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「UV Study : Vue.js LT会」参加レポート

こんにちは。Vue.js 日本ユーザーグループの jay-es です。
4月23日(火)にユニークビジョン株式会社で開催された UV Study : Vue.js LT会に参加してきたので、その様子をお伝えしていきます。


オープニング

はじめに、ユニークビジョン株式会社の山本氏による開会の挨拶とタイムテーブルの紹介がありました。
YouTube での同時配信もあったので、そちらの視聴者の反応も確認しつつのスタートとなりました。

LT1

最初の LT は Yuhei_FUJITA さんによる「プログラマーもするVue.jsといふものを以てブログというものを作らんとて作るなり」という発表でした。

ブログサイトを作る場合に、既存のヘッドレス CMS サービスで要件を満たすには有料プランになってしまうため、Nuxt Content という Nuxt 向けのモジュールを使用したという内容です。

データの取得方法も豊富だし、frontmatter 部分をカスタマイズしても型情報を付けられるとのことで便利そうでした。

いまだに Vue 2.x の初期の頃の印象で「Vue は型が〜」と語られがちなので、どうにかイメージを払拭していきたいですね。

LT2

次は小宮さんによる「ゼロから始めるVue.jsコミュニティ貢献」という発表でした。

OSS 貢献に興味があり、Vue I18n というライブラリーの issue 対応したという内容でした。

当初、OSS 活動はハードルが高そうに感じていたそうです。Vue Fes Japan Online 2022 の「OSSはじめの一歩」という座談会を見て奮い立ち、「自分が使ったことがある」や「オーナーが日本人」などの条件で対象を決めたとのことでした。
(ちなみに当座談会には筆者も出演しており、OSS 参加者の増加に一役買えたことを誇りに思いました。緊張でほとんど発言しませんでしたが……)

また、今回が始めての LT だったそうですが、堂々と話していて感心しました。

LT3

続いて okm-ssy さんによる「動的 & 非同期コンポーネント」という発表がありました。

まず、条件によって出力するコンポーネントを切り替える「動的コンポーネント」と、コンポーネントを初期バンドルに含めずに必要になった時に読み込む「非同期コンポーネント」の説明がありました。

動的コンポーネントは候補のコンポーネントを全て読み込む必要があり、パフォーマンスに影響が出てしまうので、非同期コンポーネントと組み合わせて実装する例が紹介されていました。
一度読み込んだコンポーネントをキャッシュするなどの工夫もされているようでした。

LT4

最後の LT は kamoshita_keisuke さんの「Vue.jsリアクティブを 深堀りしてみる」です。

普段アプリケーションコードを書いているときにはあまり気にしない、Vue のリアクティブシステムについての説明です。
そもそもの「リアクティビティーとは?」から始まり、「Vue におけるリアクティビティーの仕組み」を疑似コードを使って解説していきました。

また、ref と reactive の違いについて、「ref にオブジェクトが渡された場合は reactive でラップされる」という話もありました。

Vue Fes Japan からのお知らせ

ここで再び Yuhei_FUJITA さんが壇上に登場し、Vue Fes Japan 2024 のお知らせがありました。

Vue Fes Japan 2024

  • 2024 年 10 月 19 日(土)

  • 大手町プレイス ホール&カンファレンス

    • 今年は前回より少し大きい会場での開催となります!

  • CFP 受付準備中

  • 最新情報は 公式 note公式 𝕏(旧 Twitter)アカウントをご確認ください

懇親会

以上で配信は終了し、会場では現地参加メンバーによる懇親会が行われました。

こういった勉強会に初参加の学生さんの姿もあり、参加のきっかけが「競技プログラミングのサイトの広告でユニークビジョンの名前を見たことがあった」とのことで、担当者の方は大変うれしそうでした。

競技プログラミングについてや、Vue 2 → 3 移行の進捗、マネジメント業務の醍醐味など、さまざまな話題が飛び交いつつ時間が来たので閉会。

運営ならびに参加者の皆様、お疲れ様でした!


今後も Vue Fes Japan などの最新情報は 公式 note公式 𝕏(旧 Twitter)アカウントで発信していくのでぜひフォローをお願いします。


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