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甘酒

急に甘酒が飲みたくなった。
これといった理由はないが、いつものワガママな思いつきだ。
夏の疲れが出てきたのかもしれない。

甘酒は栄養素が豊富なことから「飲む点滴」と呼ばれています。夏の季語といわれる甘酒は、江戸時代、夏バテ防止の効果が期待できる飲み物として、多くの人々から人気を集めていました。まさに昔から受け継がれている健康的な飲み物です

アソビュー

先ほど、ご飯の残りがあったので米麹と合わせてヨーグルトメーカーで12時間設定をしておいた。今夜中に出来上がる予定だ。

レシピを忘れたので net で検索してみた。
自分の記憶では62℃で12時間だったのだが、 net のレシピには『60℃を超えると麹菌が死滅する』と書かれていた。

60℃に設定して12時間タイマーにメモリを合わせた。

その微妙な温度の差が気になったので、以前に家庭用米麹製造機を購入した、かわしま屋のホームページを覗いてみることにした。

流石に専門家の分析は正確で、麹菌は35〜38℃で増殖し、〜40℃で澱粉を分解する酵素を作る。麹菌は47℃で徐々に死滅する。
47℃で死滅すると書いてある。

新しく理解したのは、甘酒は米麹が作るのではなく米麹が作り出した酵素が作るのだった。
その酵素も、60℃で最もよく働き、60〜70℃で多くの酵素の活性が止まる。

今回は60℃が正解で米麹を使った甘酒作りは非常に微妙なものだった。

かわしま屋の分析によると日本人の健康を支えている米麹は日本の『国菌』なのだそうだ。

麹菌が日本の文献に初登場するのは8世紀。奈良時代の文献『播磨国風土記』に、「神に供えた米飯が濡れてカビが生えたので、酒を醸し、神に献上して宴を行った」という記述がみられます。
中国では主に麦を使って作っていた麹を、日本では主に米で作った結果、「糀」という和製漢字も生まれました。

かわしま屋

ここでも稲作が中国経由で来たという話の信憑性が疑われる。
事実は全ての事案に合致するはずだ。

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