追悼…

　門田博光氏が1週間前に亡くなっていたことを、今知った。
　ここ数年、解説でも見なくなったと思っていたが…74歳、自宅で亡くなっていたところを発見された、という。

追悼・門田博光さん　ビール30本、糖尿病、透析、山間部でひとり暮らし…引退後の生活

　私は南海ホークスが好きだった。中学生の頃だったか、大阪球場にも何回か足を運んだ。その後、残念ながらダイエーに売られて大阪を去ってしまったが。
　腰がねじ切れんばかりのフルスイングできれいなライナーのホームランを放つ姿が印象的だった。
　特に印象に残っているのは、当時ロッテにいた牛島投手のフォークボールを打ったホームランだ。球が投じられた後に、打席で投手側に一歩進み、フォークの落ち際を打つという、打撃であった。
　調べてみたら、これを取り上げている記事があった。

バッターボックス内を“歩いて打った”門田博光さん　専属打撃投手が明かしたすごみ／寺尾で候（日刊スポーツ） - Yahoo!ニュース

　先日の村田兆治氏もそうだが、燃え尽きたかのように心身ともボロボロになって孤独に亡くなる姿は、ある意味一匹狼の求道者らしいといえばらしいのだが…
「うちには現役時代のトロフィーや野球道具はひとつもない。昔を振り返るとしんどくなるんです。」と語っていたという。

それゆけ打て門田　右へ左へホームラン　それゆけ打て門田　目指せ60本　かっとばせ門田！
切ない…　ご冥福をお祈りします。