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もう一度、求められる存在になる。FW有馬幸太郎【Voice】

鹿島アントラーズのユースで育ち、昨年いわきFCに加入。FWの中心選手として活躍する有馬幸太郎選手。彼のこれまでと今について、お話をうかがいます。

▼プロフィール
ありま こうたろう
2000年生まれ。
鹿島アントラーズU18→鹿島アントラーズ→栃木SC→いわきFC
2022年いわきFC入団 


■今の戦い方は、自分のよさを出せる。

「試合前、アウェーゲームに駆けつけてくださったファンの皆さんに挨拶をした時、鳥肌が立ちました」

2023年明治安田生命J2リーグ第29節・アウェーのV・ファーレン長崎戦。負傷復帰からいきなりの先発起用となったこの試合を思い出し、有馬幸太郎選手は感慨深げにそう語ります。

長いリハビリを乗り越え、4カ月ぶりに足を踏み入れたリーグ戦のピッチ。有馬選手は4141のワントップで先発出場し、54分までプレー。上々のパフォーマンスを示しました。今年はJ2第39節終了時点で7試合に先発出場、3試合に交代出場しています。

時に相手のビルドアップに激しくプレスをかけ、時に前線で身体を張り、攻撃の起点になる。時にもう一人のFWと絡みながら、フィニッシャーとなる。そんな多彩な役割をこなす有馬選手は、J3を制した昨年と田村雄三監督による今年のサッカーの違いをこう語ります。

「相手に激しくプレッシャーをかけるサッカーに変わりはありません。ただ、昨年の戦い方はしっかりとリスク管理をする手堅さがありました。守備を重視し、中からカウンターを受けないよう、奪ったボールを外から回していくスタイル。FWは前線で身体を張ることを求められました。

その点、今のサッカーは多少リスクを負ってでも主導権を握りに行き、ボールを動かしていきます。1トップと2トップで役割は多少変わりますが、FWは前線で身体を張り、相手DFの背後を狙い続ることを求められる。ただし田村監督には『ラインが低ければ、下がってボールを受けに行っていい』とも言われています。

おそらく今のスタイルの方が、自分のよさを出しやすい気がします。復帰したころはそのあたりを上手く落とし込めておらず、反省すべき点は多かった。でも今は、だいぶ改善できています」

田村雄三監督は有馬選手への強い信頼を隠すことなく、こう語ります。

田村「ボールを収めることもできるし、シュートの形を持っている。イメージもある。味方と一緒にサッカーもできる。もう少しゴールに近いところでプレーできたら、必ず点を取れると思います。ハードワークできるし、性格もいい。ケガをしている間もしっかり自分に向き合ってきて、チームのために戦える選手だと思います」

選手、スタッフ、そしてファン。山あり谷ありの1年を過ごす中、多くの人が復帰を待ち望んだ万能アタッカー。シーズン終盤に帰ってきた攻撃のラストピース。そんな有馬選手に、お話を聞いていきます。

■名門で培った多彩なテクニックと、大型FWとしてのポテンシャル。

茨城県生まれ。サッカーを始めたのは小学1年の時。学生時代にサッカーに打ち込んだお父さんの影響で、物心ついた時にはサッカーボールに触れていたそうです。

「いつどうやって始めたのか、よく覚えていないんですよ。気づいたらやっていましたね。地元の少年団に入ったのですが、正直レベルはそれほど高くなかった。サッカーが楽しかったし、もっと練習をたくさんしたいし、もっと強いチームでやりたい。そう思って県内のチームを探し、鹿島アントラーズのスクールに入りました」

小学4年でセレクションに合格。鹿島アントラーズジュニアでキャリアをスタートさせました。当時はサッカーがとにかく楽しくて仕方なかったそうです。ひたすら練習に打ち込む日々。高校1年でユースに昇格した時には、プロとしてやっていく決意を固めていました。ユース1年目まではボランチ、2年目でSH。現在のポリバレント性は、このころの多彩な経験がベースになっています。そして、高校3年でFWに抜擢。

「当時の監督が『FWとしての可能性を感じるから、やってみないか?』と言ってくださりました。ポストプレーは上手くなかったですが、足元の技術にはある程度自信があった。前線から降りてボールを受け、シュートに持っていくのが得意でした」

突出した武器を持つわけではないけれど、幅広く柔軟にプレーできるFW。将来、スケールの大きなアタッカーへと成長してほしい。

有馬選手はそんな期待を受けて力を伸ばし、見事、トップチーム昇格を勝ち取ります。

「ユースではずっと試合に出ていました。でも、決してたくさん点を取っていたわけでもなく、それほど目立った活躍もしていなかった。昇格できたのは、ポテンシャルを見てくれたのだと思います。当時の監督が『今後の伸びしろに期待してお前を上げる』と言ってくださったのを覚えていますから」

名門・鹿島アントラーズにて、プロサッカー選手のキャリアがスタート。しかし、これが試練の始まりでした。

「トップチームは次元が違いました。レベルが高すぎて試合に出られず、悔しいとすら思えなかった。一番違いを感じたのは、一つ一つの判断のスピードです。普通のポゼッションの練習でも、目が回るようなすごいテンポでパスがつながっていく。ボールを受けた後のことなんて考えられない。外から見ているのと、実際に入ってプレーするのはまったく違いました。

アカデミー時代からトップチームを近くで見てきましたが、『あの選手はシュートが上手い』とか『めちゃくちゃスピードがある』というように、見ていたのは目立つ部分ばかり。本当にすごいのはそこじゃない。例えばパスコントロールでは、ほんのわずかなズレも許されず『そこじゃない。こっちだ』と要求されます。実感させられたのは、トップチームの選手達の基本技術のクオリティ。基本の膨大な積み重ねが、あのプレースピードにつながっている。そのことを思い知らされました」

周囲の選手達に少しでも追いつきたい。そんな思いで毎日のトレーニングに打ち込んだ有馬選手に、出番が回ってきます。デビュー戦は2019年8月14日の天皇杯3回戦・栃木SC戦。4対0で快勝したこの試合に交代出場し、試合終了間際に見事なプロ初ゴールを挙げました。

「プロとして初めてピッチに立った時は本当にうれしかった。ゴールシーンはよく覚えていますね。右サイドを抜け出して何人か交わして切り込み、左足で決めました。実は見返したら、完全にオフサイドなのですが(笑)。でも、デビュー戦でのゴールはなかなか望んでできることではありません。ラッキーでした」

しかし、交代出場でダメ押しの1点取ったぐらいでスターティングメンバーに定着できるほど、名門は甘くありません。その後、天皇杯準々決勝Honda FC戦で初スタメン。しかし思うようにプレーできず、アピールは失敗。その後も数回ベンチ入りするも、結局シーズンは終了。トップチーム1年目は天皇杯2試合に出場して1得点。リーグ戦出場ゼロという結果で終わりました。

「このまま鹿島にいても、正直、スターティングメンバーになるのは難しい。今はとにかく試合に出たい」

そう考えた有馬選手は、他チームへ移籍する道を模索します。

■自分に矢印を向けられなかった2年間。

有馬選手は出場機会を求め、2020年シーズンからJ2の栃木SCに期限付き移籍しました。チームには元日本代表の矢野貴章選手、エスクデロ競飛王選手ら実力者がそろっていましたが、持ち前のテクニックでポジション争いを勝ち抜く自信はありました。

実際、開幕戦でスターティングメンバー入り。矢野選手と2トップを組んでプレーしました。しかし、新型コロナウィルスの影響でリーグが中断。再開後、有馬選手の出場機会は激減していきます。

「当時の栃木はそれほどパスをつながず、DFが前線にロングボールを蹴ってFWが収めるか、サイドからのクロスを決めるか、セットプレーで得点するスタイル。FWには高さと頑強さが求められます。でも当時の自分はパワーを前面に出すプレーは不得意で『テクニックなら負けていないのだから、得意なプレーで勝負したい』と考えていました。今思えば、よくなかったですね」

そのような考えのせいか、先発出場のチャンスは回ってきません。プロサッカー選手である限り、チームの求めるプレースタイルに適応できなければ、居場所はなくなります。それなのに、有馬選手は自分を変えようとはしませんでした。

J1の名門で技術を磨き上げてきたのに、J2でチャンスをもらえないジレンマ。エースになってやろうという思いと裏腹の、チームのサッカーを体現できない悔しさ。葛藤を心に抱えながら、時間だけが過ぎていきます。

「鹿島時代は、試合に出られないことを受け入れている自分がいた。でも栃木では違いました。毎試合出るつもりで行ったのに、出られない。自分のしたいことプレーを見せても評価されない。ライバルの選手よりも自分の方が上手いのに、どうして出られないんだろう。そんな悔しさで、毎日いら立っていました。今思えば、現実を認めて自分と向き合うことから逃げていたのだと思います」

試合は途中交代がほとんど。1年目は21試合出場で1得点のみ。2年目はスタメンで1カ月ほど出場しましたが、長くは続かず。出場は前年と同じ21試合にとどまり無得点。栃木で過ごした2年間は、キャリアで最も苦しい時間となりました。

そんな有馬選手が変わるきっかけとなったのは、ポジションを争う先輩FWの言葉でした。アルビレックス新潟や名古屋グランパスエイトでプレーし、日本代表選出経験もある矢野貴章選手との言葉から、今につながる大切な気づきを得たのです。

「シーズンが終わった直後、矢野さんが『プロだったら、チームや監督が求められるプレーをしなくてはいけない。せっかくいいものを持っているのに、本当にもったいない』と言ってくれたんです。あらためて2年間を振り返ると、確かにその通りだな、と。

当時の自分は明らかにパワーが足りず、前でボールを収められなかった。その現実を認められず、得意なプレースタイルに固執していた。でも監督やスタッフの目から見れば、自分が得意なプレーはチームにとって不要なもの。チームが求めるプレースタイルに合わせてアジャストしていくのが本当のプロ。不得意なプレーがあっても、自分に矢印を向け、足りないものを埋め合わせていかなくてはいけない。

もっと早くそれに気づき、身体作りやボールの収め方に目を向けていれば、遅くとも栃木の2年目に変われたはずだった。今となればそう思います」

ちょうどそのころ、いわきFCから獲得オファーがありました。有馬選手はアントラーズを去り、新天地・いわきで戦う覚悟を固めます。

「オファーはうれしかったですね。話を聞き、期待をすごく感じました。チームのことを詳しくは知らなかったのですが、筋トレのイメージが強かった。トレーニング施設が整っていることもわかっていたので、いわきFCに入れば、自分に欠けているものを見つけられるかもしれないと思いました。

ただし、悠長なことは言っていられない。J1→J2→J3とプレーするカテゴリーが下がり、このチャンスで活躍できなかったら終わり。だから今、やるしかない。自分のしたいプレーはすべて捨て、死に物狂いでやってやる。そう決意しました」

■いわきFCのプレースタイルを体現するために。

チームに合流してみると、いわきFCが筋トレだけのチームではないことはすぐにわかりました。そして、激しいポジション争いが待っていることを覚悟しました。

「選手はみんなレベルが高く、フィジカルが強くて技術もある。しかもそれぞれの個性がある。スタメンを勝ち取るのは簡単ではないし、頑張らないと試合には出られない。J3のクラブでもまったく甘くないとわかりました。そして、筋トレは予想通りハードでした。最初のころは、どうなることかと思うぐらいキツかった…。これが1年続くと思ったら憂鬱でしたね」

2022年3月にJ3のシーズンが開幕すると、FWとサイドハーフで開幕から6戦連続スタート出場。第3節の愛媛FC戦では、移籍後初ゴールを挙げました。しかし第7節・ヴァンラーレ八戸戦と第8節・福島ユナイテッドFC戦で、サブに降格してしまいます。理由は明白。まだまだ身体が弱く、不用意に倒れることが多かったからです。

90分間止まらない・倒れない。それがいわきFCの掲げる「魂の息吹くフットボール」。チームのプレースタイルを体現するため、有馬選手は自分を見つめ直しました。これは、栃木時代にはなかったことです。

課題と向き合い、自分を変えるため懸命に取り組みました。ウエイトトレーニングや秋本真吾コーチとのスプリントトレーニングから、多くのことを吸収。いわきFCに入るまで本格的なフィジカルトレーニングの経験はありませんでしたが、必死でトレーニングに励んだことで、少しずつプレーを進化させていきます。

「筋トレをしっかりやって、体重も入団から4㎏ぐらい増えました。でもスピードはまったく落ちていません。むしろ、秋本さんのトレーニングのおかげで速くなりました」

第9節でスターティングメンバーに返り咲き、トータル8得点。初めてJ3で過ごしたシーズンは、順調に過ぎていきました。しかし、ここで苦難に見舞われます。シーズン終盤に、膝を負傷してしまったのです。

「9月下旬のホームゲーム、FC岐阜戦の後半のことでした。最初は単なる打撲だから、翌週の試合を欠場する程度で済むだろうと考えていました。今思うと、それがいけなかった。痛みが残っているのに無理をしてトレーニングしたら膝に血が溜まり、かばいながら走ったら別の箇所が痛み…という悪循環に陥ってしまったんです」

結局、2022年シーズン中の復帰はならず。チームはJ3で優勝してJ2昇格を果たしましたが、有馬選手は終盤の大事なゲームを欠場。優勝のかかった試合をただ見ているしかない状況は、とても悔しいものでした。有馬選手が優勝の立役者の一人であり、チームに欠かせない存在であるのは誰もが認めること。それだけに、本当に残念でした。

■パワーがついたことで、相手に立ち向かっていく気持ちが生まれた。

2023年シーズンが始まっても、負傷のリハビリは続きました。チームはJ2の舞台で苦戦。開幕から思うように勝ち星を積み上げることができません。特に、有馬選手を欠く攻撃陣は、なかなか思うように得点を奪えずにいました。

そして4月。第7節のファジアーノ岡山戦で待望の復帰。しかしその試合で、またしても大きな試練に襲われてしまいます。

「残り30分ぐらいの時に交代で入ったのですが。再び膝をやってしまったんです。後ろから押されるように倒れ、上手く受け身を取れなかった。箇所は同じ膝ですが、それまでとは別のケガでした。正直、キツかったですね。今まで感じたことのない痛みで、これはやばいと即座にわかりました。

反省しているのが、復帰をあせったことです。本当はもう少し先の復帰予定だったのですが、チームの状況があまりよくない中、早く戻ってチームの力になりたい一心で『出られる』と言ってしまった。

ケガ自体は試合中のアクシデントで仕方ないことですが、もう少し冷静に復帰を判断すべきでした。自分は何でも楽観的に考えるタイプ。たいていのことは仕方ないと割り切れるのですが、リハビリ中などに我に返り『ああ、本当にもったいないことをしたな』と、何度も悔やみました」

それでも折れることなく、リハビリを続けました。膝のケガが長引いた原因の一つが、下半身の筋力バランスの悪さ。右の股関節やお尻まわりの筋力が左と比べて低いことは、明確なテーマでした。有馬選手は再びリハビリを重ね、課題の克服に取り組んでいきます。

そしてこの8月、4カ月ぶりに戦列復帰。以降、6試合連続でスターティングメンバー入り。そこから第35節のザスパクサツ群馬戦の途中出場をはさみ、第36節のツエーゲン金沢戦にワントップで先発出場。多彩な役割をこなし、縦横無尽なプレーを見せました。

その後、第37節のFC町田ゼルビア戦前に負傷。2試合を欠場しましたが、第39節の清水エスパルス戦の終盤に交代出場。今年3度目の負傷復帰を果たしています。

シーズン終盤。たび重なるケガを乗り越えた有馬選手が、J2残留に向けて欠かせない存在であるのは間違いありません。

「今年のリハビリで、身体を張って前で収めるプレーへの自信が深まりました。体重がさらに2㎏ぐらい増え、今は78~79㎏ぐらい。強いDFと対峙しても、身体のぶつけ合いで負けずにボールをキープする自信があります。

それと、フィジカルと走力のベースが上がったことで、足元の技術がより生きてきた。でも、一番変わったのはメンタルですね。パワーがついたことで、相手に立ち向かっていく気持ちが強くなりました」

田村監督は大きな期待とともに、有馬選手についてこのように語ります。

田村「ケガをしたことで、コンディション作りの大切さを実感したと思います。今後も自分の身体としっかり向き合ってほしいですね。再び負傷をしないよう、どのように身体を整えていくのかを考え、トレーニングを積んでいってほしい。プレーのアベレージは高いので、今後ほしいのは決定的な武器。大事なところで決め切ることができれば、より怖い存在に成長できると思います」

今、ほしいのは今季初ゴールという明確な結果。「何でもできる選手」から「点の取れる選手」へ。課題はフィニッシュワーク。J2上位、そしてJ1のチームと戦うならば、ゴール前のチャンスはそれだけ少なくなります。それでも点を取れなくては、FWとしてやっていくことはできません。

いわきに来て、大きく成長した有馬選手。それにより、この先の世界が見えてきたのも確か。今後について、このように語ります。

「もちろん取れるだけ点を取りたい。そのためにもまず事なのは、ケガをしないこと。今は膝のことだけでなく、どこかが張っていたらすぐにトレーナーに相談してケアしてもらうなど、コンディションにとにかく気を使っています。

この上にはJ2、J1そして日本代表がある。そこを見すえてステップアップしたい気持ちはもちろんあります。でも今、将来の話はしたくない。チームの中で絶対的に信頼されているとは思っていないし、以前のように自分のしたいことに走ったら、途端に居場所はなくなることはわかっている。

大事なのは、自分の課題とチームで求められていることの両方に、しっかりと視点を置くこと。いわきに来て、その大切さに気づかされました。だから今は、目の前のやるべきことに集中します」

▼有馬幸太郎選手をもっとよく知る4つのQ&A
Q1:鹿島アントラーズですごいと思った選手は誰ですか?
A1:一番すごいと思ったのはレオ・シルバ選手です。パスの精度、ボールを運ぶ技術、運動量、すべてがすごい。守備でボールを奪って味方につなぎ、ボールを受けて運び、スルーパスを出し、と、すべての中心になって一人で動かしているように見えるんです。

Q2:いわきFCで仲よくしている選手は誰ですか?
A2:FW有田稜選手です。年齢は有田選手の方が1年上ですね。チームで活動している間はほぼ一緒にいますし、他愛もない話をすることも多いです。有田選手が昨年得点王に輝いた時はうれしかったし、頑張っている姿を見ると、自分ももっとやらなきゃと思います。いい影響を与えてもらっていますね。有田選手の他には、岩渕弘人選手や遠藤凌選手とよく会話します

Q3:プレーしやすい選手は誰ですか?
A3:こちらも有田稜選手です。お互い持ち味が異なりますが、今は特徴をつかんでいます。2人でスペースを作ったり崩したり、といったことが上手くできるようになってきました。有田選手は前へのパワーと走力があるストライカータイプ。自分はバランスを見て空いているポジションを埋めたり、自分がやや低めのポジションを取ることで有田選手が前でプレーできるように、といったことを意識しています。

Q4:オフの日はどんなことしていますか?
A4:昨年、いわきに来たタイミングでゴルフを始めたんです。もう少し頑張れば100を切れるかな…というレベルに行ったのですが。今年はあまりできていません。今は自宅でゆっくりすることが多いかな。

次回は、切れ味鋭いドリブルで相手守備を切り裂くMF永井颯太選手の登場です。お楽しみに!

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