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読みたい本

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本を紹介されてる記事。 「読んでみたい!」って思っても忘れてしまったり、どなたが紹介してたか忘れてしまったりするので、覚え書きのようなマガジン。
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老後資金4000万円?首相に勧めたい本2選

老後資金4000万円?首相に勧めたい本2選

先日X(旧ツイッター)をみていたら、“老後資金4000万円”というワードがトレンドに上がっていた。
老後を安心して暮らすには、2000万円貯めておく必要があると、これまで言われてきた。それが20年後には4000万円になっているというのだ。
物価上昇率が3.5%のまま20年続くと、現在の2000万円の価値は、20年後には4000万円になるというシミュレーションだそうだ。
前提条件になっている3.5%

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「生きづらいでしたか?」

「生きづらいでしたか?」

すき間時間にサクッと読んだ「生きづらいでしたか?」

「生きづら」は、気になっちゃうワードだ。
先日オーディブルで野口聡一さんの「どう生きるか つらかった時の話をしよう」を聴いた時にも「当事者研究」のことが出てきたので、フラグが立っていたこともあり手にした一冊。

生きづらさを「病」として捉えるのではなく、経験として身を委ね観察し、乗りこなしたりやり過ごしたりといった付き合い方を獲得していく。

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泣き過ぎて目が熱い

泣き過ぎて目が熱い

2024年2月20日(火)

泣いた後の目ってずっと熱持ってますよね。
午前中めっちゃ泣いたんですが、夜になった今もまだ目が泣き目です…

泣くんだろうなぁ…って思って読んでいた本だったんですが、予想以上に泣いてしまいました。

なんか…表現もすごく綺麗で、目の前に瀬戸内の海が見えるようでした。
「死」をテーマとしてる話なのに、重過ぎなくて、いつか自分にも訪れるその時がこんな風に迎えられたらいいな

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思ったほど読書三昧じゃなかった日

思ったほど読書三昧じゃなかった日

今日は余裕のある日で、読書三昧だと意気込んでいた。
実際、家で本を読んでいても驚くほど気が散る。
読んでいた本からの芋づる式で気になった本を図書館でリクエストしていたため借りに行った。図書館本は期限もあるので早速読み始めるが、ビックリするほど面白くない。
決して本が悪いわけではない。ただ、私自身の「今」の興味関心や気分とマッチしていなかったのだと思う。
ここで読了に拘らずサクッと損切りできたことは

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【保存版】Amazonで総合1位を取るためにやったことの紹介をするよ

【保存版】Amazonで総合1位を取るためにやったことの紹介をするよ

こんにちは!

しばらく僕が書いていた『物語思考』の発売日が決まりまして、Amazonで予約開始されたんですが、

こちらが、Amazonの総合ランキングで1位になりました!

「ビジネス・経済」のランキングではずっと1位をとれてたんですが、総合1位がなかなか遠くて・・・。苦労をしてたんですけど、2日たって、なんとか追い上げて1位になりました。

というわけで、これはまた結構ドラマがあったので、紹

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#509:坂本拓弥著『体育がきらい』

#509:坂本拓弥著『体育がきらい』

 坂本拓弥著『体育がきらい』(ちくまプリマー新書, 2023年)を読んだ。まずは、タイトルが秀逸! 学校の体育の授業が大嫌いだった私は、書店の店頭で見かけたとき、手に取らずにはいられなかった(苦笑)

 内容としては、学校体育の歴史と実態を概観しつつ、本来の体育が持つ意義とその可能性を論じるもの。内容には注文はないのだが、私には、著者の文体と論の運び方が自分の感覚に合わないところがあったのが、少し

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年をとること

年をとること

集中力がない。中途半端に読み進めて放置している本が積み重なっている。
「つまらない」と放置した本もあるけれど、読みたい気持ちはあるけれど、他に目移りしてしまって放置状態の本も多い。
集中力のなさは、スマホのせいか、老化のせいか、現実逃避や他にも要因はあるのだろうか。そんなことを考えながら、「年をとること」について考えている。

老い、年を重ねること、うまく年をとるって難しいと感じている。
おそらく

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「だれもみえない教室で」を読んだ

「だれもみえない教室で」を読んだ

今日も読書日記。
子どもの世界、子どもの気持ち、みんな子どもだったはずなのに、忘れちゃう。でも、忘れてないから、心なのかどこなのか、柔らかい部分がズキンと反応してしまう。そんな柔らかな痛みを感じながら読んだ本「だれもみえない教室で」

子どもの頃の気持ちをどうして忘れちゃうのかって考えてみると、気持ちを置き去りにされる経験を積み重ねていくからで、そんな生々しい経験は「なかったこと」として忘却の彼方

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モテない経済学とモテる小島教授ー「アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?」を読んで思ったこと

モテない経済学とモテる小島教授ー「アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?」を読んで思ったこと

モテない経済学

経済学はモテない。思いやりがないのだ。

今週、この本を最後まで読み切った。めちゃくちゃ勉強になった。

「アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?これからの経済と女性の話」(カトリーン・マルサル著)
タイトルからして面白い。

ふと、少し前にバズったツイートを思いだす。
「(夕食は、)簡単に冷やし中華でいいよ」と夫に言われて、怒った妻の投稿。

アダム・スミスと言えば「国富論」を

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AI時代の秘密:星新一が50年前に予言した未来

AI時代の秘密:星新一が50年前に予言した未来

「まじで世界変わるから」と叫ぶ女子学生

先日、ノートパソコンを広げて仕事をしようと思い、雰囲気の良さげなカフェへ足を運んだ。近くに女子大でもあるのか、店内には女子学生が目立つ。
そこで感じたのは、chatGPTがいかに流行っているかだった。

入り口近くに座る女子学生はパソコン画面でchatGPTに何かを聞いていたし、僕の座った席の隣の3人組も、chatGPTについて話していた。

「志望動機と

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本との出逢いも一期一会。

本との出逢いも一期一会。

美容室に行った土曜日の午後。

せっかくの一人時間なんだから、この街で一番の大きな本屋さんに行こうと張り切っていた。

贅沢なランチを「自分へご褒美」と言い聞かせながら食べる。でも、その値段が私にとっては高くて、ちょっとだけ後悔。

さぁ、本屋に行くぞ!
そう意気込むのだが、なかなかお尻が椅子から離れない。仕方なく、何か文章を書いてみようかなと筆をとった。

その時に書いたのが、「人生は実験だと思

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書評『左目に映る星』(奥田亜希子/集英社文庫)

書評『左目に映る星』(奥田亜希子/集英社文庫)

胸の中に切ないメロディが流れていくような、静かで深い余韻につつまれていく。そのメロディを何度も味わうように、その余韻の中にひとり立つ。好きだ、と思う。私は、この物語が好きだ。

神田早季子には、忘れられない相手がいる。それは、転校を繰り返した先で、小学五年生のクラス替えで出会った吉住という少年だ。テストはつねに満点でスポーツも得意で、金持ちの息子でありながらそれを鼻にかけるところは微塵もなく、いつ

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【最近読んだ本31】夜と霧

【最近読んだ本31】夜と霧

こんばんは、ひよこぶちょーです!

昨今は自己啓発本やビジネス本だけでなくリベラルアーツに注目が集まっていることは多くの方がご存知だと思います。私は何も考えたくない時は世界史に関する本をよく読んでいます。世界の歴史は大変ドラマチックで、最近は小説を読むより楽しめます。

創造力や論理的な思考を鍛えると、新しい価値を生み出す可能性は高くなります。リベラルアーツは、新しい価値を創造する力、つまりイノベ

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後編<全48冊>読書週間がやってきた!出版社社員が選ぶ、他社本だけどおすすめしたい24選

後編<全48冊>読書週間がやってきた!出版社社員が選ぶ、他社本だけどおすすめしたい24選

後編では他社のおすすめ本をご紹介 前編に引き続き、かんき出版社員のおすすめ本をご紹介。後編では他社本の推薦書24冊がずらり。ビジネス書、学習参考書、語学書を中心に発行している弊社ですが、コミックや文芸書も多数上がっています!ジャンルを問わずいろんな本に出会いたい方、ぜひ最後までご覧ください。

①ライバル書籍だけど、おすすめしたいんです。
 だって面白かったから精神科医が見つけた 3つの幸福 最新

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