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旅のススメ 旅に出て変わった私の世界

はじめに


旅に出るのは勇気が要ることだ。

普段過ごす世界から抜け出して
外の世界に行くにはかなりの勇気が必要だ。



おまけに、旅にはトラブルが付きものだ。
交通事故、伝染病、スリ……
家にいるときよりも
旅に出ているときの方が
これらのトラブルに遭遇する
リスクは高くなる。

身の危険を考えると、
家にいた方が居心地が良くて安全である。

ここまで、読んだだけでは、
旅は、ハードルが高いと
感じる人がいるかもしれない。



私が旅に出るのを勧める理由


しかし、私は旅に出たことで、かけがえのない経験を得ることが出来た。

ここからは、私が旅で得たことを紹介する。



1.多様な価値観に触れ、周囲に対して寛容になれた。

旅先では、普段過ごす世界とはかけ離れた
価値観や慣習に触れることがある。
それは最初、私たちに衝撃を与えるが、
同時に価値観を広げることにつながる。

例えば、私はインドに行ったとき、
現地の小中学生と交流をした。
そのとき、サッカーをして遊んだのだが、
現地のこどもたちは裸足で
ボールを蹴り出した。

最初は私も靴を履いたままプレーしていたが、
周囲に促され、
いつしか裸足でボールを蹴っていた。
インドのこどもたちとの
距離感も縮んだようだった。


実際の写真(左が私)。
本当に裸足でボールを追っていた。
インドのこどもたちとの集合写真(右端が私)


安全なやり方を選ぶだけでは
人生はつまらないことを
インドのこどもたちが
教えてくれた気がする。

日本には「郷に入れば郷に従え」
という言葉がある。
現地のやり方に従うことで、
私の価値観は広がった。


2.自分の新しい一面を知った。


旅の中で、新しい発見は、
自分の中にも見られる。

例えば、
「私がビールを好きだ」ということは、
ドイツに行くまで気づかなかった。

というのも 、あまりお酒が強くなく、
飲み会でもビールを飲むことは無かったのだ
しかし、ドイツ南部ミュンヘンの
ビアガーデンでは、
肌寒い季節でも周囲の人々が昼間から
ビールを飲んでいたことに衝撃を受けた。

試しに、私もビールを飲んでみようと、
一杯注文したところ、
ビールの爽やかな味わいが気に入り、
5分ほどで飲み干していた。
そのとき、「ビールを好きだ」
ということを実感した。

ミュンヘンで飲んだビール

このように旅では、
普段と違う行動を取ることがあり、
それが、 私たちの可能性を広げる
こともある。

3.記憶に残った。


あなたは、一日中家にいた日の出来事を思い出せるだろうか。

1週間前ならできるかもしれないが、
「5〜6年前の家にいた日の記憶を思い出して!」と言われると、
大きな出来事がない限り思い出せないだろう。

しかし、旅の中では、
全ての出来事や景色が新たな発見だ。
旅先にはそこでしか味わうことの
できないグルメや観光地があり、
普段の生活とは違うものに
触れることができる。

旅先で得た記憶はやがて思い出となり、
私たちの心に深く刻まれる。

さらに、旅の写真を何度も見返すことで、
思い出はさらに私たちの心に深く定着する。
その写真を発信することで、
誰かの記憶に残ることもある。
写真を見た誰かから繋がる縁もあり、
「自分もそこに行ってみたい」と思い、
新しい旅が始まる。

忘れられないドイツのスタジアムでのサッカー観戦

記憶に残った旅は
私たちの人生に彩りを与え、
心を豊かにする。

最後に


ここまで、
私が旅で得たことを
お伝えしてきた。

さあ、これを読んだ人は旅の準備を始めよう。
旅先では必ず、今と違う自分に出会えるから。

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