【ドット絵】フットワークアニメの作り方
今回は、4頭身ぐらいのドットキャラクターで、フットワークアニメを作ってみようと思います。
以前に2頭身ぐらいのドットキャラクターで、待機アニメを作って失敗しましたが、今回はさらに頭身が高くなるので、難易度が上がってしまいます。
前回の記事は、こちらです↓
今回は、格闘ゲームやアクションゲーム用のドットキャラを想定して、フットワークアニメにチャレンジしてみます。
① 動かすキャラクターのドット絵を作る
まずはざっくりとラフな感じでドットキャラのアタリを取ります。
フットワークのポーズから、多彩なアクションを繰り出しやすいように、『構え』を意識してみます。
まあ、ファイティングポーズですね。
ざっくりと、こんな感じになりました。
バランスも適当です。
私の性格上、気分次第でどんどん変えてしまうので、あくまでざっくりです。
そして、このラフをもとに、ドットを整えていきます。
そうすると、数分後に・・・
こんな感じで、ドットが整います。
ラフとは見た目が大きく変わってしまいましたが、気にしないでください。気分でドットを打っているので、こういうこともありますよね。
都合上、頭は丸ごと、フードでスッポリと隠してしまいました。
では、ドットキャラが形になったので、動かしてみましょう!
② 全体をパーツ毎にざっくり動かす
まずは、どういう動きにするのか、動きのイメージを作ることが大切です。
ドットキャラクターをざっくりとパーツごとに動かして、動きを作ります。
腕や頭部等、レイヤーを分けて作っている場合は、こういう時、便利ですね。
私はレイヤーを分けてないので、せっかく綺麗に整えたドット絵を、泣きながら、ザクザクと切り貼りしたり、ずらしたりして、動きの流れを作ります。
フットワークアニメといっても、いろんな動きが存在しますが、今回は、
をポイントに動かしてみました。
この『動きのイメージ』を作るという作業は、ゴールへの道筋を作る作業です。
脳内で完成形が浮かぶようになるまでは、この工程に時間をかけて、あれこれと試行錯誤したほうが良いと思います。
③ ドットを整える
『動きのイメージ』ができたら、あとは、ざっくり動かしたドット絵を整えていきます。
ここからは、とても地道な作業です。
ポチポチとドットを打って整えていきます。
ドットとは『点』です。1ピクセルです。
無心になって、ドットをポチポチという打ちながら、整えていきます。
ポチポチ・・・
ポチポチ・・・ポチポチ・・・
脳内に思い描いた完成形を目指して、ただただ無心にドットを打ちます。
そんなことを考えたりもしながら、引き続きドットをポチポチ・・・
そうして、一通りドットを整えていることができました。
途中で飽きてきたので、気分転換に一色だけ布部分に色を乗せてみました。
ドットが整い、無事に完成しました!
④ 細部までこだわりを入れる
かなりドットが整いましたが、ここで終えてしまうと『普通』なので、ここからもう一歩踏み込んで、ドットを整えていきます。
このこだわりをが、大切だったりします。
再び、ポチポチとドットを整えます。
地道な作業が続きます。
ポチポチ・・・
ポチポチ・・・ポチポチ・・・
途中で飽きたので、今度は、左右反転してみました。
気分転換に、地面に影も落としてみました。
(この影は、モザイク処理をかけて、わざと粗く表現してみましたが、特に意味はありません…。なんとなく試してみただけです…)
『指』とか、細かなところに動きが追加されているのが、わかりますでしょうか?
細かく丁寧に動かしてみました。
一先ず、こんなところで、『完成』としたいと思います。
いやー、頑張った。
私はビールをあまり好んで飲まないのですが、今夜のビールは旨い気がします。
⑤ なんとなく、まだこだわりを入れる
もうこれで完成で終わりと思わせておきつつ、読み手の想像の上を提供できるよう、まだもう少し作り込みを続けてみようと思います。
ここで終えてしまうと、まだ普通な気がするので。
エンタメとは、お客様の予想を裏切り、期待の上を提供して、そこに感動が生まれるわけですが、なんとなく打っている今回のドット絵にも、そんなエンタメ精神を少しでも取り入れたいものです。
とはいえ、どう作り込むべきか、特に面白いアイデアも思い浮かばないので、フットワークアニメの前後に、少し動きを足してみようと思います。
再びドット絵を地味にポチポチと打ち始めます。
ポチポチ・・・
ポチポチ・・・ポチポチ・・・
はい、前後に少し動きを足してみました。
ということで、キリがないので、一先ずこれで『完成』としたいと思います。
今度こそ完成です。本当です。
面白いアイデアも浮かばないまま、惰性で動きを付け足してしまいましたが、行き当たりばったりなので仕方ないですね…。
⑥ 最後に
今回、色数の極端に少ないドット絵を使ってアニメーションを作ってみましたが、サイズが大きいと地味に大変ですね…。
今回の記事は特にオチを付けることができませんでしたが、たまにはそんな回が有っても良いかなあと。
(今回の記事は内容薄くてすみません、、、)
ということで、また次回。
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