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「幸福と寿命は関係する」は本当の話。

ポジティブ心理学は、wellbeing(ウェルビーイング)を追求する学問です。

wellbeing(ウェルビーイング)は「健康・幸福」という意味でそれは、肉体的、精神的、社会的に充実した状態を指しています。

そして人はwellbeing(ウェルビーイング)でいると7年から10年長生きすると言われていて、ポジティブでいると長生きすることが明らかになっているのです。

幸福な人は良く笑う。
そして喜ぶ、感謝する、希望や興味を持つ。

それらポジティブな感情の時の脳は幸福物質であるドーパミンやセロトニンといった物質が放出されているのです。
それが、長生きの理由の一つかもしれません。

毎日同じものを食べて、同じ時間に寝ているある修道院で、若い頃にポジティブな日記を書いた人たちのうち、79%が85歳以上まで長生きした。
一方でそうでないグループは85歳まで生きた人は54%しかいなかった。

このようにポジティブ心理学でも幸福と寿命の研究がされていました。

▽私の実体験から

ここで、私の体験談を一つ紹介したいと思います。

末期ガンを患っていた父親が危篤状態になり、いつ呼吸が止まるかわからない状態になったと家族に病院から呼び出しされた時の話です。

当時、私が病室に行った時はもうすでに意識が朦朧としているように見えました。
しかし、家族がたくさん話しかけるとかろうじて目が少し空いたりするので、意識はあるんだなと思い、父親に言いたいことを伝えるのはこれが最後かもしれないと考え、全ての感謝を伝えました。

それまで家族は「頑張って」としか言えなかったが、

「今までありがとうね」
「お父さんの子に生まれてこれて幸せだったよ」

と家族からの感謝の言葉だけを伝えたところ、想いが届いたのでしょうか。
感謝の言葉を聞き、父親も幸せな気持ちになれたのでしょうか。

もう数時間の命と言われていたのに、そこから奇跡の回復を見せて、10日間ほど生きたのです。

少しだけ話せる状態にまで回復したので、「あの時は聞こえてたの?」って聞いたら「うん」と頷いて「もう一度家に帰りたい」とまで言ったそうです。

わずか数時間と言われていた命を、たっぷりの幸福感で数日延ばせたのだから、幸福でいる人の寿命が一生で7年から10年は延びてもおかしくないよなぁ、と思ったのです。

私はそんな実体験をしたので、幸福は人生を長く有意義なものにしてくれると信じています。

▽ハピネス・アドバンテージ(幸福優位性)

ポジティブ心理学では、ハピネス・アドバンテージ(幸福優位性)という学説があります。
それは、幸福と成功のどちらが先かという話で、成功している人が幸せになるのではなく、幸せを感じている人が成功するというものです。

人は幸せを感じていると

幸せとは、
幸せを追い求めてはいけない。 幸せとは「状態」ではなくて「感情」だと思っていて、「嬉しい〜」「楽しい〜」と同じように「幸せ〜」くらいに一緒にしちゃうのがいい。

そんな生き方ができたらきっと長生きができそうです。

今日で100日連続投稿達成です!!
頑張りました!褒めて欲しい笑

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