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『USJと実家を巡る旅』 #6 [5/6 7:00 - 8:00] 2回目のUSJ当日

急げ!

このGWで2回目となるUSJへ向けて車を走らせた。

途中、USJの近くの駐車場のあるファミマへ向かい、昼食用のおにぎりを一人2個ずつ買った。この旅ではおにぎりばかり食べている気がする。

7:00にUSJに到着し、駐車場で二度目の駐車料金を払う。
中へ進むと…もうすでに結構な数の車が停まっていた。
開場の8:00にはまだ一時間。予想以上の来客に焦る。
整理券が手に入るのか不安で仕方がない。

今できることは、少しでも早く入場口へ向かうことだ。
僕らは走った。
駐車場からエントランスまではおよそ700m。そのほとんどを走った。キツい。

エントランスが見えた。と同時に大勢の人も見える。
入場を待つ人の列がすでにある。縦に50人以上の列が10列以上。
ざっと見て500人以上が開園1時間前に早くも並んでいた。

アプリを開いたり閉じたり

列に並んでいる間に、USJのアプリでスーパーニンテンドーワールドの整理券の状況を確認する。
アプリには「整理券なしで入場可能」と表示されていた。
もしかして、このまま整理券無しで行けるのか?
と、一瞬甘い考えがよぎったが、おそらくそんなことはないだろう。

入場を待っている間、定期的にアプリを落としては起ちあげて、整理券の状況をチェックし続けた。

7:30。
音楽が流れ、USJが開場した。
オフィシャルにアナウンスされている時間より30分早い。
Twitter情報は当たっていた。早く来た甲斐があった。

USJに入場するときは手荷物検査がある。
そこまで厳重ではないものの手間ではある。
おかげで列の流れが悪い。
特に僕の並んでいる列は遅い。
右隣の列はこちらより明らかに流れが良い。
僕の列は誰かが入場に手間取っているのでは、とイライラしていたが、そうではなかった。

ゆっくり進んだ列の先、手荷物検査が見えてきた。
様子を見ていると、右隣の列の手荷物検査はめちゃめちゃあっさりしていた。
僕の列はそれなりにチェックしており、この差が入場のスピードに影響していたようだ。
なんとしても整理券を手に入れるために、少しでも早く入場したい僕は、「右隣のキャストに手荷物検査してほしい…」
と思わず嘆いてしまった。

僕が嘆いている間も、アプリで整理券情報をチェックすることは欠かさなかった。
アプリにはまだ整理券無しで入場可能と出ていた。
整理券が不要なら、急いでスーパーニンテンドーワールドのエリアに行きたい。
どっちにしても早く入場したかった。

手荷物検査の番が回ってきた。
それなりのスピードで検査が終わり、いよいよ入場。

入場直後にアプリで整理券情報をチェックしたら「整理券なしで入場可能」の表示が無くなり、整理券の配布が始まっていた。

整理券の行方は

僕は急いで操作を進めた。
アプリには3つの時間帯の整理券が表示されていた。
いずれも午前中だ。
遅い時間でも仕方ないと覚悟していたため、早い時間は大歓迎。

僕は迷わず最速の8:30を選び、さらに操作を進めた。
冷静さを保ちながら、確実にボタンをタップしていく。
申し込みが終わり、サーバーとの通信が始まった。

当たれ!

画面の読み込みを待つ間、祈るような気持ちだった。
通信エラーやアプリ側のエラーが発生しないか怖かった。

画面が更新された。

整理券は無事に取れた。

家族全員で歓声を上げた。ずっとモヤモヤしていた心の澱がすっと無くなった。

お土産を見ながらその時を待つ

この日最大の仕事を終わらせたことで気分は晴れやか。
このあとはスーパーニンテンドーワールドに行けさえすればそれでいい。

8:30までまだ1時間弱の時間がある。
が、アトラクションを楽しむには少し心もとない。

僕らは先にお土産の目星をつけることにした。
再びUSJに来訪することを決めていたので、初日はお土産を買わなかった。
エントランス付近にあるカリフォルニア・コンフェクショナリーに入る。

職場や友達へのお土産は海遊館で買っていたから、純粋に自分達が欲しいものを物色する。商品は安くて1300円、平均的には1700円〜2000円。それなりの値段がする。

子供たちはマリオグッズがやはり気になるよう。
僕はスパイファミリーのアーニャがパッケージになっているお菓子が気になったが、結構なお値段なので諦めた。
今回の旅は、食事とお土産にお金をかけないことをコンセプトにしていた。あくまでもアトラクションを楽しむのが目的。
何もかも楽しもうとすると、中途半端になってしまうことが多い。
これまでの経験、主にロックフェスで学んだことだ。

お土産の目星をつけたら、スーパーニンテンドーワールドへ向けて移動を開始した。

途中にはジョーズのフォトスポットがあった。
人喰い鮫が吊り下げられたオブジェと一緒に記念撮影できる。
いつも記念撮影待ちの列ができているフォトスポットではあるが、このときは開場から間もなかったため、写真撮影を待つ人の数はそこそこだった。
まだ時間はあったから、僕らもジョーズと一緒に写真を撮った。

サメと僕と息子。いまいちノリノリなポーズがとれずぎこちない

写真を撮り終えたら近くのベンチで時間を潰した。
スーパーニンテンドーワールドへの入場が待ち遠しい。


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