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2023年11月27日 月曜日

ゴミを集めるために、ひとつのゴミ箱から別のゴミ箱に入れようとして、口を開けて置いてあった鞄の中にぶちまけそうになった。ぶちまける前に気づいてよかった。


妹から、実家に行くけれど一緒にお茶する時間はあるかとLINEが届く。会いたいけれど今日はごめん、またゆっくり会おう、と返す。

愛知県美術館で開催していた安井忠治展の最終日に滑り込み。

愛知県民の日で常設展は無料の日だったので、チケット売り場で確認される。安井忠治展のチケットについていた常設展のチケットはちぎられないまま。
なかなかのボリュームだった。ネガも展示されているとは思わなかった。
営利目的でないSNS等に使うのは大丈夫、とほとんどが写真OKだったけれど、使用カメラの展示をスマホで撮った以外は一切撮らなかった。
写真撮影禁止の展示は、安井忠治以外の作品のようだった。

キャプションに書かれていた安井忠治の言葉は、ここ最近、写真家さんたちが初心者に向けて発している言葉と重なった。その人たちの書籍も読みたいと思ったまま。そしてそれは、私に教えてくださった先生方から教えてもらった内容と重なる。つくづく恵まれていた。
安井忠治展は、被写体も、活動の仕方も、作品そのものも、そこから学べることが多かったし、なにより作品が美しかった。
ずっと迷っていて、やっぱり行こう、と決断した時点で最終日にしか行けなくなっていたわけだけれども、決断してよかった。

鞄とコートを預けるために、ロッカーを使わせていただいた。


常設展も、タイトルだけでなく今回のテーマに沿ってキャプションが各作品に置かれていた。アンケートにも書いてきたけれど、作品の背景がわかるのはとてもよいと思った。

屋外展示
人がいなかったので調子に乗ってセルフタイマーで撮影

写真仲間が展示しているAiAiを観に、喫茶七番まで歩く。


ヒール高めのブーツで行ったら足が痛くなった。もうスニーカーしか履けないかもしれない。
ブーツと言えば、カツカツ音がするタイプのブーツを履いて行ってしまって失敗した。安井忠治展のほうはカーペット敷きだったけれど、常設展がフローリングで、歩くのにとても気を遣った。音が鳴らない靴を履いていくのは基本なのに、すっかり頭から抜けていた。それで足が余計に疲れたのかもしれない。
安井忠治展では、ずっとコンデジでピントを合わせる音とシャッター音を響かせているおじさまがいらした。作品もかなり接写していた。係員に注意もされていたようだけれど、なんと答えているのかまでは聞こえなかった。カメラの設定を見せてください、おそらく音がしないようにできると思いますよ、と声をかけそうになったけれどやめておいた。私にできるとは限らない。他に観客もあまりいなかった。迷惑というよりは、ほほえましかった。

グループ展は、それぞれの個性が出ていて素敵だった。
お客さまが座られている席の後ろは、もう少し近づいて観たいものもあった。

フロランタンブラウニー
抹茶ラテ
ごちそうさまでした


おいしいものを食べて帰ったのに、家にあった夫からの北海道土産も食べてしまった。

しっかり栗の味がした。
満たされた一日だった。

お気持ち嬉しいです。ありがとうございます。