【 わた 】飽和してゆく

言わぬが花をコンセプトに溢れ出るやり場のない感情を表現しました。
※画面をダークモードにして鑑賞していただきたいです。

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溢れ出るは感情

曖昧な色が溢れて
吐き溜められてゆく

濁ったものは誰も見てはくれない

誰にも迷惑をかけないように
見せかけの色で隠して

私は私を偽るの

溢れ出るものは
いつしか雫に代わっていて
本当の色はもうわからない

心が水面に触れて
最後には落ちてゆく
私はこのまま溶けて終わりたい。