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スナイダーカット運動がAFSP(アメリカ自殺防止財団)に50万ドルを寄付した話

以下は2020年12月の記事の日本語訳です。

ザック・スナイダー、自殺防止のため募金活動のスナイダーカット支援者に感謝

スナイダーカット運動のメインの目標は、ジャスティス・リーグについてザック・スナイダー監督の完全に実現されたビジョンを大衆に広めることdったが、その過程でこの運動は慈善活動にも参加してきた。ザック・スナイダーの亡き娘オータムンに敬意を表して、ファンはAFSP(アメリカ自殺防止財団)のために多額の資金を集めてきた。そして『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』が2021年にリリースされることが決定した今でも、この募金活動は続いている。 これを受けてスナイダーは、素晴らしい取り組みを支援してくれた人々に改めて感謝を述べた。

現在までに、スナイダーカット運動が実施した様々な募金活動によるAFSPへの寄付金は50万ドルを超えている。ザック・スナイダー監督が支援者に感謝の意を表した方法は次のとおり。

この運動はとてもパワフルだ。支援をくれた募金活動に携わったすべての方々に感謝します。 #afsp

『ジャスティス・リーグ』の制作舞台裏を見守っていた人であればよく知っているように、前日譚である『マン・オブ・スティール』と『バットマンvsスーパーマン:ジャスティスの誕生』を指揮していたザック・スナイダーは、5作目のDCEU映画のポストプロダクション中に、娘の自殺を受けて降板した。そのため様々なスナイダーカットのキャンペーンが展開されたとき、主催者はそれらを募金活動の機会としても使用した。 2019年11月から2020年1月までの間に、こうした数多くの慈善活動はAFSPのために15万ドル以上を集めた。 そして2020年が終わりに近づいてきた現在では、その金額は3倍以上になっている。

これだけでも感動的な偉業だが、特に賞賛すべきなのは、ワーナーメディアによりスナイダーカットのHBO Maxでの公開がアナウンスされた後にも、スナイダーカットの支援者たちは募金活動を続けていることだ。スナイダー本人が語るところによれば、スナイダーカットは4部構成のミニシリーズとして3月に配信予定とのことでる。(※訳者注記:結果的に1本の映画になりました)その頃にはスナイダーカットのファンベースは100万ドルの大台に到達しているかもしれない。

ザック・スナイダーが『ジャスティス・リーグ』を去った後は、ジョス・ウェドンが追加撮影を指揮するためにプロジェクトを引き継ぎ、それによって映画は大幅に変更された。こうして制作された劇場版『ジャスティス・リーグ』は、批評的にも興行的にも予測を下回る結果となった。また2020年にはサイボーグ役の俳優レイ・フィッシャーが、ウェドンのキャストとクルーに対する「ひどく、虐待的で、プロフェッショナルではなく、全く容認できない」行動について声明を出している。また『ジャスティス・リーグ』のリリース後にワーナーブラザースは、DCEUの計画について、ユニバースとしての複数作品の繋がりよりも、個別の作品の独立性に重点を置くように変更している。

『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』に関しては、ストーリーの基本的な流れは2017年の劇場版と同じだが(つまり、バットマン、ワンダーウーマン、フラッシュ、アクアマン、サイボーグ、スーパーマンが一致団結してステッペンウルフと戦う)、映画が具体的にどのように展開するかには多くの違いが出てくるだろう。このスナイダーカットの仕上げ作業には約7000万ドルが費やされた。この金額には、もともと主要撮影期間の映像に合わせて新しいシーンを撮影することも含まれている。スナイダーは、彼のバージョンの『ジャスティス・リーグ』は「別の世界線」の物語であると説明している。

END

翻訳おわり。

原文はこちらを参照ください。

Zack Snyder Thanks Snyder Cut Supporters After Raising A Ton Of Money For Suicide Prevention | Cinema Blend
By Adam Holmes on 2020/12/22


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