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NvidiaとAIの関係解説 - ChatGPTがもたらす市場

ChatGPTが一世を風靡しGoogleの株価大暴落から始まった2023年。 「謎のAI半導体メーカーNvidia」という日経の記事が出たのが2017年。 当時「Nvidiaが謎?大手だろ?」とか「知る人ぞ知る企業どころか超有名じゃん」という日経叩きが起きた。 それでも多くの人はNvidiaを知らなかったし知ろうとしなかった。 ChatGPTが勢いを増すと、Bingに実装したMicrosoftではなくNvidiaの株が上がるのか今でも理解しがたい人は多いと思うので、Nvidi

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    • 【円安の要因とその背景】

      現在の歴史的な円安の背景と要因について、以下の3つのポイントから考察していく。 2011年の1ドル75円と比べて、2024年現在なんと155円(今日は一時的に160円)、円の価値は半分以下に下落した。 多くを輸入に頼る日本では、モノの値段が次々上げられ、人々は海外旅行にもいけなくなった。 かつて世界2位の経済規模を誇り米国の70%まで達した我が国のGDPはドイツに抜かれ4位に転落、このペースでは2025年にはインドに抜かれる。 「GDPの下落は為替相場という一時的な要因でし

      • イスラエルとイランの国交の歴史まとめ

        【イスラエルとイランの国交の歴史】 今日はイスラエルとイランの国交の歴史を解説するで。 イスラエルとイランの歴史は複雑なんや。 現状はイランはイスラエルともアメリカともガチで仲が悪いが、実は昔はイスラエルとイラン、そしてイランとアメリカはとっても仲が良かったんやで。信じられんやろ。 ほな、イスラエルとイランのややこしい関係について、ちょっと詳しく話したるわな。歴史の授業みたいになるけど、我慢して聞いてや。 仲良し時代(1948年〜1979年) 実はな、昔々の話やけど

        • 【小説:ある静岡県民たかしの青春】

          楽器メーカーに入社したたかしは入社式と研修を終えて、母の住むアパートに帰って一息ついてテレビをつけると、知事が半笑いで話をしていた。 「野菜を売ったり、牛飼いをしたり、ものを作るのは知性が低い」 ニュースを見ながら、たかしは涙を流していた。 たかしは、静岡の小さな街で生まれ育った。 父は地元の自動車メーカーで働き、母は茶畑で働いていた。 両親と妹の4人家族で、決して裕福ではなかったけれど、幸せな家庭で慎ましく暮らしていた。 しかし、たかしが小学校3年生の時、父が交通事

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          さくらインターネットの株価はなぜ上がっているか

          【さくらインターネットの株価暴騰について解説】 さくらインターネットの株価が10バガーについて解説していく。 株価10倍を達成したが、このわずか数ヶ月で株価を10倍上げた理由には3つある。 (1)政府の資金でNvidiaのGPU(H100)を大量購入してAI向けデータセンターを建設した (2)政府クラウド事業者に選定された (3)政府がNvidiaに強い支援を要請したり、金を配ったりとにかく支援をしている ・さくらインターネットとは 日本企業で、サーバーを提供する会社の

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          【イスラエル・パレスチナ問題の超簡単な要約】

          むかしむかし、紀元前11世紀ごろ、つまり今から3000年前、パレスチナという土地にイスラエル王国という国があった。 ユダヤ教の国や。 日本はまだどんぐりを拾って生活をしていた縄文時代の頃やな。 一代目の王様が国を作ったあと、二代目の王様ダビデ王って人が国を大きくしたんやけど、今でもDAVIDっていう名前の西洋人いっぱいおるよな。 ダビデの名残や影響力を感じるよな。 三代目の王様ソロモン王は、エルサレムにユダヤ神殿という立派な神殿を作った。 ソロモン王の死後、イスラエル王国

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          ゆな先生2023年3月ふるさと納税おすすめ(2024年3月10日午前11時更新)

          年間100万円近くふるさと納税するゆな先生のおすすめする、最強のふるさと納税返礼品を紹介する。 楽天買い回りマラソンやスーパーセールのときにぜひ参考にしてほしい。 まずエントリーをしよう 楽天ふるさと納税は、キャンペーンエントリーをすることで始めて真価を発揮する。通常のポイントに加えて、追加ポイントを加算できる。 絶対にエントリーが必須! 最新のキャンペーンは以下の通り(2024年3月5日現在) 楽天スーパーセール(2024年3月4日〜3月11日午前1時59分) 5と

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          半導体株はなぜ明暗が分かれたか Nvidiaだけが上がっていく理由

          【半導体株はなぜ明暗が分かれたか】 今年に入り好調であった米国半導体株がこの1ヶ月軟調を見せている。 年初来+150%を記録していたSOXLは、この一週間で-16%も暴落した。 一時475ドルまで上がったAI銘柄の筆頭Nvidiaも、408ドルと-15%である。 しかし年初来で見れば+185%ではある。 (2023年8月24日追記:決算が出たため8月24日に500ドルを超えた。この記事を読んでいたらあなたも買えていた可能性がある) 一方でQualcommは年初来+6%しか

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          ChatGPTが乗り越える必要がある壁 ~Googleから学ぶ~

          【ChatGPTが乗り越える必要がある壁 - Googleから学ぶ】 ChatGPTの元となるGPT-3が登場したのが2020年。その頃はまだ一部の技術者たちの間でのみ話題となり、競合各社も危機感を顕にはしなかった。 ChatGPTが登場したのが2022年末。1ヶ月後には1億ユーザーを突破したと発表された。 2023年初頭にはGPT-3への独占アクセス契約を持つMicrosoftがBingに搭載。APIも公開され様々なサードパーティアプリがその技術を生かして新しいサービスを

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          ベローチェ

          大学の卒業式のあと、みんなでベローチェにいったよな。 「すげえベンチャーに入るんだ」 「やりたいことをやる人生がいい」 「はやく成長したい」 「初任給は30万だぞ、お前らは22万でいいのかよ」 そうやって、メガバンクに進む俺をベローチェで煽ってたよな。 社会人1年目の夏に会った時も、お前とベローチェに行ったよな。 懐かしいからお前が行きたいって。 「うちの社長はまじですげえ人なんだ」 「お前ら大企業でつまらない人生でいいのか?」 「ウチはお菓子無料なんだぜ」 徹夜明

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          駅で会話する老人と若者

          出生率が80万人を切った2023年、若者と老人が駅で会話をしていました。 老人「やあやあ、君はどこへ行くのかね」 若者「これから東京で学会に行くのです」 老人「私は東京に買い物をしにいくよ、君は買い物はしないのかい」 若者「私は貧しい家庭なので買い物はできません。新幹線は学割で行きます」 老人「高齢者も”ジパング倶楽部”で新幹線のチケットが30%offで買えるよ。でも学割のほうが安いんでしょうね」 若者「学割は13-14%しか割引されません」 老人「冗談でしょう。私が若い

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          H3ロケット初号機とたかしの青春

          イプシロンに続きH3ロケットも打ち上げに失敗し、1人あたりGDPが台湾と韓国にも抜かれようとしていた2023年。 電気自動車にスマホ、家電も半導体も作れなくなったこの国で、駅前脱毛クリニックで働くたかしはほっと一息休憩をしていた。 「俺の選択は間違ってなかったのかな。お母さんに感謝しないと」 私は地方旧帝大院卒の父親、私立文系女子大卒の母親の元に生まれた。 父親は飛行機を作る機械エンジニア、母親は専業主婦だった。 名古屋空港の父の勤務先拠点の近くにある古い社宅で3人仲良く

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