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アメリカが隠しておきたい日本の歴史

この本を探していたのです。
2017年頃に買っておいたのですが本棚の隅に紛れ込んでいたのです。

アメリカ人元海兵隊員のマックス・フォン・シュラーが書いたアメリカ人の本音です。

アメリカ人から見た歴史が書いてありますが、驚くべき内容です。
朝鮮、韓国、フィリピンなどとの関係も簡潔に明らかにしています。

日本は敗戦国です。先の大戦でアメリカに敗れました。
日本は、今日でもサンフランシスコ条約を守り、アメリカがこしらえた憲法をいまだに日本国憲法として遵守しています。

政治も、アメリカの意向に従っていますし、領空も、アメリカの許可がなければ自由に飛ぶことができません。

なぜこうなっているのか、海兵隊出身のアメリカ人の疑問と回答が述べられていました。

アメリカ人は親切で優しいから、日本人と同じように取引ができると考えている日本人が多く、日本が譲歩すればアメリカは将来的に日本にお返しをすると信じているようです。
残念ながら、そんなことはあり得ません。アメリカ人は日本側の譲歩を不思議に思うか、日本人を愚かだと思うでしょうが、譲歩されたその利益を遠慮なくいただくでしょう。もちろん、将来お返しすることはありません。お返しをする必要があるとは思いませんし、そんな考えを理解することもできません。

アメリカが隠しておきたい日本の歴史

アメリカが日本を守るのは、アメリカの国益になる場合だけです。日本にアメリカ軍が存在している理由は二つあります。
一つ目の理由は、日本が再び強い独立国にならないようにするためです。
二つ目の理由は、米軍を世界中に派遣するためです。日本は地球の半分をカバーするための、重要な後方拠点です。

アメリカが隠しておきたい日本の歴史

現実の日常を見据えてみると、日本政府は、アメリカの指示通りの政治をすることを強制されて、時には意に沿わないこともやらされています。
民主党が政権を取った際にも、全くアメリカの言いなりになってしまって、基本方針を持っていなかったので、ぐずぐずになってしまいました。

この本を読めば、日本の置かれている状況がよくわかるようになっています。

以前、フィリピンの弁護士に、「戦時中日本はフィリピンに酷いことをした」と言われたことがありました。返答に困ったのですが、この本にはアメリカの方が酷いことをしたと書いてあります。

この本は、英語と日本語が併記されているのでフィリピン人にも理解できると思い、もう一冊追加発注しました。

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