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イラストで2020年を振り返る

いつもお世話になっているフィラメントさんQUMZINEアドベントカレンダーに飛び入り参加させていただきます。

2020年に買って良かったものは「iPad」

2020年は世の中のイベントが一気にオンライン開催へと変化しました。
それに伴いグラフィックレコーディング(以下、グラレコ)の世界にも急激な変化が訪れました。
グラフィックレコーディング(略して、グラレコ)とは、セミナーやワークショップの内容を、イラストやテキストを用いて可視化する手法のひとつです。
整理した情報をタイムリーに提供することで、参加者の理解を深めたり、参加者同士のコミュニケーションのきっかけになります。
これまでは会場の片隅で模造紙にマジックでリアルタイムで描いていたグラレコでしたが、オンラインのイベントではiPadなどのタブレットに電子ペンで描くことが主流になりました。

私がiPadを購入したのは2020年の5月。
ゴールデンウィークに練習して、デジタルグラレコをやってみようかなと思ったのが購入のきっかけです。
実際に始めてみると、イラストツールの使い方やペンの書き心地など、慣れるまで少し時間がかかりました。”習うより慣れろ”と、購入して2日後くらいにオンラインイベントでデジタルグラレコに初挑戦しましたが、ツール操作に翻弄され、描きたいことの半分も描けずでした・・・。

デジタルイラストの良いところ


グラレコに限らずデジタルイラストの良いところを少し紹介します。

私が思うデジタルイラストの良いところ
・A4サイズくらいの尺度で描ける → 全体のバランスがとりやすい
・いろいろ試しながら描ける → 表現の幅が広がる
・後からの調整や修正もしやすい → 仕上がりの質が高まる
・手や服が汚れなくて良い →(個人差あると思いますが)

あと、1枚の絵からバージョン違いなどを作成すると複数回流通ができるのも良いところかなと思います。
例えば、こちらのフィラメントメンバーのイラストですが、

002_フィラメントさん

じゃん!
クリスマスバージョンも簡単に作れちゃいます。

003_フィラメントさんクリスマス

あと、佐藤さんの部分を切り出して・・・

004_佐藤さん

奈良鹿バージョンにすることもできちゃいます。
こちら、実際に佐藤さんが撮影した鹿の写真を加工して、イラストと組み合わせています。

さらに、渡邊さんだけを切り出して、

005_渡邊さん

こんなふうにお茶目な感じにすることも出来ちゃいます。
ソフトクリームのイラストは、チョークアートみたいな感じにしてみました。

1枚作ったイラストを後からも活用できるので、一粒で何度でも美味しくなるのが良いところです。
デジタルで描くイラストも、なかなか良いものじゃないですか?

フィラメントさんの二大巨匠で遊んでしまいましたが、
そろそろ振り返りの話をしなければ・・・。

2020年の振り返ると、「iPad」でチャンスが広がった!

最初は社外のイベント中心にデジタルグラレコにチャレンジしていましたが、会社関連のイベントでも描く機会をいただくようになりました。
新しいつながりができたり、ビックな方を描くことができたり、なんかチャンスが広がったなぁというのが正直な感想です。
ここでは、主に会社関連のイベントで書いたグラレコを紹介します。

スポーツのイベント(2020.6.18)

006_スポーツ

こちらは、新しいつながり。日付を入れ忘れていますが6月のイベントです。このあと、7月のイベントでも描かせていただきました。
リアルタイムで描いたのですが、まだiPadの操作に慣れず、ひとりギャーギャー言いながらのグラレコでした。(オンラインで良かった)

クラウドのイベント(2020.8.28 収録)

007_クラウドのイベント

こちらも新しいつながり。
スタジオ収録でのグラレコは初体験でした。
収録なので声は出せず、心の中でギャーギャー言いながら描きました。

夏の経営会議(2020.9.13-9.14)

008_夏の経営会議

こちらは、昨年は予定が合わず参加できなかったイベントに、今年は念願の初参加。軽井沢出張でのグラレコ、かつ、とてもビックな方の講演を担当できました。

ONE JAPAN カンファレンス(2020.10.11)

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こちら、昨年は会場で描かせていただきましたが、今年はオンラインで。
リアルタイムのデジタルグラレコにもだいぶ慣れてきました。

NTTCommunications Digital Forum2020(2020.10.14-10.16)

010_コムフォーラム

011_コムフォーラム

コロナ禍で、NTT Comのフォーラムも初のオンライン開催でした。
事前収録だったので、動画を見ながらイベントレポートとして作成しました。講演内容をコンパクトにまとめてというのが意外と難しく、リアルタイムで描くより数倍時間がかかりました。
私が担当した6講演の中で一番内容的に難しかったのが、エバンジェリスト/境野さんの講演(下の画像)でした。膨大な情報量をどんなイラストにするか悩みながら描きました。あと、社長講演(上の画像)はリアルタイムじゃなくても、何とも言えない緊張感がありますね。

NTT start upChallenge2020(2020.11.25-26)

012_スタチャレ

こちらは、事務局メンバーとして関わっていた東南アジアのスタートアップのピッチコンテストです。英語力が追いつかず、単語でしか描けなかったですが、登壇者の表情にはこだわりました。

「描きたい」という気持ちが沸き上がる!

ご紹介したグラレコ以外にも、プライベートで参加したイベントでのグラレコもしているので、月平均2~3回くらいは描いてるかなと思います。
今年は結構描いたなと思います。

iPadを購入してから、グラレコやイベントレポート以外にも、ちょっとしたイラストを描いてみようかなと思うようになりました。
学生の時はノートとかスケッチブックに、落書き含め、イラストを描いていたのですが、社会人になってからは絵を描く機会が日常から消えていました。
数年前からグラレコを始めて、久しぶりに絵を描くようになりましたが、グラレコ以外で絵を描くことは、ほとんど無かったです。

iPadの手軽さからでしょうか?日常的に絵を描いてみよう、何か描きたいと思うようになったことは大きな変化だと思います。
そんな中で描いてみたのが、私が事務局を担当する社内コンテストの出場者のイラストです。
今年はコロナでオンライン開催となったので、一度もリアルに会ってない方もいるんです。何か記念になるものが作れたらなと思ったのと、ちょうど絵を描きたいと思う気持ちが増幅していたので、描いてみようかなと。
こちらは終始ニヤニヤしながら楽しく描きました。

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私にとってイラストはコミュニケーションの大切な手段のひとつ。
来年は、さらに描いていこうと思います!

2021年もよろしくお願いいたします。

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