日中カップルヌードル

麺料理が好きな日中夫婦です 【経歴】 *北京・上海に留学(1年) *対中貿易商社勤務…

日中カップルヌードル

麺料理が好きな日中夫婦です 【経歴】 *北京・上海に留学(1年) *対中貿易商社勤務(5年) *放送作家(10年) *中国江蘇省出身の女性と国際結婚(2年) 【noteについて】 中国人の習慣や文化についての考察がメインです

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  • 中国人妻の地元を訪ねて

    妻の地元の中国江蘇省で親戚周り&ホームステイ&中国式歓迎会&墓参りした怒涛の2週間滞在記です。普通の旅行では体験できないリアルな中国人家庭の姿を伝えています。

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【サイトマップ】 いろいろ中国のこと書いてます

お読み頂きありがとうございます。日中カップルヌードルの市川と申します。中国留学、中国ビジネス、中国人との国際結婚などの経験を通して感じたことやお役立ち中国情報など毎日書いています。 改めて自己紹介と、これまでたくさんの方に読んで頂けたオススメの記事をジャンル別にサイトマップにまとめました。このnoteの手引きとしてお役立て頂けましたら幸いです。 ◆自己紹介とnoteコンセプト以下の記事にまとめております🗒️ ◆サイトマップ📕日中文化比較 中国人妻に聞いてみたシリーズ

    • 「世界の窓開いてる」中国人妻の愛しき日本語言い間違え集

      中国出身日本在住11年、日本語もペラペラの妻ですが、たまに意味は通じるけど日本語ネイティブからすると惜しい!と感じるフレーズを聞くことがあります。でもそれを聞いてなんか可愛いというかほっこりしてしまってる自分がいて中々訂正できずにいます。 「世界の窓開いてるよ」 男性のファスナーが開いてるのを指摘するときに「社会の窓が開いてるよ」という思いやりあふれる指摘方法がありますが、それの言い間違えか「世界の窓」とよりロマンチックな表現に変えてくれました。言われて悪い気はしませんね

      • 1日10時間の中国語と太極拳・・狂気じみた我が老師の逸話

        人生には色々な出会いとターニングポイントがありますが、私が中国語や中国文化の研究をちょっと頑張ってみようかな〜と思ったきっかけは、大学の時のゼミの先生であり、中国武術部というサークルの顧問でもあるShanben老師でした。 ゼミの内容は中華圏にまつわる研究ならなんでもいいよ〜っていう感じでしたが、何よりShanben老師の話す中国語があまりにもすごくてカッコよかったのを覚えています。ネイティブ並みに綺麗な発音で流暢に話せると言う人は何人か見て来ましたが、Shanben老師の

        • Cook Do全滅?妻の中華料理食べたことないリストが多すぎ

          私たちが当たり前のように町中華で親しんでいる天津飯や冷やし中華は中国にそもそも存在しないという話を何度かしていますが、中国に存在はするけど全然メジャーじゃない中華メニューも結構あるみたいです。 今日妻と居酒屋で唐揚げを注文した際に、妻がボソッと「唐揚げって食べたの日本きてからかなぁ」と呟いたのを聞いて私は「油淋鶏(ユーリンチー)とか食べなかったの?」と聞いたら、「油淋鶏なんか地元で見たことないよ」と衝撃的な一言が。えー!?油淋鶏ってどこの地域でも食べてる家庭料理じゃなかった

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        • 中国人妻の地元を訪ねて
          6本

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          一生でもう一度食べたい・・北京大学食堂の伝説のチャーハン

          TBSテレビの『人生最高レストラン』という番組がありますよね。ゲストが「人生で最高に美味しかった一品」を、ゲストのエピソードとともに紹介する番組ですが、「もしも自分が出演したら何を紹介しよう・・」そんな妄想をしたことがある人は僕だけではないかもしれません。 わたしの人生最高の一品・・というか、エピソード込みでもう一度食べてみたいと思うのは中国の北京大学の食堂「家园」にあったメニュー「肉丝炒饭(ロウスーチャーハン)」 その名の通り、青椒肉絲の肉絲(細切りの肉)の部分を混ぜた

          一生でもう一度食べたい・・北京大学食堂の伝説のチャーハン

          なぜか蘭州牛肉麺が故郷の味みたいになってる件

          おそらく中国全土でどこにでもあるチェーン店「蘭州拉麺」(牛肉麺) あんまり二次会のない文化の中国で、私たち留学生がたらふく飲み食いした後に締めのラーメン的な感覚で学生街の蘭州拉麺に行くのがお決まりのパターンでした。 2006年に帰国してからおよそ10年・・あの時食べた牛肉面が中国思い出の味になっていたんですが、2017年に蘭州牛肉麺の老舗「馬子禄」が日本上陸すると、瞬く間にブームとなり、今では火焔山や国壱麺など馬子禄以外の蘭州牛肉面チェーンが日本各地、至るところで食べられる

          なぜか蘭州牛肉麺が故郷の味みたいになってる件

          頻度多すぎな「とりあえず海底撈」

          中国No.1の人気火鍋ブランド「海底撈火鍋」 2015年に日本市場に進出してから全国9店舗まで拡大。この火鍋店の特徴はとにかく過剰接待とも言える独創的なサービスが多いところ 麺を頼むと「功夫麺」といって店員さんが三節棍を振り回すようなアトラクションがあったり、日によっては四川省名物の劇「変面」のイベントが店内で楽しめたりします。 誕生日のお客さんを祝うサプライズサービスももちろんありますが、店員さんが手拍子しながら誕生ソングを歌うのは結構シュールで面白いです あと待ち時

          頻度多すぎな「とりあえず海底撈」

          酔っ払ってるので時系列のみ

          仕事帰りの電車で妻からのLINEで 特に私の許可を得るでもなく中国人妻の家族(父、母、妹)が晩御飯を私たち夫婦の家で作って食事会することに the中国式 パパがなんやらすごい量の食材を持ち込む よくわからん食材でよくんからんガチ中華を作り始め… 第一陣として水煮肉片とママが海で釣ってきたという石斑鱼?(ウグイ?)の甘辛煮。豚耳、唐揚げができたー 続いてシンプルな味付けの豚骨スープで酒はどんどん進む どんどん皿を重ねて食材が増えてゆく… 大音量の中国語会話に豆豆も

          酔っ払ってるので時系列のみ

          偏り続けたマイ中華本棚の話

          先日鎌倉市の実家に帰った際に、かつて自分の部屋だった場所に今も置いてある本棚を眺めていました。サムネ写真はその一角です。 あらためて偏ってるなぁ〜と 中国語関連と孫子の兵法がやたらと幅を利かせていています。 小さい頃から本の好き嫌いがすごくて、坂本龍馬は読まないけど新撰組は読んだり、軍師官兵衛は読まないけど諸葛孔明は読んだり… 父が読書家なので、小説から伝記まで色々な本に溢れていて私はそれを勝手に読んでいたんですが、その中で擦り切れるほど読み込むものもあれば、1ページ

          偏り続けたマイ中華本棚の話

          電車内の座り方に見る中国文化

          以前、中国人が地下鉄で席を譲るシーンをよく見かけるという記事を書きました。 その後、中国人の妻と話した際に電車内の不文律というか暗黙の了解で日中の違いがまだまだありましたので紹介したいと思います。 一度座ったら席を移動しない例えば混んでいる電車に乗って、ロングシートの左端から2番目の席が空席なのでここに座ったとします。次の駅で左端の席の人が降りました。右手の席の人はそのまま座っています。 この状況でたいていの人は、左端の席にずれて座り直すのが普通ではないでしょうか?理由

          電車内の座り方に見る中国文化

          中国食文化の象徴"食べ残し"と"打包"について

          中国のレストランで宴会に参加するととにかく驚くのが明らかに食べきれない量のメニューを卓上に並べること。もう置ききれなくてお皿を器用に重ね始めちゃったりして、ようやく半分くらい食べたと思ったら第二陣、第三陣と次々に運ばれて来ます このどう考えても頭数的に食べきれないメニュー、幹事が注文してるとしたら計画力なさすぎだろ!と思うのですが、結構店の人にお任せで頼んじゃってることも多いみたいですね。 ご存知の方も多いかと思いますが、元々中国では食べ残しはマナーの一つ。食べきれないぐ

          中国食文化の象徴"食べ残し"と"打包"について

          中国人は血液型トークに興味ない?

          特に科学的な根拠があるわけではないけど、A型は几帳面でO型はおおらかとか、血液型別の性格が一般認識として浸透してたり血液型占いがあったり…日本人で自分の血液型を知らない人はほぼ皆無に近いと思いますが、私が会った中でも中国人で自分の血液型を知らない人は結構いました。私の妻もその1人で日本で血液検査をした際にようやく知ったそうです。 これ、中国人全員に当てはまるかどうかはわかりませんが、血液型に日本人ほどの興味がないことは間違いないかと思われます。特に血液型で性格の傾向がわかる

          中国人は血液型トークに興味ない?

          戦わずして勝て!「孫子の兵法」に私が救われたこと

          ビルゲイツ氏や孫正義氏も愛読書にしているということで、経営者のバイブルとしても近年注目されている兵法書「孫子の兵法」。書店に行けばたいてい孫子に関連するビジネス書がずらりと並んでいて「3分でわかる」みたいな要約本も大人気。戦国時代の武田信玄が軍旗に用いいたスローガン「風林火山」も出典は孫子です。 「孫子の兵法」は紀元前500年ごろの中国春秋時代の軍事思想家・孫武の作とされる兵法書で、それまでは”勝負は時の運”的な考え方が強かった戦争にデータ分析や戦略を取り入れた画期的な書物

          戦わずして勝て!「孫子の兵法」に私が救われたこと

          日中語学パートナー「互学」の進め方

          もちろん中国語教室に通ったり、書籍や映像、音声教材を使って独学で中国語を学ぶ方法はアリだと思いますが、プラスアルファで中国語を日本で学ぶ手っ取り早い方法として「互学」があると思います。 「互学」とは「互相学习(相互学習)」の略称で日本人と中国人がパートナーとなり、日本語と中国語を教え合う関係を指します。 私は北京留学時代に北京大学の学生と、上海留学時代に復旦大学の学生でそれぞれ互学がいました。(サムネは北京大学の互学の劉さん)北京の互学とは最初のうちはイマイチ機能せずにお

          日中語学パートナー「互学」の進め方

          中国人はなぜ白酒を飲むのか?

          この質問を中国人にすると「そこに白酒があるからだ」と言われそうですが、中国人との白酒宴会を散々してきた私なりの分析を書きたいと思います。 主な特徴はこんなところでしょうか。 実際、中国全体で見ると、日本で有名な紹興酒(黄酒)に比べてはるかにポピュラーでどこの地域にいっても宴会にはコレ!という感じ。白酒ブランドで有名な「貴州茅台」の時価総額は2020年にコカ・コーラを超え、若者の間では江小白という飲みやすい白酒が流行っていて日本でもよく見かけるようになるなど、白酒メーカーの

          中国人はなぜ白酒を飲むのか?

          ガチ中華食べてる時が一番中国を思い出す

          最近家庭内で料理担当になり、毎日の夕飯の献立を考える中でやはり8割方中華料理になることを反省するでもなく継続してます。 夫婦で好きなものは似通ってるので、同じような料理が続かないようにだけ気をつけています。 最近の献立でいうと 今日は鶏肉のカシューナッツ炒め(腰果鸡丁)とトマトと卵のスープ(西红柿鸡蛋汤)、納豆 昨日はピーマンじゃいもナスの甘辛炒め(地三鲜)と軟骨の生姜スープ、水煮エビみたいな感じ 百度のレシピを参考に見栄えは悪くても味は結構本場に近いものができて、すっ

          ガチ中華食べてる時が一番中国を思い出す