自分のやりたいことを探す方法について

はじめに


突然ですが、
「個人的な充足感を達成した人は誰でも、その人を支えた社会に対して恩返しがしたいと自然に思うようになる」
という文を見た時にみなさんは何を考えるでしょうか。
私は今までモヤモヤしていたことが解消されスッキリしました。

モヤモヤしていたことについて


私は自分が死ぬまでに「教育の地域格差の是正」を成し遂げたいと大学時代から思っていました。というのも私は高知県出身で高知県で2年浪人したのち京都大学に入学し、地方と都会の教育レベルの違いを体感しました。正確には地方で上位大学に行きたい人に対して十分な学習環境が整っていないという点です。

就職活動の面接で将来やりたいことについて話をした際に次のように言われることが何回かありました。
「大学生はみんな教育に興味あると言うんだけど君はなんで教育に興味があるの」
面接官の人の気持ちとしては本当に教育に興味あるのかを確かめたいのだと思います。
その時私は自分のやりたいことはありきたりで、とってつけたような薄っぺらい思いなのかと不安になりました。それから、なんで自分は教育格差の是正をしたいのかと自問自答を繰り返しましたが、自分が苦労したことを後輩達には同じ苦労をさせたくないという答えしかなく、それ以上はっきりとした答えには辿り着いていませんでした。

モヤモヤの正体


しかし「個人的な充足感を達成した人は誰でも、その人を支えた社会に対して恩返しがしたいと自然に思うようになる」という言葉を見た時これが答えだと思いました。

どういうことか詳しく説明します。
浪人時代は1日12時間は机に向かって勉強をしていました。これを聞くとほとんどの人がよくそんなことできるなと思うのではないでしょうか。しかし、私にとっては毎日が楽しくしんどいと思った記憶はなく、最終的に第一志望校に受かったので浪人期というのは人生で一番充実した時間でした。つまり充足感を達成したのです。
ここで私を支えてくれた社会というのは母校であり地元の教育環境になると思います。なので私が地方の教育環境を良くしたいと思うのは受験勉強を通して充足感を達成したから当然だということがわかりました。

この出来事から分かる事として、やりたい事を見つける方法の一つとして充足感を達成することが考えられます。(どうすれば充足感を達成できるかは別の記事にしたいと思います)

なぜこのような話をするのか?


大学生のほとんどは特にやりたいことが見つからない状態だと思います。少なくとも私の周りではとりあえず大企業、給料がいい会社、ホワイトな会社といった理由で就職先を選ぶ人の方が多かったです。
このような状況を変えるためには、上で述べたように充足感を達成するような経験をさせる教育を行うことが一つの方法だと思います。
このような状況を変えたい理由はなにかと言われると、一人一人が言われたことだけをやる社会より、自分なりの目的をもって働く社会の方が活気付くし国としても成長に繋がると私は考えているからです。第二次世界大戦以降日本は世界でも有数の先進国になりましたが、近年日本の経済成長は停滞していることがいい例になると思います。昔は日常生活においてインフラが整っていなかったりと現状に満足できないことが往々にしてあったが、現代では不自由なく快適に暮らすことができるので働く目的というものが見つけにくくなっているのだと思います。
つまり、日本人全員が自分のやりたいことを見つけることができれば日本はもっと活気付くし経済成長も見込めるようになるのではないかと私は考えおり、このことについていろんな方の考えを聞きたいので是非思ったことをコメントしていただけると嬉しいです。
以上をまとめると充足感を達成できるような教育環境作りが大事だと私は思っていて、そういった環境作りに携わっていこうと考えています。

最後に


みなさんの周りにも何か使命を抱えてそれに向かって日々頑張っている人はいませんか。その使命の裏には充足感を達成した経験が存在している可能性が高いと思うので是非確かめてみてください。



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