何がポジティブで何がネガティブかは人によって異なるかと思いますが、「自分が良いと思うこと」「自分が悪いと思うこと」もしくは「自分がどうされたら嬉しいか」「自分がどうされたら嫌か」という判断基準でポジティブかネガティブかをご判断いただければ概ね間違いないかと思います。

(あまり説明を加えると胡散臭さが増しますので詳細は割愛しますが、「ポジティブ」「ネガティブ」を「エネルギー」と捉えると、これは同じエネルギー同士が引き寄せ合うという量子力学的観点からも説明ができる法則と言えます。お正月に何故か世界中がお正月気分に包まれているといった感覚を味わったことはないでしょうか。「多数の人が発するお正月気分と自身が感じるお正月気分が共鳴し合ってそのように感じる」といった具合ですね。)

4.徹底して自分に焦点を当てる

最後にお話しするのは「他人ではなく自分自身に焦点を当てる」ということです。

人はなんらかの方法論に出会ったとき、脳内で「じゃああの人の場合はどうなんだ」といったような検証作業を行って真偽のほどを確かめたくなるものです。

もしかしたらベルトコンベア理論に関しても「あの人はポジティブなのに酷い結婚生活を送っている」とか「あの人は悪人なのにお金持ちだ」といったような考えが浮かんだ方もいらっしゃるかもしれません。

そのこと自体は当然と言えば当然ですし、そもそも私自身が極めて疑り深い天邪鬼な性格なわけですから、もちろん「無条件で信じてくれ」などと言うつもりも毛頭ございません。

ただ一つ考えていただきたいのは、本当にその人たちが不幸なのか、もしくは幸せなのかを知る術が果たしてあるのかどうかということです。

一見不幸に見える結婚生活でも本人はこの上もなく幸せに思っているかもしれませんし、お金はたくさん持っているけど私生活は散々なものだったなんてことも十分にあり得るわけです。

要するに他人を比較対象にしての検証はどこまでいっても推測の域を出ることはないのです。

ですから本気で願望実現したいのであれば、他人を引き合いに出して「あの人はこうなのに何故」とか「あの国では戦争が起こっているのに何故」と考えるのは無意味であるということを、ハッキリと自覚していただきたいのです。

何故なら先程も申し上げた通り、他人のことを100%理解するなんて不可能だからです。

他人に焦点を当てれば当てるほど疑いの気持ちのみが心に蓄積し、必ず願望実現は遠のきます。願望実現に対する最大の障壁は「疑いの気持ち」です。幸福な未来を引き寄せたいのであれば徹底して自分に焦点を当ててください。

他人はコントロールできませんが、自分はコントロールが可能だからです。それはすなわち未来は自分次第で自由自在にコントロールできるということなのです。

少々強い表現になってしまって申し訳ありませんでしたが、これは特に強調したい部分でしたので、敢えて断言させていただきました。

是非、他人云々ではなく「自分はどうなりたいか」ということを常に心に問いかけながら、楽しく未来へ願望を投げ続けていただければと思います。


さて、随分長々と書いてしまいましたが、ベルトコンベア理論の解説は以上となります。

明日以降の記事はメンバーシップ限定記事がメインとなりますが、もちろんたまに無料記事も投稿して参りますので、会員の方も、そうでない方も、お時間のある時にまた遊びにきていただけましたら幸いです。

では、ここまで私の話にお付き合いいただき本当にありがとうございました。皆様の願望が理想通り実現致しますことを、心よりお祈り申し上げております。

愛してます

Jeg

※次回は明日4/3(水)6:00投稿となります。





おまけですが、ChatGPTでベルトコンベアの画像を作成する際、私の指示が下手過ぎて50回くらい失敗しましたので、その際に生成された愉快な画像たちの一部を掲載しておきますね。たくさん失敗したとはいえ、AI技術の進歩は真に驚くべきものであると改めて実感致しました。今後ChatGPTで画像を作成しようとお考えの方は是非参考にしていただけましたら幸いです。

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