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ありがとう、ようちえん 【 創作絵本 】

 3月は、娘たち3人の誕生月。

 一方、私は繁忙期。誕生日が近づくにつれ、心の距離が遠ざかるそんな状況。毎年、起死回生の一手として、娘への誕生日プレゼントは手作り絵本を描いています。繁忙期でない時期からゆっくりコツコツと。今年も年末年始にスパートをかけて出来上がりました。

 今まで、このような絵本を描いてきました。

⑴ 3さいになったよ(2018)

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3さいになった長女はなんでも自分でできる!大好きなしまじろうやコキンちゃん、ディズニーキャラクターとともに日常の行動を1人でチャレンジする絵本でした。

⑵ 二女と三女のおたんじょうび(2019)

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前回が長女のお話だったので翌年は双子編。二人のお誕生日会を家族で開催。大好きなディズニープリンセスやキャラクターがお祝いに来てくれるお話でした。

⑶ まほうにかけられて(2020)

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子ども部屋で遊んでいると、オーロラ姫に出てくる3人の小さな魔法使いが登場。将来なりたいお仕事の人や、ディズニープリンセスに変身する魔法をかけてくれます。パパとママがドアを開けるまで、楽しい魔法の時間を過ごすお話でした。

 ▽ 去年の絵本の中身はこちら

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 今までのコンセプトは、現実とファンタジーをあわせること。子どもたちが普段考えていること、好きな服やキャラクターを将来見た時に思い出してほしいという思いを込めて描きました。

 しかし、今年はもうすぐ小学生の長女に向けて、構成変更!

 コンセプトは現実100%の「思い出絵本」にしました。

 前置きが長くなりましたが、
 それでは新作絵本、はじまりはじまり~。

⑷【 新作 】ありがとう、ようちえん(2021)

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この後は、写真アルバムのページが続きます。
そして、

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おしまい。

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あとがき

 私は、自分が幼稚園児だった頃の記憶、ほとんどありません。でも過ごした思い出を知っています。大好きだった先生の話、脱走した話、お遊戯会で頑張った話。全て親が「あの時ね、」と話してくれたことです。先生や友達と楽しく過ごし、また自分なりに頑張っていた過去を知ることは、何度も自分の力になりました。
 長女の幼稚園生活も、親バカですが、とても素敵な時間だったと思います。先生方、友達、本人、全部ひっくるめて「ありがとう、幼稚園」と言いたいのは私や妻です。
 でも、いつか長女も自信を無くしたり、落ち込んだとき、過去の自分や出来事を思い出し「ありがとう」と、力になってくれたら嬉しい。

 別に埃をかぶってもいい。もし、トイストーリーのウッディのような活躍をこの絵本もしてくれたら。描きながら、そんなことを想いました。

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 3歳の誕生日絵本は下手なりに頑張って描いたものの、子どもたちは「パパ=絵がうまい」と勘違いし、ちょくちょく絵をリクエストされるようになりました。参りました笑。絵を描く勉強もしていないし、コツも分からない。そこで、毎回、子どもの表情をよ〜く観察して描いてきました

 だからか。このページを描いたとき。

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そうそう、輪郭は今より丸かったなぁ。
この背丈、髪型、懐かしいなぁ。

 久々に過去の似顔絵を描いてみて、ジーンときました。しみじみ。
 自分で描いてきたものですが、絵本は子どもだけじゃなく、将来、私にも何か力を与えてくれるかもしれません。それが手作りの良さですかね。

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 ……さて。

 これを渡すと、何が起きるか。

 そうです。

 あの二人が黙っていないでしょう。

 「なんで、ねえねだけなの!」ざわ…ざわ……

 来年は双子さんが主役のお話、気合い入れて描きますよ~💦

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(……あと2冊、必要だな。)

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▽ 追記(3/3)
絵本を描くきっかけの話も書きました。

#子育て #育児 #絵本  

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