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満月の夜に過去の旅は完全に終わる

写真のお月様は、今年いちばんの大きなお月さま、スーパームーンの山羊座の満月を迎える前の上弦過ぎた頃のお月さまです。

村上春樹の「国境の南、太陽の西」を読み終えて、noteに感想書いてこの1年間気が狂ったように魘されていたことがクリアになった。

というか、諦めの境地というか。

でも、不完全燃焼でひとつだけまだ心残りがありました。

たぶんそれが終わらないとこの過去の忌まわしい旅は終わらないのだ。

それは何度も書いているけど私が受けた今までのことをシロの親友だったケユ(大学生の頃の私①〜⑨参照ください)に伝えること。


 
だって、
私はケユの親友に深い傷をつけられたんだから。それを知らずにいるのが許せないんだ。

何か知っていることあるはずってずっと思ってて。

本当は直接会って伝えたいし、聞きたいとずっと思っていたんだけど、ケユに会いたいとメールを送っても毎回既読スルーされてるので私には会いたくないんだなって気づいた。それこそが本当は何かに気づいているってことなのかもとも思えて。

そんな話とは別に私にとっては苦手なケユの奥様(モミと呼ぶ)に3月くらいに娘のことでちょっと相談したいことがあったので話を聞いてもらったので、結果を伝えたくてお礼のメールを先日したところ、

「8月に私たちも四国へ行ってきます。ケシ(大学生の頃の私①〜⑨参照ください)に会ってきます。結婚式以来だからめちゃくちゃ久しぶり」

みたいなことが書かれていて、私の心はざわつきました。

が、ケシに会ったときの感想として

「ケシは想定外に優しい人でした。よろしくお伝えください」

と返信したら

私とケシが仲良かったと思っていたけどそうでもなかったんだね。

みたいなことが返信メールできたのでまたまた心がザワついた。

もうどう思われてもいいから彼女に自己開示してケユに伝えて貰おうと思って今回の満月の日に長文で私がシロ(大学生の頃の私①〜⑨参照ください)から受けたレイプまがいのことから捨てられたことまでを書いて送りました。

そしたらその返信に

「それはレイプですね」

とはっきり書いてありました。自分で認めたくなかったけどやっぱりあれはレイプだったんだ。

でもモミはケユからも誰からもそんなこと聞いたことなかったし知らなかったって。

おまけに、シロと私は付き合っていると思ってたって。

ケシとは仲良しでシロとは付き合っていたと思われていた❢

とんだ誤解だ。いったい私は当時のゼミ生のまわりのみんなにどう思われていたんだろう?!

きっとケユもそう思っていたのかと思ったらとゾッとする。

本当のことを伝えてよかった。

モミは死に際のもはや意識のないシロのお見舞いにひとりで広島まで行ってきたと書いてあった。

ちなみに親友だったケユは現実を認めたくなくてお見舞いにも葬儀にも行ってないって聞いていたからもちろんモミも行ってないと思っていたからびっくりした。ひとりでも会いに行くほどの仲だったんだ。

ミイラみたいだったって。

バチがあたったとは言わないけど不徳な行動は体に悪影響を及ぼすんだと思う。

と書いてありました。

シロは35歳で死んだことで人生楽しめなかったという罰が下ったんだと思ってもう悩むのやめて楽んでください。と。

ありがとう。

モミがケユにどう伝えてくれたのかわからないけど、もう伝わったと思う。

その後の返信はない。

たぶんもうないと思う。

これですべて終わり。

いちばん伝えたかった人に伝えてもらえたと思うから、もう過去への執着はおしまい。

すべて終わり。

完全に忘れることなんてできないけど、私は前に進んで行きます。

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