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『USJと実家を巡る旅』 #4 [5/5 5:00 - 14:30] 海遊館

大阪アゲイン

実家で過ごした次の日は再び大阪へ行き、今度は海遊館に行く計画になっている。
早朝5:00に出発予定のため早めに就寝した。

4:00頃に起き、出発は5:30となった。少し遅れたけど上々だろう。

母がわざわざ早起きして朝食を用意してくれていた。
久しぶりに飲んだ味噌汁は懐かしかった。
普段はインスタントの味噌汁だから、優しい味に感じた。

父は「盆栽を売ったから」と言いながら小遣いを渡してきた。
USJまさかの2daysでチケット代が嵩んだから、すごく助かった。

車を家の前に移動させて荷物を搬入した。
おじいちゃんとおばあちゃんにバイバイと手を振って車を発進させた。

高速に乗り込み、大阪から実家に来る時と同じルートを走らせた。
途中、淡路島SAでトイレ休憩をした。ここは景色が素晴らしかった。

あいにくの曇り空だったが、見晴らしが素晴らしかった

100円で見れる望遠鏡を使って海を渡る船を眺めたり、対岸の神戸の街並みを少し眺めた。
その後は京橋PAで腹ごしらえ。フランクフルトや唐揚げ、肉まんを食べた。

スタンプはとりあえず押しておく

海遊館に到着。しかし…

天保山インターを降り、海遊館に着いたのは10:30ごろ。
チケットを買おうとすると、入場が12:15になるとのことだった。
入場は時間帯が制限されているらしかった。

事前にチケットを買わなかったことをちょっと後悔。
今回の旅はこういった入場に関する情報不足が多い。
自宅に帰ったら大いに反省しよう…

待ち時間がそれなりにあるため、周辺で時間を潰すことにした。
ぶらついている途中、車が汚れていることを思い出して駐車場に戻った。

高速を移動してきたせいか、虫の死骸が車の前面に貼り付いていたのだ。
四国は山が多く、そのせいで虫が多い。だから、四国の高速で付いたのだろう。
ウェットタイプのウェスで拭き取っていく。
幸い、出発前に自動洗車機の一番高いメニューでコーティングをしていたから、汚れは取れやすかった。

そのあとはスタバに行った。
スターバックスラテと、ついでにスターバックスカードの大阪限定デザインを購入。

大阪限定のスターバックスカード

普段スタバはそんなに利用しないのだが、このカードはなぜか欲しかった。
結局、僕が大阪で買った思い出の品は、このスターバックスカードだけだった。

スタバのウェルカムボードは海遊館仕様でした

天保山大観覧車とお土産

時間はまだまだあったため、天保山マーケットをぶらぶらした。

天保山マーケットプレイスの入り口にあったオブジェクト

奥には巨大な観覧車があった。天保山大観覧車と書いてある。
時間もあり、息子も乗りたいと言うので、二人で大観覧車に乗った。
妻と娘は怖がって乗らなかった。

この日の海遊館はこどもの日仕様。奥に見えるのが大観覧車

観覧車に乗るのは何年ぶりだろう。15年は少なくとも経っている。
久しぶりに観覧車に乗ってみての感想は、めちゃめちゃ怖かった。
息子は全然平気そうにしている。

僕は大人になってから高いところが苦手になったと感じていたけど、思っていた以上に苦手になっていた。
外を見れば、京セラドームが見えたり、海遊館を見下ろしたり…色々と見どころはある。
だけど景色を楽しむ余裕はほとんどなく、僕は乗ってる間ずっと手すりを握り続けていた。イエス、アイ・アム・チキン。

観覧車から見た海遊館

大観覧車を乗り終えて妻たちと合流し、海遊館のお土産売り場に行ってお土産を選んだ。

海遊館のお土産は種類も多く値段も手頃。会社には30個ぐらいの数が必要だったから非常に助かった。
なので、お土産はUSJじゃなく海遊館で選んだ。

一度車に戻ってお土産を積み込んだら、時刻は12:00前。
入場までにちょうどいい時間になっていた。
入り口付近で待機していると、12:15の入場が始まった。列に並び、いよいよ海遊館に入場した。

はじめましてジンベイザメ

入場時間の制限があったものの、海遊館は混雑していた。
入り口付近の展示は特に混みやすいのだが、やはり混んでいた。

身近で、それでいて地味な日本の川魚。景色に馴染みすぎてる上に寝ていて見応えのないカワウソの展示。これらでさえ混雑していた。

それらはちらっと見る程度で済ませ、息子が好きなカニ類(サワガニ)だけはしっかり見て僕らは先を急いだ。

定番の水槽のトンネル

海遊館は高層階から下っていく仕組みのため、最初に長いエスカレーターに乗って高層階へ移動する。

長いエレベーター

海の魚、淡水魚、日本の魚に世界の魚、アシカやアザラシ、イルカにペンギンと様々な展示があった。
残念ながら混雑でゆっくりとは見えなかったが、それなりに楽しみながら展示を見ていった。

ほとんどの水槽はとても深く、下の階層まで突き抜けている。
建物の階層で言うと、2、3階分ぐらいの深さはありそうだ。
順路を進むと、螺旋状に降りるようになっており、同じ展示でも深さの違うポイントが楽しめる。

進んでいくと、円柱の形をした水槽があり、そこにはマンボウがいた。
なんともいえない間の抜けた顔。
改めて見ると、形も不思議で、泳ぎ方も微妙である。ずっと壁にぶつかり続けている奴もいる。
そんなマンボウを眺めていたら、息子が「マンボウは泳ぎが苦手なんだよ」と豆知識。
魚なのに泳ぎが苦手なんて神様も残酷なことをする。

人だかりになっている水槽を見ると、おまちかねのジンベイザメが登場した。
海遊館といえばジンベイザメ。驚いた。想像以上にでかい。

圧倒的なスケールの巨大魚が2匹、水槽の中に作られた海をゆったり旋回し続けていた。
どれだけ人に見られようと、見せ物になっていようと関係ない。
そんなふうに見える姿には尊大さすら感じられた。
彼らの泳ぐ姿は雄大で美しく、見ていて飽きなかった。

大迫力のジンベイザメ

ジンベイザメの水槽も、高層、中層、低層といった具合に色んなポイントから楽しめる。
高層ならジンベイザメを見下ろすように楽しめ、低層では見上げる形になり、ジンベイザメのお腹を楽しめる。
だけどやっぱりおすすめは中層。見やすくて迫力もあった。

ジンベイザメを一通り楽しみ、館内の低層を進んでいくとタカアシガニが展示されていた。

蟹が大好きな息子はテンションが爆上がりして、僕のスマホを奪って写真を撮りまくった。
ここでも「あれがオスで他はメス」と豆知識を披露。良く知ってるものだなあと感心した。

約1名が大興奮したタカアシガニ

さらに進むと展示も終盤になった。
イッカクの実物大の模型は迫力があった。あの牙はいつ見ても不思議で、それこそ神様のイタズラにしか思えない。

イッカクの模型

さらに進むと、クラゲの展示、その先にパルダリウムのような水槽の展示があり、これで全ておしまい。

クラゲの展示

およそ2時間かけて楽しんだ海遊館を後にして、僕らは今夜泊まるホテルに向かって車を走らせた。


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