遠藤巧巳 - JapanMarketing合同会社

JapanMarketing合同会社 CEO | 生成AIを活用した業務効率化を提案・…

遠藤巧巳 - JapanMarketing合同会社

JapanMarketing合同会社 CEO | 生成AIを活用した業務効率化を提案・開発します。弊社メンバーを御社Slackなどに招待いただくだけで必要なAIツールを適宜開発・運用・保守します。 https://japan-marketing.co.jp/

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最近の記事

ChatGPT-4oとテレアポリストを使った効率的な架電先情報収集

はじめにテレアポの業務において、数多くの顧客候補に架電することは非常に重要です。しかし、単に数をこなすだけでなく、架電先の担当者に事前調査が不足していると感じさせてしまうと、反応率が大きく下がってしまう恐れがあります。 本記事では、この課題に対してChatGPT4oとAPIを活用することで、効率的に架電先の情報を収集し、スプレッドシートに転記する方法をご紹介します。 テレアポにおける架電先情報収集の重要性テレアポで成果を上げるためには、以下のような架電先情報の収集が欠かせ

    • ノーコードでRAGを実装できるDify.ai:情報検索と生成の融合が生む革新

      はじめにAIの進化は日々私たちの生活やビジネスに大きな影響を与えています。特に自然言語処理(NLP)の分野では、チャットボット、翻訳ツール、コンテンツ生成など、多岐にわたる応用がされています。最近では、RAG(Retrieval-Augmented Generation)という技術が注目を集めています。今回の記事では、RAGとは何か、なぜ必要なのかを解説し、さらにDify.aiを使ってノーコードでRAGを実装する方法について紹介します。 RAGとは何か?RAG(Retrie

      • システムを発注・開発する前にノーコードを必ず調査しよう

        はじめに1億円以下のシステム開発を発注する際、まずはノーコードを使うことをお勧めします。ノーコードを使わなくても、ノーコードならこれらサービスで実現できるといった調査は必ず行うべきです。 なぜなら、ノーコードも非常に種類が増えて品質も上がってきました。各種ノーコードを連携することで、あまりITに詳しくない経営者が希望するシステムであればほぼ何らかのサービス組み合わせで作れると考えた方が良いと考えています。 今回は、Webサイト・Webアプリ・スマホアプリの3種類のシステム

        • Larkを検証してみて、弊社も導入を決定した話

          はじめにあるネットワーキングでお会いした方にLarkを勧められ、昨日時間があったので使ってみました。そしてLarkの素晴らしさに気づきました。 また、これも昨日ですが以下のnoteを書きました。 要するにZapierを使ってメジャーサービスを繋げることで業務効率化しようよといった記事です。ただ、なんだかんだでZapierは全て英語サービスで、私がレクチャーしたそれなりにITツールに詳しい経営者も一発では理解できていない印象でした。そのため、連携をするのであれば、最初から連

        ChatGPT-4oとテレアポリストを使った効率的な架電先情報収集

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        • 海外人材と働く際の設計書作成のススメ
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          ほぼ全てのtoB企業に当てはまる運用効率化のシステム構成

          はじめに私はシステム開発会社を経営しています。そこで他社との差別化としてできる限り最新情報を追うことにしています。ChatGPTが最も分かりやすい例ですが、体感では1ヶ月情報を得ないととても大きな生産性の差につながります。 海外製ツールをそれなりに追っている私が、知人の翻訳会社を経営している社長に業務をITで効率化したいが相談に乗って欲しいと機会があったので、構成を考えてみました。ただ、よくよく考えてみるとほぼ全てのtoB企業はこれに似た構成が適用できる、適用すべきと考えて

          ほぼ全てのtoB企業に当てはまる運用効率化のシステム構成

          やはり日本語ができる海外エンジニアだけを日本企業は採用すべき理由

          はじめにオフショア開発を4年ほどフリーランス、自社で行ってきました。国内のエンジニア不足から海外人材の採用は一つの選択肢となっています。ただ、4年間でいろいろ試行錯誤してきましたが、結局のところタイトルにあるような結論に辿り着きましたので、その試行錯誤について紹介します。 前提前提としてPMやSEの日本人は英語を話すことができないとします。英語がビジネスレベルで使える場合はこの記事の主張は成り立たないため、スルーしてください。ちなみに私も英語をビジネスレベルでは使えません。

          やはり日本語ができる海外エンジニアだけを日本企業は採用すべき理由

          超少数精鋭のシステム開発チームのすすめ

          はじめに今日では、ChatGPTをはじめ様々なシステム開発を効率化するツールが出てきています。これらの効率化ツールを駆使することでタイトルにあるようにシステム開発を行う際に、従来の多人数でチームで作るシステム開発から超少数精鋭チームに移行できる会社が多くなると考えています。 具体的なチーム構成Webやアプリをはじめとするシステムを開発する際にどんなチームを作るべきか?私は以下のチーム構成をお勧めします。 プロジェクトマネージャー:1名 エンジニア:1名 デザイナー:1

          超少数精鋭のシステム開発チームのすすめ

          もっと気軽に海外営業を始めよう

          はじめに自社製品の海外営業や海外展開と聞くと、なんとなくコストがかかりそう、時間がかかりそう、まずは日本で十分にやり切ってからなど色々やらない理由が出てきます。 ただ、ビジネスを始めている人にとって頭の片隅にあるのが、海外展開でもあります。できることなら海外展開してみたい、けどコストがすごくかかりそう、ノウハウがない。そういった方に向けた記事になっています。 日本ローカライズするほど、海外ニーズから外れていく。海外市場への展開を考える際、まずは日本で十分にシェアを取ってから

          もっと気軽に海外営業を始めよう

          英語ができる人材のみを採用するススメ [システム開発会社]

          こんにちは、遠藤です。今回は全員が英語を話せるシステム開発会社の構築について、私の考えをお話ししたいと思います。 日本でシステム開発会社を作るにあたって、基本的には日本語が使える日本人を採用してシステム開発の会社を作っていけばいいと考えがちです。しかし、現状や将来は日本のエンジニアやデザイナーといった人材がどんどん不足しています。そこで、海外の人材マーケットからもエンジニアやデザイナーを集めてくるというやり方も選択肢として考えられます。 しかし、その際に問題となるのが英語

          英語ができる人材のみを採用するススメ [システム開発会社]

          現時点で最も早くシステム開発できるツールセットの紹介 [2023年7月]

          はじめに弊社はシステム開発会社です。システムの受託開発は何か商品があるわけではないため、誰の目からも分かりやすい差別化を作ることに苦労します。 弊社は競合差別化として、世界の最新ツールをできる限り調査して、それらツールを組み合わせて日本のレガシーなシステム開発会社よりも品質・納期・コストを上回ることを掲げています。 そのため、多くのツールを調査して実際にプロジェクトで使えるかどうかを検証しています。2023年7月現在で弊社がお勧めするツールセットについてこの記事で紹介します

          現時点で最も早くシステム開発できるツールセットの紹介 [2023年7月]

          システム開発時にベンダー選びの失敗確率を下げる方法

          システム開発にかかる費用は多くの企業にとって高額な金額となります。 それに加えて、システム開発の成功率も100%ではありません。さまざまな説がありますが、50%以下と言われていることがほとんどです。 日本の慣習として、システム開発を自社で行わずにシステム会社に外注します。これが良いか悪いかは今回は考えません。 外部に発注する際に、選定先を間違えるリスクを下げる方法について話していきます。 今回参考にするのは以下の「決定力」といった本です。 これは良い意思決定を行うための

          システム開発時にベンダー選びの失敗確率を下げる方法

          日本の開発プロジェクトでも外国人デザイナーに依頼できることの発見

          現在私は受託開発会社を経営していますが、エンジニアは全員外国人です。 そして、私にとって挑戦だったのはデザイナーも日本人ではなく外国人にしてみました。 これまでオフショア会社で2社、プロジェクトマネージャーとして携わりましたがデザイナーはいずれも日本人でした。 なんとなくの先入観として、デザインは日本の文化的な機微を読み取る必要があるから、外国人にはできないかなと思っていました。 ただ、外国人デザイナーに依頼できれば経営的に人材獲得の選択肢が広がるため、挑戦してみました。

          日本の開発プロジェクトでも外国人デザイナーに依頼できることの発見

          Figma to Codeができる最も良いツールの紹介 [2023年6月]

          [はじめに] 弊社はシステムの受託開発を行っていますが、できる限り早く開発する何かを常に探しています。 早く開発するためにいくつか手法がありますが、そのうちの一つに良いツールを選ぶことがあります。 この文脈での良いツールとは、これまで人が行っていたものを完全に近い形で代替するものを指します。 [Figma to Codeについて] 現時点でシステム開発をする際にデザインで最もよく使われるツールはFigmaです。 そのため、Figmaデザイナーもマーケットに多く存在しま

          Figma to Codeができる最も良いツールの紹介 [2023年6月]

          システム開発内製化のポイントは技術選定と非機能要件定義

          時代の移り変わりが早い現代では、システム開発の内製化をしたい企業が多くあります。しかし、多くの企業が内製化に難航しています。 まず、内製化とは一言で表せば「自社のシステムは自社でほぼ全て作る」ことです。100%作ることにこだわる必要はありません。要するにスピード感を持って、システムをニーズに合わせて修正・新規開発し、変化に適応することが目的です。 内製化のための採用と教育まず内製化のためには自社でシステム開発ができる人材を用意する必要があります。そのため、新たに採用するか

          システム開発内製化のポイントは技術選定と非機能要件定義

          バックエンドローコード Xanoを使って、ノーコードをカスタマイズする

          現在はシステム開発をする際に、ノーコードかスクラッチ開発かを選ぶ時代になってきました。しかし、ノーコードのデメリットとして、カスタマイズ性が悪いと言われます。つまり、最初は満足していたがある機能の追加がノーコードが制限となってできないといった事態です。 上記問題は、ユーザーに見えるデザインをノーコードで開発し、ロジックのバックエンドを実装することである程度解決できます。 そして、バックエンドの開発もスクラッチではなく、ローコードで実装できるサービスがあります。 それが、以

          バックエンドローコード Xanoを使って、ノーコードをカスタマイズする

          社内全員Figmaを使えるようにしよう - システム開発内製化

          Figmaは今最も勢いのあるデザイン・コラボレーションツールです。 今回はテクニック論的な話になりますが、自社の全員がFigmaを使えるようにするススメについて書いていきます。 メリット何よりもメリットは、多くのノーコードツールがFigmaのインポートをサポートしていることです。具体的には以下です。 Webflow:Webサイトノーコード Bubble:Webアプリノーコード Bravo Studio : モバイルアプリノーコード Figmaのデザインをそのままイ

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