ユーモアは幸福度を上げる武器である
あなたは仕事、生活の中に「笑い」はありますか?
最近読んだ本の中にこのようなことが書かれていました。
アメリカの調査会社ギャラップによると大人になると、笑う回数が減るという結果が出たらしい。
多くの大人から「ユーモア/笑い」が消えてしまっているのです。
”笑い”と”幸福度”は関連していることから、幸福度と年齢を調べたら下記のような傾向もありました。
上のグラフは年齢と幸福度の関係を示したものです。
幸福な人ほどよく笑うということもあり、このグラフでも21歳以降急激に幸福度が下がっているのがわかります。
そして、定年後から幸福度が上がることを考えると、「仕事」が関係していることが容易に想像できると思います。
読んだ本の中にもこのように書かれていました。
▽仕事とユーモアの関係
仕事とユーモアを関連付ける人は少ないのではないでしょうか?
学生から社会人への移り変わりは”遊び・学び”から”労働・真面目”になるのでしょうか。
「仕事=辛い」と捉えてしまう人が現在では多く、その一つの理由として、
仕事(ビジネス)は真面目であるべきという思い込みがあると言われています。
会社組織に入ると、数字や利益を追い求め、やがて時間と業務量との戦いが始まり、効率化は業務の内容だけでなくコミニュケーションにまで及びます。
必要最低限のコミニュケーションからは笑いはなくなり、報連相重視の乾いた環境へと変わっていくのです。
最近は在宅勤務なども一般化され、会話でのコミニュケーションは少なくなりました。顔を合わせるのはパソコンの画面越しだったり、チャットを使った文字でのコミニュケーションは人間関係をより乾いたものに変えている気がします。
「こんな乾ききった人間関係では”ユーモア・笑い”なんて浮かばないよ」と多くの人は思うだろう。
しかし、著者は職場におけるユーモアのハードルはちっとも高くないと言っているのです。
みんなが大騒ぎをして床を転げ回るような爆笑を取るのではなく、みんながつながる瞬間を生み出すことに価値があるのだと。
笑いではなく”つながり”だったのです。
それには「陽気さ」が大事で、陽気さとは、心構えでもあり、喜びを感じやすい、喜びを積極的に求めている状態だと作者は述べている。
そんな潤おった組織にはリーダーの影響が必要で、リーダーにはユーモアある人が相応しい、そんなアンケート結果も出ているようです。
実はそのような人間らしい繋がりを生み出せるリーダーが現代では求められているのです。
さあ、明日から職場に人間らしいつながりを取り戻そう。
▽楽しい気分になれる理由を探す習慣をつくる
ちょっと、ビジネス的な話になってしまったけど、ユーモアは運動と同じように鍛えたり、コツを学ぶだけど伸ばすことができると著者は述べています。
その一つは「面白いことを見つける」を意識すること。
日常生活の中に笑いになることが多数潜めていることに気がついているだろうか。何もお笑い芸人のように爆笑を狙うのではなく、クスッとした笑いで良いのです。
例えば、昨日私に起こった出来事を一つ紹介すると。
中学一年生の娘が英語の勉強中に父親である私にこんな事を言いました。
「私、ハーフに生まれたかった。英語しか話せないパパと日本語と英語が話せるママが良かった」と。
日本人で日本語しか話せない私は「外人じゃなくてごめんね」とだけ伝えた。そんな出来事を面白おかしく妻に報告する。
「あ、これネタに使えるな」みたいなアンテナを張り巡らせていると楽しい気分になれるです。
ちなみに他にも、最近筋トレを始めた私は、筋トレ後にポーズをとっていたら娘に「変なカラダ、、」と言われました。笑
もうちょっと筋肉をつけろということでしょうかね。。
面白いと思うかどうかは、人それぞれだと思うが日常の中に潜む「これ面白い」や「これやったら面白そう」などに目を向けていけたら、前より笑う回数が増え、幸福度は高まるかもしれませんよね。
明日から日常の中に潜むクスっなるものを探していきましょう。
以前にこんな記事も書いていました。
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