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ロシア・ウクライナ危機を日本に例える思考実験:

日本は4つの国に分裂した!

本州国、九州国、四国国、北海道国である。

(1989年 ソビエト連邦崩壊;ウクライナが独立)


*以降は、本州国=ロシア、九州国=ウクライナ、四国=ベラルーシだと置き換えて読んでいただければと思います。ロシアで起きていることを身近な感覚で理解できると思います。また日本の中国地方と誤解を招きそうなので中華人民共和国のことはチャイナと表記します。言わずもがなですがチャイナ=アメリカです。初回だけルビを振ります。



▼1989年〜

そこから20年かけて
九州国ウクライナチャイナUSAとの繋がりを強めていき
やがて九州国で『脱日本ロシア』の機運が高まる。

ここには中華思想を拡大したいチャイナの
政治的思惑があったと目されることもある。

(ウクライナと西欧諸国NATOの接近。
 ウクライナはアメリカと接近して脱ロシアを掲げる。
 ウクライナとアメリカはこの政策を20年間ゆっくり進める)

もともと日本の公安に指定暴力団とされていた組織が
九州国になってからは自由に活動できるようになり、
むしろ九州に住む本州人を弾圧する事件が増加。
チャイナマネーの力で勢力を拡大していく。

(ウクライナのネオナチ集団の台頭とアメリカの資金援助)

一方で宮崎県ドネツク大分県ルガンスクでは九州国のやり方に反対する人が多く、
県や地域によってチャイナと本州国のどちらに付くのかは
意見が分かれている状態が進んでいく。

(ドンバス地方の親ロシア化)

▼2014年

九州国で親チャイナ政権のクーデターが起きる。

(2014年 マイダン革命)

これに抗議した本州人に対して、九州過激派による迫害や虐殺が始まる。

(2014年 オデッサの悲劇など)

本州国は本州人を守るという名目で大分県の国東半島に侵攻。

(2014年 クリミア併合)

すぐに九州・本州・チャイナ・コリアの4国での停戦合意に至る。

(2014年 ミンスク議定書)
(2015年 ミンスク2)

九州国は停戦後、即座に公用語を博多弁に制定。
九州国の学校や店舗で標準語の使用が法律で禁止される。
九州で標準語を話す子供はいじめられる。
九州のお店で標準語で注文すると博多弁で注文し直せと言われる。
九州で標準語で書いてある看板などは全て撤去。
(ウクライナでのロシア語の使用禁止。子供達は学校でロシア語を習うことは一切なくなり、なんならロシア語を使う人達を差別する習慣が生まれる。住民たちは、当初は本人達にそんなつもりはなくても、公安警察みたいな怖い人達が目を光らせていたり、学校で子供達がロシアは劣っていると教育され続けるので次第に差別が本物になっていく)

チャイナは九州過激派に接近して事実上の傀儡政権にしていく。
こうして九州人と本州人の対立が何年もかけて確実に進んでいく。
(アメリカの民主党関係者つまりオバマとバイデンの関係者が金銭的に援助し続けることによって反ロシア派のネオナチ団体からは有力者が次々と生まれ、ウクライナ政権を掌握し続ける。余談だがトランプの共和党関係者はこの動きを進めていない)

一方で、停戦合意で守られた大分県と宮崎県では親本州派の自治区となり、
標準語で普通に生活できることになっているが
九州過激派による小規模なテロ行為がしばしば起きていた。
これは何年も続き本州国の苛立ちを募らせるものであった。

(停戦合意で守られたドネツク、ルガンスクの実態)

また国東半島は本州国による実効支配が続いた。

(クリミア半島はロシアの管轄になった)

そんな感じで6年の月日が流れた…

▼2021年

九州国は、チャイナやコリアらが形成する
中華諸国条約機構CATOへの加盟意志を表明。
CATOは九州国内に東京まで届くミサイルの配備を示唆する。
またCATO加盟は親本州派の2県の安全を脅かすことになる。

(2021年 ウクライナがNATOへの加盟意志を表明)

これを受けて本州国の総理大臣は
『本州人と九州人の歴史的な一体性について』という論文を発表。
九州国のチャイナへの接近と日本離れについての懸念を表明した。

(2021年 プーチン大統領『ロシア人とウクライナ人の歴史的な一体性について』論文)

しかし九州国の政治方針は変わらず。

▼2022年

大分県と宮崎県で独立運動が起こる。
本州国は2県の独立を承認。

(2022年 ドネツク共和国&ルガンスク共和国の独立宣言)

本州国は「大分県と宮崎県の本州人の保護と九州過激派の解散」
を目的として自衛隊を派遣して『軍事作戦』を展開。
本州国のスタンスは、あくまでも「保護」であり「侵攻」ではない。
本州国は2014年の停戦合意については
2県への日常的な九州過激派によるテロ行為を理由に
「停戦合意はすでに破棄された状態だった」という見解を示した。
(ロシアの目的は「ドネツク&ルガンスクの独立保障とネオナチの解体」)

https://news.yahoo.co.jp/pages/20220307

九州国は世界に助けを求め、チャイナやコリアから軍事支援を受けて防戦。

チャイナは広告代理店と国営放送を通じて徹底的なプロパガンダを展開。
このメディア戦略は大成功して世界的に「本州国=悪」だという
イメージをつけることに成功。
チャイナの友好国はチャイナを信じて本州国への経済制裁を実行。
本州国は国連でも孤立。
(#💙💛)

九州人の女子供は難民としてチャイナやコリアに流出、
性被害や暴力事件も報告されるようになる。
(難民問題)

九州大統領は成人男性に義勇兵としての残留を命令。
九州男児には気性が荒い人も多く戦闘員として大いに活躍。
これが本州国の予想に反して九州国が善戦した理由である。
(ロシアの短期決着の失敗)

国外逃亡を図った成人男性は九州軍に見つかると非国民だとリンチされる。
九州軍にはコリアを中心に世界中から駆けつけた傭兵集団も含まれる。
つまりどさくさに紛れて九州男児に暴力をふるうコリアンが一部いる。
(SNSで伝え漏れてくるウクライナの暴力沙汰)

九州国につく者は青色または黄色の腕章をつける。
本州国につく者は白色の腕章をつける。
九州軍の兵士は白い腕章をつける人間は民間人であれ射殺。
それを本州自衛隊の仕業だと主張してTwitterに投稿。
(SNSで伝え漏れてくるウクライナの暴力沙汰)

本州自衛隊と九州過激派の双方に甚大な被害を出しつつも
数で圧倒的に上回る本州自衛隊が有利に戦局は展開する。
こうして本州国は首都である福岡市を占領。
他にも大分県別府市、宮崎県宮崎市など九州東部の主要な都市を陥落。
(キエフ、マリウポリ、ハリコフなど)

本州国は停戦条件を提示するも、
九州国はチャイナの後押しを受けて強固な姿勢を継続。

本州自衛隊は首都機能を失った福岡市から移動して
総戦力を大分と宮崎に集中して残党する九州軍の殲滅作戦へ。
チャイナはこれを「本州国が福岡から撤退した」と世界に報道。
(西側メディア「キーウからロシア軍が撤退!我が軍の勝利である!」)

本州自衛隊が去った福岡市では
かねてより九州軍が人数不足だったので編成された『囚人部隊』が
福岡市内で生き残っていた民間人の自宅を襲撃して略奪。
(ウクライナ人が各国ジャーナリストにリークした内容)

チャイナは世界に向けて「福岡郊外で本州自衛隊による虐殺」と報道。
(西側メディア「キーウ郊外のブチャでロシア軍による虐殺あり」)

チャイナは世界に向けて「本州国は悪である」という声を上げ続けている。
(バイデン大統領「プーチンは悪の指導者」発言)

(2022年 ウクライナ危機)

あとがき:
この文章の目的は善悪の判断をすることや、どちらか一方を非難することではありません。ただ私が各種のソースを見比べて事実らしいと思えた事象を、日本に置き換えてシミュレーションしたものとなります。戦闘の現場については両軍ともに虚実入り乱れた認知戦の真っ只中なので、どちら側からの情報も全てを真に受けることはできません。
ただし、歴史的経緯など、少なくとも事実として分かっていることはあります。ウクライナの政権はアゾフ大隊を筆頭に複数のネオナチ団体(日本でいう暴力団または極右団体)の指導者で構成されているのは事実です。そういう人達が率いている国であるということは覚えておくべきでしょう。また、ウクライナとロシアが元々は一つの連邦国家だったことともまた事実です。一つの国の中で複数の民族が共存して争っているというということは覚えておくべきでしょう。それを分かりやすくするために「もしも1989年に日本が分裂して30年後に戦争を起こしたら」という物語にしました。

了。

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