カイル・ハイドの物語

NintendoDS lightという化石のようなゲームを実家より召喚。遥か17年の時を超え、電源が入った時は声が出た。動いて良かった。

17年前、中学2年だった私には忘れられないゲームがあった。誰が知ってんねんそれ的なゲーム。でも綺麗で儚いゲーム。
『ウィッシュルーム 天使の記憶』という、海外の推理小説の世界に入り込んだような、比較的優しめな推理ゲーム。
当時CMで流れた“謎を解くように、読むように”というキャッチフレーズにえらく心を掴まれたのを鮮明に覚えていて、でも部活と受験勉強が多忙で続編は出来なかった、そんな想い深いゲーム。

訳アリのセールスマン カイル・ハイド、
その良き理解者 レイチェル
謎の美少女 ミラ
個々のキャラクターが放つ大人の色気というか、妖艶な雰囲気の虜だった中2の私。
その色気に再び触れる時が来た。

33歳。
33歳!!!!????

何という事か。遂にあの色気の塊に、私の実年齢が追いつこうとしている。

レイチェルは…
とととととととととと年下???????
あのしごできクール美女が???????
私が社会で培った8年って何なの????

思いの外鮮明に記憶していたせいで、久々にやったけどすぐクリアしてしまった…
という訳で、メルカリにて続編を購入。

あ、色気が…… 倍増……

前作の要素がちょこちょこ入ってて嬉しかったなぁ。これも16年前くらいの作品なんよな。驚き……

これといった小ネタもなく、マルチエンドもなく、2周目要素も無いという珍しいドストレートな作品で、だけど終わった時には「あぁ、良かったねハイド」と思えるゲームで感動した🎮
無限に時間があるので、こちらも早々にゴール。
ラストのハイドの表情がとてもとても良かった。

鬱々とした休職期間を、色んな物で彩って
なんとか明るく過ごしているので
なんとかなるでしょ、多分。

旦那の実家から取り寄せた“ポケットモンスターブラック”こちらも早々にクリアして見せるze

明日から東京いきまーす🗼