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「面白い!」もの【 #2020注目ビジネス 】

 - 共感 -

 最近、このテーマの投稿を多く見ます。私は今年からnoteを始めました。フォローしている方も今年から始めた方が多いです。1年を締めくくる投稿で、noteで得られたもの、これからやりたいことを記す中、多くの方が「共感」の力を取り上げているようです。

■ 「面白い!」のつくり方

 共感といえば、先日、こんな出会いがありました。「岩下さんの投稿がTwitterでも話題になっていますよ~」なんてコメントを頂いたときのこと。私はTwitterをしていないので、リアルタイム検索で「岩下 note」を検索してみると・・・

「あ、本当だ。」
「・・・ん、それよりも『岩下智さん』ばかりだなぁ。・・・気になる!」

 「岩下」という名字。世の中に結構いるけれど、同級生ではいないレベル。なんだか名字だけで親近感があります(おそらく学生時代は「新生姜」と言われただろう・・・なんて勝手に妄想)。

 そんな岩下智さんが書いている本。既に親近感を覚えていた中で、こんな本のタイトル!すぐ購入しました。

「面白い! 」のつくり方 , 岩下智 , CCCメディアハウス (2019/6/27)

 「なるほど」「あ~わかる」と共感しながらも、思考がスッキリする感覚でした。前半は以下のように「面白さの地図」を作成し、この地図に肉付けをし、面白さの掛け算、ずらし方などを説明しています。

「面白さの地図」を作ろう(83頁より)
※ この地図の完成形はもっと細分化されます。

面白さの地図

 「面白い」=「人を惹きつける何らかの魅力がある状態」(23頁)

 テクニカルな分析もありますが、筆者は「なぜ面白い方がいいのか」という本質的なテーマも触れています。それは芸人のような「笑い」による面白さだけでなく、「面白い」=つながりたいと思えるような人間性の話。
 面白くなくちゃいけない、ではなく、面白い方がいいよね。じゃあ、どうすればいいか。余裕をもつこと、よそ見をすること・・・(その先はぜひ本を読んでみてください。)たくさんのヒントを頂きました。

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#2020注目ビジネス

 そんな中、日経COMEMO企画は「2020年に注目しているビジネス」。せっかくなので「面白さ」が作り出されそうなビジネスって何だろう・・・と考えてみました。

 結果、私の注目は note です。

 ・・・圧倒的 ゴマすり!(ざわざわざわ・・・)

 いや、しかし。あくまで私の中で「需要」と「面白さ」とあるものとして挙げさせていただきました。言いたい事はこんな事です。

〇 需要の要素= 【 シェアリング  】

 ここ数年、シェアリングやサブスクリプションの文化が加速し、定着化してきました。所有はしないが共有する、継続利用する。車、オフィス用品、衣服、家具など、気付けばあらゆるものが「シェア」されています。
 「所有欲よりも利便性」という思考がより定番化している。楽だから・・・という短絡的なものではなく、ビジネスにおいては次のステップに行くために「所有」「非所有」という戦略的選択の重要性が増しそうです。

 シェアといえばSNS。この分野は定着というよりも、一般化が加速しています。

SNS(交流サイト)の登録率が6割を超え、10年で3倍になったことがインターネット調査会社マイボイスコムの調査でわかった。登録者のうち7割以上が毎日利用しており、LINEやインスタグラムの利用が広がる。(日経 12/16の記事より)

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〇 面白さの要素 = 【 クラフト 】

 私が密かに応援している文化は「クラフト」です。過去にも投稿してきたクラフトビール、クラフトジンzine・・・。要は「手作り」の文化。機能性や利便性とは相反する文化ですが、世の中がどんどん便利になってくると、ふと恋しくなります。
 ビールを飲む際、ただ渇きを潤したい・・・ではなく「面白そう」があるともっと楽しい。例えば、

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100年前のスタイル、設備、・・・味わいたい

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気持ちのよい言葉とともに、気持ちよくなりたい・・・

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 価値の評価は値段じゃない。機能性でもブランド力でもない。その先にある創作者のストーリー。そんな部分が、たまに触れたくなります。

 noteで知った「いろは醤油」も、ジャストミートです。

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 私自身も創作したい。そんな思いから、娘たちへの誕生日プレゼントも、既製品は娘たちと一番長くいる妻に任せ、私は手作り絵本です。

 今年もゆっくり書いていますが、子供が寝静まった後、日々の様子を想像して色を塗る作業が好きです。

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〇 シェアリング × クラフト

個人であれ法人であれ、noteの街で創作するひとたちはみんなクリエイター。 

 noteの中の方で、Nサロンでもお世話になっている志村優衣さんの言葉。という表現がブログでもSNSでもない独特な雰囲気を物語っているように感じます。

 ↑ こんな取り組みとか、35歳男性の乙女心が「ステキ」と呟きます。

 noteは「書く」「発信する」ではなく「つくる」と表現しています。

【 結論 】
 
『世の中ごと』として注視すべきテーマ「シェア」と、『じぶんごと』として個人的に好きな「クラフト」が融合している場 
  = 私にとって
「面白い」がつくられる場です。

 利用者数が伸びた、サークル機能が追加されるなどトピックな話題もありますが、単純に来年もお世話になりたい。そんな気持ちで注目しています。

 ・・・スリスリスリ。なんだか年末っぽい投稿になりました。
 すり鉢のゴマもいい感じになってきましたので、お開きとさせていただきます。

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#圧倒的ゴマすり
#COMEMO #2020注目ビジネス #nikkei #COMEMO部

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