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「人に依存する」は人間の進化である

今日はふと、どうでも良い事を考えていた。

「人間はなぜこんなにも脳が発達しているのに、一人でできるようになるまで何年もかかるのだろう?」

そもそも、人間の進化を考えた時、非常に長い年月をかけて進化してきて、今に辿り着いている。

ダーウィンの進化論

人間って「サルから進化した」と思っている人って多いと思うけど、どうやら「700万〜600万年前にチンパンジーと枝分かれして進化を始めた」
と考える方が正しいようです。

でも、チンパンジーって現代でも存在しているよなぁ。

700年前にチンパンジーの中でも「進化しよう!」って思ったヤツと「このままでいいや」って思ったヤツがいたんだろうか?笑

でもね、
ある大学での研究によると「野生のチンパンジーは3歳前後で自律的に栄養をとることができるようになる」という発表をしたようです。

大体10歳前後まではチンパンジーも親と過ごすようですが、これって3歳になったら一人でも食べていけるってことになるのかな。
チンパンジーは3歳で自立しちゃうわけだ。

チンパンジーから進化したと考えられている人間はどうだろうか。
3歳ってまだ一人では生きていけないですよね。

人間はそれが当たり前。
人間は他の動物と比べて脳はめちゃくちゃ発達したけど、それと引き換えに独り立ちができるようになるまで、時間がかかるようになった。

そこだけみたら退化に感じちゃうけど、独り立ちに時間がかかる事で親以外にも多くの人の力が必要になったと考えられるのです。
それが「繋がり」「学び|知識」に変わっていったんだと思う。

人間も3年で独り立ちしたら、どうなっていただろうか?
きっと、人との関わりから得られる知識や感情のような”人間らしさ”は失われているだろう。

と、どうでも良い事を今日は考えていて、何が言いたかったかというと、

人間は生まれてすぐに親などの養育者に「100%依存」しないと生きていけない。
その依存は成長とともに少しずつ人を変え、形を変えていくもの。

依存というのは、大人になってからも必要な依存をいかに残して成長するかが幸せに生きるコツなんじゃないかなぁ。

大人になったら依存度「0%」にリセットされるわけではなく、生まれた瞬間の「100%」から少しずつ減らしていくもんです。

「人に全く依存しない」はあり得ない

というのが今日の私の結論。


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