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『Jリーグジャッジリプレイ #26』感想【DAZN配信番組】

雑感

冒頭では先日開幕したWEリーグについて言及。WEリーグからも『ジャッジリプレイ』で取り上げることは可能とのこと。WEリーグ盛り上がるかどうかはサッカーに限らず日本の女子スポーツ界全体にとって非常に重要。『ジャッジリプレイ』みたいなマニアックな番組がWEリーグも取り上げることは必要だと思う。その際問題になるのは番組タイトル。WEリーグも取り上げるのに番組名を『Jリーグジャッジリプレイ』のままにしていると男尊女卑という意見が上がることは不可避。さてどうするか。シンプルにアタマの「Jリーグ」を外して『ジャッジリプレイ』だけに変えるのだろうか。

ガンバ-仙台 68分のアレ

「もしもオフサイドじゃなければ」というifのお話。
個人的には藤春の左腕が開いていて「大きなバリア」とは言えないもののバリアを作っているように見えた。
だから、ジャッジとしてはハンドかな、という感じ。
で、面白かったのは最後に出てきたレフェリーの立ち位置の話。
確かに、選手心理的にVARの交信をしているレフェリーの元に詰め寄りたくなる。
それへの対策として、選手が寄ってくる方向が限定されるゴール側にレフェリーが移動したり、アシスタントレフェリーの近くに行ってVARとの迅速な交信をサポートしてもらうことは確かに必要になるだろう。その辺の立ち位置に関してもレフェリーのスキルが問われそう。試合におけるレフェリーの動作を見る上でのポイントをまた1つ知れた。

同 58分のアレ

これは上記の藤春以上に蜂須賀の左腕が開いているし、ハンドのジャッジは妥当だと感じる。
ただ、原さんが仰っていたようにこの左腕が不自然な動きをしていたかと言われると、確かに何とも言えない。
ここで腕畳んでいたらバランス取れなくなりそう。
個人的にはハンドだと感じるが、当該シーンに関しては意見がかなり分かれそう。
とはいえ、今までだと当該シーンに対しては(レフェリーがきちんと見ていたら)ほぼ100%ハンドになっていただろうが、今夏のルール改正によってそれがレフェリーの裁量によって60%70%はハンドみたいな感じになった印象。
良いルール改正だったと改めて思う。

名古屋-徳島 49分のアレ

みんな大好きDOGSO案件。
吉田麻也もツイートした当該シーン。

DOGSOは妥当だと思うが、三重罰となるのは確かに厳しい…。
とはいえ、当該シーンでは岸本がボールにチャレンジはしてない為、現行のルールではDOGSO取ると自動的に三重罰になってしまう。
確かにすぐに手を離したとはいえ一瞬でも岸本が前田に手を掛けていたのが印象悪く見えてしまってたんだろう。
当該シーンそのままでもレフェリーによってはファウル取らないだろうが、手を掛けていなければそうなる確率はもっと高くなっていたのでは。
少々のボディコンタクトであればファウル取らずに流すというのが今のJリーグの潮流ではあるし。
まあ、当該シーンに関しては岸本のディフェンス能力どうこうというより、そういう状況を作った名古屋の攻撃が良かったと捉えるべきだろうか。

セレッソ-札幌 71分

うーん、映像見ても何でファウルが起きたか分からない。。
ファウルを受けた当事者である駒井直々の解説によると、駒井の振り足が喜田のふくらはぎに接触していたとのこと。

ただ、仮にそのような接触があったとしてもファウル取るのは厳しい気もする。
当該シーンのケースで接触があるとファウル取らざるを得ないのかな??その辺は知識が足りていなくてよく分からない笑。
よく分からないので、もう一方の当事者である喜田にもツイートして頂きたい笑。
もっと言えばこの試合で笛吹いていた清水レフェリーにもお願いしたい←
まあ、上記の名古屋同様にここも当該シーンでのファウルで得たフリーキックのチャンスをものにした札幌の攻撃がさすがだと言うべきか。

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