正解の無いVUCA時代を生き抜くチカラはインターで身につくのか

現在インターナショナルスクールの8年生で学ぶ息子。
思春期に入り、ろくに学校の話をしなくなった彼ですが、
そんな彼が珍しく学校の話をワクワクした顔で話してくれました。

「最近Social Studies (社会)の授業が面白すぎる」

とのこと。

聞けば、なるほど。
これはガチの起業家育成のプログラムだな、と感じました。



肌で感じる日本の凋落

平成元年。
時価総額ランキングトップ50のうち、32社が日本の企業でした。

それが今ではトヨタ1社のみ。


なぜそんなことになったのか
いつの間に日本はそんなに弱くなってしまったのか…。


個人的には”教育”に尽きると思っています。

LINEリサーチの発表した、高校生のなりたい職業TOP10。

堂々の1位は国家公務員・地方公務員😭

ウソでしょー😭


もちろん、
自分の住む日本のために、地域のためになりたい、と強い意志を持っている子もきっといます。


・・・ですが、私は知っています。


多くの親世代が
「この先どうなるかわかんないんだから、安定の公務員が一番よ」
と言っていることを。(by母コネクション)


そして、私自身も中高生の時に先生から
「まぁ、公務員ならそれなりに安定してるしいいんじゃない?
学校の先生とか、自治体職員や省庁の職員とか、ほかにも色々あるよ。」

こんなことを何度か言われたことがあります。


日本ではほとんどの先生が、大学卒業から定年までずっと「先生」

多くの働く選択肢を、熱量をもって勧められる人がどれほどいるのかは疑問です。

生徒みんなに公務員を勧めていたあの若い先生、今でも同じこと言ってるんじゃないかなぁ…。



「潰れない”国”に雇われれば安心」
「安定の大企業に就職を」

こんな考えが多くの家庭や教育現場で言われてるのです。



リスクが少ない(と今は見られている)ことを、戦後ずっと教え続けている教育…。

やっぱり私も、日本の未来を憂う多くの大人のひとりです。


日本の教育だってまったく変わらないわけではないとは思います。

少しずつ変わりつつはあると思うけれど、それでも世界の速さにはとうていついて行けていない。

嵐の中の濁流のように変化する世界に対し、
利根川くらいのスピードで変わろうとしている日本。





インターナショナルスクールでの学びは、日本の教育を受けてきた私からすると羨ましいと思うものばかりです。

こんなことを学校で学べたら、すごい起業家が生まれそうだなと感じた授業をご紹介します。

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