猫の手でもよかったら借りてほしい
はじめまして、ネコノテ舎です
2023年6月に会社をつくりました。
社名は株式会社ネコノテ舎。
まずは社名ができるまでのお話を。
舎
先に決まったのは「舎」でした。
ほんとの最初の最初は、これからの自分達のありたい姿として思い浮かんだ「悠々閑々」にしようかと思っていました。
株式会社悠々閑々。私たちの感覚からするとかなり渋い。そして、何をしてそうな会社か全く見当がつきません。
社名が大々的に表に出ないような会社であれば良いですが、BtoC事業も行う会社になるので、もう少し親しみのあるわかりやすい名前にせねば!と思い、早い段階で却下になりました。
そうなると家(建物、リノベ)や暮らしに携わっていく会社になるので、候補としては、「工房」「クラフト」「アトリエ」…などが出てきました。工務店にありそうですよね。
というか、工務店さんの社名もかなり調べました。
でも工務店でもないしなぁと。
さまざまな角度から考えて、今どきっぽい小洒落たものよりも日本らしさというか、古めかしい感じも取り入れたいな〜と思い、辿り着いたのが「舎」でした。
学舎、手水舎、駅舎など、いまでは普段の暮らしのなかで目にする機会が減ってしまった言葉によく使われている気がします。(文学に疎いので全然そんなことなかったらごめんなさい)
「いえ」を意味する漢字で、「やどる」という意味もあるそう。
直感的に素敵やなーと思って「舎」に決めました。
ネコノテ
「ネコノテ」は夫名義で始めた賃貸物件の、住民が共有で使える作業棟の名前から取りました。
この物件はDIY型賃貸物件で、見た目も間取りもほぼ同じの平家戸建が6棟並んでいます。そのうち住居は5棟で、残りの1棟は住民が自由に使えるDIY作業棟として開放しています。
その作業棟にはよく使う工具類や自家用で購入するにはややハードルが高い電動工具を置いていて、住民は自由に使うことができるというもの。
当初は「コミュニティ棟」と呼んでいたのですが、口に出しても文字にしても長いしよそよそしい感じがして、親しみやすくて呼びやすい名前をつけたほうがいいかな〜と思い、計画段階時にぱっと閃いたのが「猫の手」でした。
もちろん「猫の手も借りたい」という諺から拝借。
「そんなに大したものはないけど、それでも役に立つならよかったら使ってね」という気持ちを込めて。
ネコノテ舎、かんせい
そんなこんなで株式会社ネコノテ舎が完成しました。
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