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みんないろいろあるけどそれぞれの道を歩んでいくんだねと思った話

昨日は息子の高校の卒業式だった。

ここでも書いたけど

2年生から転入した学校だし
そもそも通信制だからそんなに通学しないしで
小中学校よりは全然思い入れはなく
本人も「卒業式ダル〜」ってカンジだったし
ぶっちゃけ私も参列しようか迷うくらいだった。

実際卒業生に欠席者も多くて、やっぱりみんなそんなもんなのかなぁなんて思った。

息子の学校は新キャンパスとして2年前に新設されたばかりだった。
息子が入学した年。
だからめっちゃキレイで。
まぁあんまり学校には通わなかったんだけど(2回目)

だから息子の同級生はみんな転入生ということになる。
みんな何らかの理由で前の高校を辞めて、今の高校に入ったということ。

そんなことはすっかり忘れていたんだけど、式で答辞を聞いていて思い出した。


答辞で、高校1年で学校に行けなくなって、でも高校生活をやり直したいからここに入った、みたいなことを言ってた。
しかも泣きながら読んでいてね。

両親への感謝も伝えていたけれど
答辞ではお約束な内容といえばそうなんだけど
「たくさん迷惑かけたけど」って
実際迷惑かけたかどうかは置いといて
なんかリアリティあるよね、そこ。

隣のお母さんはそこで泣いてました。
私もちょっとウルっときた。
自分たちのこと思い出すよね。

送辞を読んだ在校生の子も、やっぱり引きこもっていたけれど…みたいな話をしていて。

あぁ、そうか、みんないろいろあってここに来たんだなぁと。
まぁウチもいろいろありましたけれども。

みんな同じではないけれど
それぞれいろんなことがあって
それぞれいろんな思いで入学して
それぞれいろんな思いで卒業していく。

なんだか感慨深いものがあった。


式の開始が13時で
なんやかんやで終わったのが16時過ぎ。
2人ともお昼抜きだったから
終わって速攻ご飯を食べに行くw


「肉食いたい」
という息子のリクエストに答えて
ハンバーグをたらふく(笑)食べたんだけど

入学式の後も2人で肉食べてたわ(笑)

肉で始まり肉で終わる彼の高校生活w

肉肉しいw


「そんなに思い入れないけど、そうか…もう来ることもないんだなぁ」
と、帰りの車でぽそっと息子が呟いてた。
まぁそんなに通ってないけどな(3回目)

でも、だからこそ
こうやってちゃんと終わりを感じことが
大事なのかもしれない。

一時期はどうなることかと思ったけど
卒業できてよかったなぁと
昨日は家族みんなで胸を撫で下ろした。
(本人は満腹で帰宅後爆睡してたけどw)

親の世代とは違う価値観だったり
それでも大丈夫だよってことを
息子は教えてくれる存在なんだなぁと
改めて思った。

きっとこれからも
教え続けてくれるんだろうなぁ…



明日開催です

できれば卒業式の前に聞きたかったなぁw
でも
後で聞くからこその気づきがあるんだろうなと思う。

これから卒園、卒業の方も
もう終わっちゃった方も
絶対聞いた方がいいよ。

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