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トラウマが生じる時、そこには大きな力の差が存在する。

今日は阿佐ヶ谷でカウンセリング。

その後のミーティングで、少し早い誕生日ケーキをいただいた。

トラウマが生じる時、そこには大きな力の差が存在する。自分を傷つける、何か 誰かに対して自分ではどうすることもできない、圧倒的な力の差を感じるからこそ極度の無力感を抱くようになる。
社会の中での人と人との力関係は、その人の属性も影響する。
トラウマを負う人の個人的な問題として捉えるだけでなく、その人が置かれている文化的社会的な背景を理解しておく必要がある。

「フラッシュバックは治りますか?」

と質問を受けた。

「大工に家の建て方を聞いてるみたいな質問ですね。トラウマを理解する人が大工だとしたら、トラウマを持っている人が依頼主。状況がわからないので簡単に「治る」とは言えません」

と回答。

ケーキは美味しかった。

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