「自分らしさ」という呪縛から解き放たれよ
今年の夏は、特に夏らしいこともせず、それでも特に「何も出来なかったなぁ」なんて思うこともなく、貧乏暇なしと労働に精を出していた。というのは大袈裟で、生まれて初めて理不尽なことで人に怒鳴られ、それが仕事ならまだ耐えられたのだがそうではなかったので、これまた人生で初めて物申すという経験をした。これまで、育ってきた環境や日頃のものの考え方がかけ離れた人たちがいない場所に身を置いて過ごしてきたのだと思う。それが、今やそうではない環境にどこか気楽さと物珍しさで入り込んだため、その違いを