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演奏するのは一升瓶。岩沢兄弟・たかしの音楽活動、これまでの振り返り。

こんにちは。岩沢兄弟の弟・たかしです。

クリエイターユニットとしての岩沢兄弟では、「よろずディレクション担当」として活動していますが、僕自身はもともと音楽の活動をしてきました。

いまでもときどき、Rent:A*Car(レンタカー)というユニットで演奏をしています。演奏するのは主に一升瓶。それまでも色々な楽器のようなものを演奏したりしてきました。

Rent:A*Car(レンタカー)
この写真のライブでは、望月阿太郎(GROUNDCOVER.)がDubで参加

Rent:A*Carは、ギターの保田憲一さん岩沢卓(いわさわたかし)を中心としたユニットですが、ライブによってボーカルにツダユキコさんが入ったり、打楽器でひらさわゆうじさんが入ったりする少し流動的な形態です。

2012年に「ゆーきゃん×Rent:A*Car」名義で「Sketches for the Tomb Mound Rhapsody」というCDも出しています。このころは「環境音楽ユニット」と名乗っていて、その場で鳴っている音に反応するために、古墳やトンネルなどで演奏したりしていました。

環境音や機械音、それらを加工して映像作品に使用したり、友人のファッションショーや展示会用に音源を提供したりという活動は学生時代から行っていました。

千葉市美術館 さや堂で行ったライブ(2022年)

2006年、当時PANICSMILEのメンバーだった保田さんとRent:A*Carを結成。2009年頃からライブハウスでの活動を本格化。フィールドレコーディングとフィードバック(ハウリング)を組み合わせた実験色の強い活動をはじめました。翌年に吉祥寺Art Center Ongoingで開催された柴田祐輔さんによる「仮定ビート」の展示空間内でライブ演奏を行いました。展示に使われた冷蔵庫のコンプレッサーにマイクを仕込んだり。

環境音をPCで加工するスタイルから、業務用の扇風機を使用してマイクに強風を当てる、扇風機の羽を手で回してモーターから出る電流を使う、自身の身体に圧電素子を貼り付けてみるなどの紆余曲折を経て、最近は一升瓶のなかにマイクを仕込み音の回り込みを使っての演奏スタイルが定着しています。

一升瓶を演奏するいわさわたかし

自主企画としては、「縁会」「夜のサービスセット」などのイベントをライブハウスなどで開催してきました。もともとは、日本橋で岩沢兄弟が運営していたオルタナティブ・スペース「Co-Net」時代にスタートしたカレー食べ放題とライブの組み合わせが母体となっています。

音楽だけでなく、映画や紙芝居、生花からプレゼンなど色々な表現を組み合わせて、ちょっと違う楽しいものに出会ってもらいたいと思って続けています。

「夜のサービスセット グッドマンラスト」より
「夜のサービスセット グッドマンラスト」より
「夜のサービスセット グッドマンラスト」より

今後もライブ活動や、イベント開催などを続けていきます。詳しくは、Rent:A*Car(レンタカー)岩沢卓(いわさわたかし)のSNSアカウントでお知らせしていくので、フォローしてもらえればうれしいです。

ということで、最後にRent:A*Carのライブ映像をどうぞ。

いわさわたかし/岩沢兄弟

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