自己決定も大事だけど、たまには他人任せな時があっても面白い
秋田に出張に来て4日目。
朝、6時に起きて朝から温泉に入るルーティンになっています。
さて、今日のnoteはタイトルにもあるように、自己決定が人生の幸福度を高めるためには重要だとは世間一般的には言われているけど、他人任せの場合はどんなメリットがあるのかを考えてみました。
▽お店の「おまかせメニュー」の効果は
私は人生に関わるような重大な選択はもちろん自己決定をした方が良いと思うが、これは自分で決めなくてもあまり影響がないな、というような選択の場面では他者に決めてもらうという事は面白い効果があるのではないかと思っています。
例えば、
飲食店に入ったら「おまかせメニュー」というものがありますよね。
誰もがお店におまかせで注文したことがあるのではないでしょうか。
特に私は居酒屋などで焼き鳥など種類が多い食事を注文する時は、選ぶのが面倒くさくなって「おまかせ」だったり「セットメニュー」を注文してしまう事はよくあります。
ただ、「おまかせコース」は食事の決定を他人に委ねることで選択肢が減り、結果リラックスした食事や仲間と飲食しながら会話を楽しむということを十分に味わうことができるのです。
また”おまかせ”する理由としては、注文する側が新しい料理や味覚体験に期待してプロであるシェフに任せるということもあると思います。
特に普段注文しないような新しい食事に挑戦したい人にとっては、この場合驚きと楽しさを味わうことができるのではないでしょうか。
”他者に任せる”は時に”その道のプロに任せる”という場合もあります。
▽いつものカフェでお店の人に選んでもらう
私はあるカフェでよく、数あるコーヒーの種類の中からレジでお店の人に決めてもらうという行動をすることがあります。
私が「甘い系が飲みたいんですけど、何がおすすめですか?」と聞くと、
定員さんが「これがオススメでこんなカスタマイズはいかがですか?」
「ミルクをこれに変えて、ホイップは多めにするとかどうでしょう?」
と返してくれるので「じゃーそれで!」という注文をします。
そんな時は、いつも頼まないメニューになり、さらにカスタマイズという新たな発見があります。
何よりそこで定員さんと話す機会が生まれたことで顔見知りになり、それ以降ちょっとした会話が生まれたりもしています。
先日は久しぶりにカフェに行った時に「最近みないなぁと思っていたんですよ」なんて声をかけてもらったり。
このように時には他人に任せてみることで、自分でも想像できない効果が生まれる時があるのです。
少し、他人任せにする効果をまとめてみると、
▽決定を他人に任せる効果
選択疲れからの解放: 自己決定は重要ですが、毎日の多くの選択に疲れたと感じることがある。たまには他人に選択を任せることで、自分自身が心地よいリラックスした状態になれる。
新しい経験のチャンス: 他人に選択を任せることは、新しい経験を得る機会になることが期待できる。
社交性の向上: 他人に選択を任せることは、そこから生まれる会話などからソーシャルスキルの向上にもつながる。また、交友関係の広がりも期待できる。
他人任せの面白さ: 他人に選択を任せることで、自分の想像を超えた驚きやユニークな瞬間を味わうことが期待できる。
このように時には他人に任せることでのメリットもあるように思います。
ただ、人生において、自己決定と他者決定はバランスは重要です。
自己決定権を行使することは、自分の目標と価値観を尊重し、人生をより良い方向へ導いてくれます。
しかし、時には他人に決定を任せることも新しい経験と人間関係を築く機会になります。
自己決定で選択肢に疲れた時や、他者の知恵やアドバイスを求める場面で、他者の意見を受け入れることは新たな視点を開く手助けとなり、社交スキルを向上させる効果もあるので、適度な他者決定は、自己決定の強化とバランスを取り、面白い人生を築く一助となると思います。
バランスを考えて適度に他人に任せて、誰かの力を借りて生きていくことが、人生の充実度を高める良い手段なのかもしれませんね。
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